- 特集 全員跳ばせる!跳び箱指導の法則18
- 特集の解説
- 全員跳ばせる!跳び箱指導の法則18
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- @らくらく安全!跳び箱の準備
- 跳び箱の準備は「一人一役」で―目指せ3分!
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- Aらくらく安全!跳び箱の後片付け
- 器具・用具の出し入れは、「時間の限定」「場所の限定」!
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- Bらくらく安全!跳び箱の移動
- 跳び箱の移動を効率よく、安全に行うシステムづくり
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- C跳び箱の準備運動バリエーション/逆さ感覚
- 開脚跳びにも逆さ感覚は必要である
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- D跳び箱の準備運動バリエーション/平衡感覚
- 跳び箱運動につながる基礎技能・基礎感覚作り
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- E跳び箱の準備運動バリエーション/高さ感覚
- 高さ感覚を、楽しみながら身に付ける
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- F向山型A式開脚跳び指導
- 大人だって跳べるようになる!30年、40年越しの成功体験
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- G向山型B式開脚跳び指導
- 失敗と疑問の解決が技能の獲得につながる
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- H向山型発展指導
- 跳び箱運動の全体の動きを指導する
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- I個別評定で、技を向上させる/開脚跳び
- 「たった一つ」の観点をスピーディーに評定する
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- J個別評定で、技を向上させる/抱え込み跳び
- 準備運動から主運動へ―スモールステップで組み立てる
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- K個別評定で、技を向上させる/台上前転
- はっきりとした基準とほめ・励ましで
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- L場作りの工夫でできるようにさせる/開脚跳び
- 全員が満足する開脚跳び場作り
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- M場作りの工夫でできるようにさせる/抱え込み跳び
- 抱え込み跳びは、まずは「うさぎ跳び」から!
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- N場作りの工夫でできるようにさせる/台上前転
- 「怖くない」と思わせる場作りを
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- O楽しい体育の仕組み方/ゲーム化
- 単調な練習をゲームにして楽しく練習
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- P楽しい体育の仕組み方/ペア跳び
- 個人差を吸収し、コミュニケーションが生まれる
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- Q楽しい体育の仕組み方/集団跳び
- 動きをそろえる楽しさ、組み合わせる楽しさ
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- ミニ特集 5月・すぐに授業ができる!今月の単元計画
- <低学年>スモールステップで達成感を味わわせるなわ跳び指導
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- <中学年>小型ハードル走で走る楽しさを!
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- <高学年>短距離走の指導は、向山実践をベースに色々なバリエーションで行おう!
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- ライブで体感!TOSS体育講座
- 運動についての思考・判断を育てる体育授業の提案
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- 〜第20回日本体育教育技術学会より〜
- レベルアップ これだけは押さえたい体育授業の基礎・基本
- 窓から見たヴェテラン女教師のハードル指導
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- マンガで見る楽しい体育指導 (第146回)
- TOSS体育直伝マンガ(初めてのタグラグビー)
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- いくつ知っていますか?遊具を使った運動遊び (第2回)
- 雲梯遊び編
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- 10分で分かる体育指導のコツ (第2回)
- 腕を支点とした体重移動を体感させる
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- すぐ役立つ体育授業のマネージメント (第2回)
- 空白時間をなくして、楽しい体育の授業にする!
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- 若手教員必見!教材・教具のユースウェア (第2回)
- 全員が楽しんでゲームできる「スーパー袋ボール」
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- このルールで全員が得点! ボールゲーム (第2回)
- 5人組シュートゲームで全員得点を達成する!
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- 組体操 成功への道のり (第2回)
- やってみたい組体操のイメージを描き、計画を立てる
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- 参観日オススメ授業アラカルト (第2回)
- 保護者参加型のドッジボールで盛り上げる
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- 子どもが運動好きになるニュースポーツ (第2回)
- 高学年の女子にも大人気!“ドッジボール系”ニュースポーツ
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- 最新情報を取り入れた保健の授業 (第2回)
- 心理学から考えて、1日1時間、夢に向かう時間をつくる
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- ライフスキルと健康教育 (第122回)
- 対人関係スキル―A君、B君の対話の問題点
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- 特別支援の体育指導、この手立てでできた! (第2回)
- 運動会練習の予定変更は、子どもにとって大変なことであることを伝える必要がある
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- 体育的行事の運営計画はこうやる (第2回)
- 行進を美しくするには、「競わせる」!
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- 実録「根本ワクワク体操教室」 (第2回)
- 全校児童の運動能力を伸ばすためには
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- TOSS体育ときめき情報 (第14回)
- 「春の体育TOSSデー」では?
