- 特集 困り感を解消!資質・能力を高めるゲーム・ボール運動の指導テク
- 【提言】みんな楽しい?を疑おう!
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- 特集目次
- 資質・能力を高めるゲーム・ボール運動 授業づくりのポイント
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- 子どもの困り感に対応!3つの資質・能力を高めるゲーム・ボール運動の授業づくり
- 低学年/的当てゲーム
- なかなか的にボールが当たらない
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- 低学年/マシュマロボール
- ボールをキャッチすることができない
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- 低学年/攻めがボールを打つゲーム
- 規則が難しくてゲームを楽しめない
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- 低学年/鬼遊び(宝取り鬼)
- 鬼につかまってしまい,なかなか宝が取れない
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- 中学年/ゴール型ゲーム(ラインサッカー)
- 守りにボールを取られてしまう
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- 中学年/ゴール型ゲーム(フラッグフットボール)
- チームの作戦がうまくいかない
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- 中学年/ベースボール型ゲーム
- 遠くへボールを打つことができない
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- 高学年(第5学年)/ゴール型ゲーム(ハンドボール)
- 味方同士でなかなかパスがつながらない
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- 高学年/ネット型ゲーム(キャッチバレー)
- 相手コートへうまく返球できない
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- 高学年/ベースボール型ゲーム
- ねらったところへボールが打てない
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- 第2特集 子どもの学びをしっかり見取る! 評価の知識&スキル
- 指導と評価の一体化を実現!評価の心得3か条
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- よくある疑問を一気に解決!評価にまつわるQ&A
- 「内容のまとまりごとの評価規準」って?
- 学習指導要領に示された内容の項目等を踏まえて「何を評価するのか?」という判断の根拠となるものです。
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- 観点別学習評価(ABC)はどうやって設定するの?
- 評価規準(何を評価するのか?)に基づいて,それがどの程度達成されているかを判断できるよう設定していきます。
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- 体育で「思考・判断」はどのように見取ればいいの?
- 発問の工夫をしながら,授業時の観察,学習カード,個人やグループへの聞き取りなどでの方法で見取ります。
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- 体つくり運動の指導内容は「知識及び運動」なのに,評価規準はなぜ「知識・技能」なの?
- 指導内容には特定の技能が示されておらず,評価規準は,評価観点が全ての校種及び教科で共通だからです。
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- 運動が苦手な子どもをどう評価すればよい?
- 3つの資質・能力がバランスよく育まれているのか?の目で「できる」「できない」をチェック!そして勝負のアプローチ!!
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- 評価に活用できる学習カードのつくり方は?
- 評価したいことをシンプルに! これからは学習カードも“デジタル化”!!
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- 評定につなげる! 日頃からやっておきたいアレコレ
- 教師の見取り
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- 子ども同士の見取り
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- 技能の評価方法
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- 学習カード・体育ノートの活用
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- 評価における効果的なICT活用術
- AR作戦ボード「プチリアル野球盤」
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- とってもビジュアル!体育授業写真館 (第88回)
- 簡単!便利な「入れかえ戦」
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- ゲーム中心の指導でつくるボール運動系の授業づくり
- 効果的なウォーミングアップのススメ
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- 教師の願いと子どもの願いをダブルでかなえる! 絶対成功の体育学習カード (第52回)
- 低学年/器械運動 マットを使った運動遊び
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- 〜カッコイイ!どうぶつにへんしんだ!〜
- 中学年/器械運動 マット運動
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- 〜「側方倒立回転」足でえがこう大きなにじを!〜
- 高学年/器械運動 マット運動
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- 〜「ここだ!」を見つけダイナミックにレベルアップ!〜
- 学習指導要領を実現! 主体的・対話的で深い学びの体育授業づくり (第52回)
- 自ら学ぶ「〜したい」を大切にした体育の授業
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- 小学校体育で育むべき「基礎感覚・技能」はこれだ! (第4回)
- 「逆さ感覚」C
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- 〜基礎感覚・技能:逆さ感覚 教材:かべ逆立ち(発展),大の字回り,そくてん〜
- メンドウな機器管理までサクッとわかる! 本気で取り組む体育授業ICT活用術 (第16回)
- 「マイスタート マイゴール」を評価する跳び箱運動!(第6学年)
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- 線1本で今すぐできる!動きづくり&ケガ防止におすすめ ライントレーニング動画付き講座 (第4回)
- 打つ動き,打ち返す動きにつながるライントレーニング
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- 運動が苦手な子も一気に巻き込む体育授業マネジメント術 (第4回)
- みんなで楽しむ・のびる長なわ跳びのコツ
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- 〜今月の教材「感覚技術を高める長なわとび運動(大波・小波〜0の字とび)」〜
- 子どもの学びを逃さない!体育指導リカバリー技術 (第4回)
- 水泳運動系 浮く・進むの指導の鉄則
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- インクルーシブ教育時代に対応する! 通常学級における特別な配慮が必要な子どもたちへの体育指導アドバイス (第4回)
- 楽しい!全員シュート!7月 ゴール型ゲームの授業づくりのポイント
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- 体育専科が伝授!授業成功のための指導技術 (第4回)
- 体育の学習が楽しくなる3つのコツ
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- クラスの絆がグッと深まる! なわとび指導「きずなわ」 (第16回)
- 3年生のきずなわ
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- 編集後記
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編集後記
2020年度より全面実施となった現行の学習指導要領も3年目に入りました。予測困難な社会の変化に対応していくための資質・能力を育成するために,体育科においても目標や内容が見直され,「知識」に関する内容が明示されたり,従来の「思考・判断」に表現力が加えられたり,共生社会の実現に向けた内容が「学びに向かう力,人間性等」に加えられたりしました。この実現に向けて,全国でさまざまな体育の授業が実践されていますが,先生方の授業づくりの悩みとして,「子どもたちの困り感にどのように対応すればいいか?」ということをしばしば耳にすることがありました。授業は「生き物」とも言われますので,指導計画どおりに進まないことはよくあることだと思います。しかし,指導経験の少ない若い先生方や体育の授業を苦手と感じている先生方にとっては,ある運動(遊び)を指導する際に,子どもたちの困り感としてどのようなものが想定されるのか? また,それに対して事前に準備できること(教材や教具など)は何か? などについて情報を得ることは,今後,体育の授業に臨む上で,大きな自信になるのではないかと思います。
ご一読いただき,是非,子どもたちの資質・能力の育む体育の授業づくりに生かしていただければ幸いです。
/吉永 武史
課題をつかむための指導も勉強になりました。