- 特集 子どもの運動技能がアップする!体つくり運動の指導アラカルト
- 提言
- 体つくり運動を教材化し、子どもたちの体を耕せ!
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- さまざまな運動につながり子どもの運動技能を保障する「9つの基礎感覚」とは
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- 「基礎感覚」を育む!体つくり運動の指導アラカルト
- 腕支持感覚
- (1)手足走り
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- (2)手押し車
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- (3)あざらし
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- (4)うさぎ跳び
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- (5)よじのぼり逆立ち
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- 逆さ・つんのめりの感覚
- (6)ふとんほし
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- (7)地球回り
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- (8)こうもり
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- (9)おさるのターザン
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- 回転感覚
- (10)前回り
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- (11)前回り下り
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- (12)足ぬき回り
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- (13)後ろ回り
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- (14)逆上がり
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- (15)だるま回り
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- (16)後ろだるま回り
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- (17)のぼり棒逆上がり,前回り
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- 手足の協調
- (18)クモ歩き
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- (19)スキップ
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- (20)後ろ向き、横向きの運動
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- 体幹のしめ
- (21)おんぶ
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- (22)つばめ
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- (23)だんごむし
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- (24)のぼり棒
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- 脱力感覚
- (25)こうもり
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- (26)ぶたの丸焼き
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- 振動感覚
- (27)ふとんほしブランコ
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- (28)ゆりかご
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- (29)ターザン
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- (30)こうもりふり
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- 投げる・捕る
- (31)かべぶつけ
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- (32)キャッチボール
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- (33)はしごドッジボール
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- 力いっぱい走る
- (34)50m入れかえ戦
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- とってもビジュアル!体育授業写真館 (第36回)
- 手軽で簡単!体つくり運動のアイデア
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- 〜5年生/体つくり運動〜
- すぐに授業ができる!今月の単元計画 (第33回)
- 低学年/ボール・ゲーム
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- 〜コンビネーションプレーでとく点ゲット! サークルシュートゲーム〜
- 中学年/ボール・ゲーム
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- 〜ラインポートボール〜
- 高学年/ボール・ゲーム
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- 〜練習の成果を見せよう!チームプレーでゴールをねらえ!! ゴールドッヂ〜
- 効果抜群!コピーしてすぐに使える体育学習カード (第36回)
- 低学年/ゲーム
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- 〜ゴールをねらって[ボールゲーム]〜
- 中学年/ゲーム
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- 〜フリーマンサッカー![ゴール型ゲーム「サッカー」]〜
- 高学年/保健(6年生)
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- 〜病気を防ごう![病気の予防]〜
- これからの体育授業づくりで求められること (第27回)
- 体育学習における「課題解決」学習
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- 【徹底研究】組み合わせ単元でつくる!子どもを伸ばす!体育授業 (第12回)
- [今月の単元]ひょうたんとび+高さころがり(中学年)
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- 〜組み合わせ取り組みやすさ★★☆〜
- 体育と特別支援教育 発達障害のある子とつくる体育授業―指導と支援― (第6回)
- インクルーシブ体育の可能性と課題
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- 〜通常学級で障害のある子どもを「とりこぼさない」学校力〜
- 学習指導要領改訂期の授業づくり (第12回)
- ボール・ゲーム 高学年「思考力・判断力・表現力等」を育む授業づくり
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- ペア・グループ学習を中心に対話的な学びを大切にした授業づくり (第12回)
- 「マット・幅跳び遊び」における児童の対話的な学び
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- 運動したくてたまらなくなる! 体育教材アイデア (第12回)
- [領域]ゲーム [対象]低学年/ダブルコート・シュートゲーム
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- 〜攻防分離型ゲームで役割分担を明確にして作戦を立てる〜
- [領域]ゲーム [対象]中学年/バンブーダンス
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- 〜リズミカルに動きながら調整力を身に付ける〜
- とっておきの授業づくり (第12回)
- <今月のとっておき>表現運動:高学年/体を思いっきり動かして人間関係作りを成功させる
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- クラスの絆を深める! なわとび指導 (第6回)
- ≪短なわの基礎基本≫なかよしなわとび
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- 〜2人組のいろいろな跳び方〜
- 体育主任の仕事術 (第12回)
- 来春4月・すぐに使える仕事術!
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- 〜3月は感謝と見通しを忘れずに〜
- 授業の腕を上げる! ちょこっとテクニック (第12回)
- [テクニックをチェック]指導・評価しやすい「はしご・入替方式のゲーム」
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- 編集後記
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編集後記
学習指導要領に示される体育科の目標は「 ―前略― 生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てるとともに健康の保持増進と体力の向上を図り,楽しく明るい生活を営む態度を育てる」です。生涯スポーツを実践できる国民の育成を目標としていると言えるでしょう。新学習指導要領でもこの主旨に大きな変化はありません。
これを目標としたときの小学校体育の役割は何か,それは,「動ける体づくり」に他なりません。神経系の発達が顕著なゴールデンエイジの子どもたちを預かる小学校がこれを主眼に授業づくりをしなければ,運動好きで巧みに動ける国民を育てることはできません。学習指導要領改訂の度,注目されるキーワードが出ますが,体育授業として最も大切にしなければいけない不易を軽んじることがあってはいけないと考えます。
そのためには,今回特集する「体つくり運動」領域においても,各種運動に必要な基礎感覚づくりを進めることが肝要です。
子どもにとっては,どの領域の運動かということに意味はありません。全領域を通じて,動ける体づくりを進める授業が広がることを願っています。本誌,本号がその一助になれば幸いです。
(編集部)
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- 明治図書