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特集の解説
“絶対評価”で到達度基準はどう変わるか
千葉市立弥生小学校
根本正雄
改訂学習指導要領では基礎・基本の定着が大きなねらいになっている。
総合的な学習の展開とともに教科・領域の基礎・基本の大切さが強調されている。新学習指導要領における基礎・基本については次のように述べられている。
体育科(運動領域)の「基礎・基本」とは、学習指導要領に示された目標と内容の全体であり、具体的には以
下のように示すことができる。
教科の目標
学年段階の各領域ごとに示された内容
@技能(運動)の内容
A態度の内容
B学び方の内容(新たに整理統合して示した)
教科の目標では、心と体を一体としてとらえ、「運動に親しむ資質や能力の育成」「健康の保持増進」及び「体力の向上」の3つの具体的な目標が密接に関連していることを重視している。
そして評価観点も「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」で行なうようになっている。
そのためには、基礎・基本を確実に定着させるため、到達度評価を行なう必要がある。
それでは、どのように到達度評価を行なったらよいのであろうか。次のような手順が考えられる。
目標、内容の分析
到達度基準の設定
評価方法の工夫
評価をする
到達度評価を行なうためには目標、内容の分析が必要である。国立教育政策研究所から出された器械運動の目標、内容で考えてみる。学習指導要領の第5学年及び第6学年の「器械運動」の評価の観点の趣旨は、次のように示されている。
【学習指導要領の内容】
自己の能力に適した課題をもって次の運動を行ない、技に取り組んだり、その技ができるようにしたりする。
ア マット運動及び鉄棒運動について、新しい技に取り組んだり、その技を加えてそれらを繰り返したり、組み合わせたりすること。
イ 跳び箱運動について、安定した動作での支持跳び越しをすること。
互いに協力して運動をしたり、器械・器具の使用の仕方を工夫して安全に運動をしたりすることができるようにする。
自己の能力に適した技に取り組み、その技ができるようにするための課題の解決の仕方を工夫することができるようにする。
【「器械運動」の評価基準】
《運動への関心・意欲・態度》 器械運動の楽しさや喜びを求めて進んで取り組もうとする。また、互いに協力して運動をしたり、器械・器具の使い方を工夫して、安全に気を付けて運動をしたりしようとする。
《運動についての思考・判断》 自分の力に合った課題の解決を目指して、練習の仕方を工夫している。
《運動の技能》 マット運動、鉄棒運動、跳び箱運動の特性に応じた技能を身に付けている。
これらの基準をもとにして評価をしていく。そこで大切なのは評価方法である。評価方法としては次のような
ものが考えられる。
@教師の行動観察
Aノート分析
B自己評価
C相互評価
Dチェックリスト
本特集では、到達度評価を行なうに当たって、具体的にどんな目標、内容、評価基準、評価方法で行なったのかが紹介されている。実践を通して確かめてほしい。
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