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- 〜5月だ!マネジメントが効いてくる!〜
- 効果抜群!ファックスできる体育学習カード
- 低学年/跳び箱遊び
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- 〜書き込みなし・シールを貼るだけのシンプル学習カード〜
- 中学年/跳び箱運動
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- 〜台上前転―スモールステップで怖がらずに挑戦できる!〜
- 高学年/跳び箱運動
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- 〜開脚跳びができる子は、基礎感覚づくりで閉脚跳びまでできるようになる!〜
- 授業の腕を高める論文審査 (第241回)
- 分かち伝えられる論文を
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- 体育科における学力保障 (第110回)
- 十文字学園女子大学・山本悟氏 変身ロープリレーの指導
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- 読者のページ My Opinion
- 編集後記
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- TOSS体育ニュース (第124回)
- 5月号
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- 授業の腕を上げる体育クリニック (第14回)
- 1年間で子どもに身に付けさせたい運動A
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特集の解説 全員跳ばせる!跳び箱指導の法則18
TOSS体育授業研究会代表/根本 正雄
朝日新聞2011年12月8日の記事に、「体育の教え方、教えます」という記事が掲載された。
「子どもの体力向上には、まず先生の指導力向上から」ということで、小学校の教員採用予定者に体育の教え方を教える取り組みを始めたという内容である。
体育の指導についてアンケートをとると、「不安がある」と53%が答えたということだ。理由としては、「指導に自信がない」「運動が苦手」などが多かったということである。
体育指導に自信がないのは、教員採用予定者だけではない。現職の教員も同じである。ある研究会で、身近に体育で困っている先生にアンケートを取った。すると次のような結果になった。
@種目の特性が分からない
A目指すゴールが分からない。よい動きが分からない
Bどんな動きをさせたらいいか分からない
C単元の組み立て方が分からない
D1時間の流れが分からない
これを解決するには、@運動の特性が分かること、A指導の段階が分かること、B様々な具体的な動かし方が分かること、C一つの種目の流れが分かること、であろう。
現職の教師も体育の指導に悩んでいる。本特集では、そのような体育指導の苦手な教師が、安心して指導できる跳び箱の授業づくりが紹介されている。
1 らくらく安全!跳び箱の準備・後片付け・移動
2 跳び箱の準備運動バリエーション
3 向山型A式、B式開脚跳び指導、発展指導
4 個別評定で、技を向上させる
5 場作りの工夫でできるようにさせる
6 楽しい体育の仕組み方
「らくらく安全!跳び箱の準備・後片付け・移動」では、跳び箱の準備や後片付けについて、具体的な方法が示されている。
用具の準備に30分もかかるという報告を受けている。5分程度でできる内容が紹介されている。
「跳び箱の準備運動バリエーション」では、跳び箱運動につながる準備運動の種類、方法が示されている。
けがの防止はもちろんのこと、跳び箱運動に役立つ動きの紹介がされている。
「向山型A式、B式開脚跳び指導、発展指導」では、実際にどのように行うのか、指導のポイント、留意点が示されている。
「向山型A式、B式開脚跳び指導」によって、全国の子どもが1時間で全員跳べるようになったという報告がされている。実際に効果があるかを確かめてほしい。
「個別評定で、技を向上させる」では、とかく跳び箱指導では、高さに目が奪われがちである中で、高さではなく、安定した跳び方、安定した着地をする指導が紹介されている。
子どもの能力にあった高さで、安定した跳び方を指導していく。そのためには、高さを追求していくのではなく、踏み切り板を離していくようにする。
「場作りの工夫でできるようにさせる」では、教師がいちいち指示・説明するのではなく、多様な場作りをしておいて、子どもが自分の力に応じて選択できる場を設定することが大切である。
どんな場作りが効果的かが示されている。学級の実態に応じた場作りを工夫してほしい。
「楽しい体育の仕組み方」では、1人で跳ぶことも大事であるが、仲間と一緒に楽しく跳ぶことも必要である。仲間と一緒にできる楽しい体育の仕組み方が示してある。
1台の跳び箱を1人で跳ぶだけでなく、グループで、集団で、何台かの跳び箱を跳ぶ、集団跳び箱も指導してほしい。同じリズムで跳ぶ中で、スムーズな跳び方が習得できる。仲間づくりもできる。
本特集では、体育指導の苦手な教師でも、すぐに指導できる内容が示されている。本特集を活用して、楽しい跳び箱の授業をしてほしい。
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- 明治図書