- 特集 できる子と苦手な子 体育授業の二極化対策
- 【提言】子どもたちが楽しいと思える体育授業を
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- なぜ体育では二極化問題が起きやすいの?原因を徹底解説
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- これってアリ?にズバッと解説!やりがちだけど本当にいいの?
- 「順位をつけない」はアリ?/「同じレベルの子でグループをつくる」はアリ?
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- 「できる子だけ別の課題を与える」はアリ?/「できる子はいつも教える役」はアリ?
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- 「苦手な子のレベルに合わせる」はアリ?/「苦手な子はできなくても頑張ればOK」はアリ?
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- できない・つならない理由はイロイロ 子どもの心理別モチベーションアップ術
- 怖くてできない/恥ずかしくてできない/他
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- どうせ勝てないからやりたくない/迷惑をかけるからやりたくない/他
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- できる子も苦手な子も充実の授業をつくる!領域別ダブルアプローチ 指導&教材アイデア
- 体つくり運動系
- できる子へのアプローチ 苦手な子へのアプローチ
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- 器械運動「鉄棒」
- できる子へのアプローチ 苦手な子へのアプローチ
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- 器械運動「マット」
- できる子へのアプローチ 苦手な子へのアプローチ
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- 陸上運動「走り幅跳び」
- できる子へのアプローチ 苦手な子へのアプローチ
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- 走・跳の運動「かけっこ」
- できる子へのアプローチ 苦手な子へのアプローチ
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- 水泳運動
- できる子へのアプローチ 苦手な子へのアプローチ
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- ボール運動「ゴール型ゲーム」
- できる子へのアプローチ 苦手な子へのアプローチ
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- ボール運動「スパイゲーム(低学年)」
- できる子へのアプローチ 苦手な子へのアプローチ
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- 表現運動系
- できる子へのアプローチ 苦手な子へのアプローチ
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- そもそも「苦手な子」をつくらない!運動が好きになるルール・ねらい・関わり合い
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- 男女共学時代 中学校保健体育へつなげる指導の配慮とポイント
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- とってもビジュアル!体育授業写真館 (第101回)
- 「自分の課題」をエンジンに! 心が動き出す!跳び箱学習!
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- 学習指導要領でつくる! 今月の単元計画 (第62回)
- 低学年/跳び箱を使った運動遊び
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- 〜跳び箱修行で跳び箱忍者になろう〜
- 中学年/跳び箱運動
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- 〜学び方を選ぼう!跳び箱運動〜
- 高学年/跳び箱運動
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- 〜創れ!秦っ子跳び箱運動秘伝の書!〜
- 教師の願いと子どもの願いをダブルでかなえる! 絶対成功の体育学習カード (第65回)
- 低学年/跳の運動遊び
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- 〜ジャングルからだっしゅつだ!〜
- 中学年/走・跳の運動「高跳び」
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- 〜ハイジャンプ 高跳び!〜
- 高学年/走り高跳び
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- 〜チームで協力!全力ジャンプ!〜
- 学習指導要領を実現! 主体的・対話的で深い学びの体育授業づくり (第65回)
- 通常学級での実践を支援学級で実践
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- 小学校体育で育むべき「基礎感覚・技能」はこれだ! (第17回)
- 「手足の協調」
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- 〜基礎感覚・技能:手足の協調 教材:くも歩き,スキップ〜
- 体育×ICT レベルアップ活用術 (第5回)
- LMSで手軽に「eポートフォリオ」?!
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- 子どもの問いをグングン引き出す!目からウロコの教材開発 (第5回)
- 段ボール箱活用の教材
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- 〜「シュートゲーム」「スラロームリレー」「段ボール幅跳び」〜
- 運動が苦手な子も一気に巻き込む体育授業マネジメント術 (第17回)
- みんなで楽しむ・のびるリレーのコツ
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- 〜今月の教材「全員夢中になるリレー(サークルリレーI,II)」〜
- 子どもを授業にグッと引き込む!超オモシロ導入ネタ (第5回)
- 器械運動系@〜「回転力」をつくる導入アイデア〜
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- 〜仰向けに寝て,手を使わずにさっと立てるかな?〜
- 図解でわかる!体育授業の必須スキル (第5回)
- 授業の目標,ねらい,めあてって同じ意味ですか?/本時の目標である「めあて」を立てるために必要なスキルは?
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- 体育授業の悩みを解決!オンライン相談窓口 (第11回)
- 体育授業では,学習カードをどのように活用すればいいの?
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- クラスの絆がグッと深まる! なわとび指導「きずなわ」 (第29回)
- ココロ,オドル演技作り!part2
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- 編集後記
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編集後記
本号の特集は,現場の先生方の声から出されたテーマです。苦手な子に楽しく動いてもらいたいという思いが強すぎると,できる子から「本物の○○がしたい」と言われてしまいます。逆に,できる子が楽しいと思う運動にすると,苦手な子は動くことができず楽しくなさそうにしているのが気になります。どちらに合わせて授業をつくればいいのか,そんなジレンマで悩まれている先生も多いと思います。体育授業における子どもの二極化は,多くの先生方が困っています。
一方,子どもの立場からしても,配慮のない授業の場合,運動が苦手な子はなかなかできるようにならず,体育授業が楽しくありません。極力目立たないように,まわりの子に迷惑にならないように行動します。また,苦手な子に合わせた授業の場合,運動ができる子はすぐに飽きてしまったり精一杯運動することができなかったりして楽しくありません。
ますます拡大傾向にある体育授業の二極化は,教師にとっても子どもにとっても非常に困った問題です。今号は,そのような困り感と正面から向き合い,授業でどのように考えていくとよいのか,どのような対策をするとよいのかを執筆していただきました。どの子も笑顔の体育授業にするための参考となれば幸いです。
/清水 由
体育は子供達が誤魔化せないからこそダブルアプローチはとても有効だと思った。