- 特集 「学びの習慣化」を図る決め手
- 提言・「学びの習慣化」―どこに留意するか
- 戸惑いよりも工夫して
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- 「山」を見せておく
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- 児童の学習観を変える学びの習慣化
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- 授業展開の工夫
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- 「学びの習慣化」の基礎・基本
- ノートをきちんと書ける子
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- 自分の意見をはっきり言える子
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- 話をきちんと聞ける子
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- 忘れ物をしない子
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- 自習がきちんとできる子
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- 「学びの習慣」が身につかない子どもへの援助
- 「課題を持つ」ということを教える
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- 「学びのための耐性」の必要性を教える
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- 知的好奇心を刺激する
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- 聞く力・話す力を育てる
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- 読書力を育てる
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- 自分を表す力・自信の持たせ方
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- こうすれば「学びの習慣」が身につく
- 良質の学習システムと我流を廃した教え方がポイント
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- 「授業のメタ認知活動」を設定する
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- 何回も何回も何回も声がけする
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- 教科別「学びの習慣」を身につける手立て
- 国語科学習で「学びの習慣化」を図るヒント
- 教師自身が悪い習慣を自覚しよう
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- 達成感のある楽しい学習は習慣化する
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- 社会科学習で「学びの習慣化」を図るヒント
- 「はてな?」見つける感覚を育てる
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- 向山式歴史学習法で「学び習慣」をつける
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- 算数・数学科学習で「学びの習慣化」を図るヒント
- 向山型算数で指導すれば、学びの習慣化も図れる
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- 視覚化して意識させる
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- 理科学習で「学びの習慣化」を図るヒント
- 自由試行で記録の習慣化を図る
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- 授業に「裏文化」を持ち込む
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- 家庭での「学びの習慣化」を図るアドバイス
- はてな?で授業を終え、「学習方法」を教えてあげる
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- 勉強のシステムを指導する
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- 【特別原稿】学びの共同体づくりで学級文化を拓く―裏文化を見直す
- 自分を鏡にして、生徒の「私」領域を考える
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- 小特集1 思い出に残るイベントを開く
- 思い出に残るイベントとは―その計画と準備
- 全員が関われるイベントにしよう
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- 楽しみは、努力からの贈り物
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- 思い出に残るイベントのアイデア(低学年)
- えんぴつ祭りをしよう
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- 手作り五色百人一首で思い出作り
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- 思い出に残るイベントのアイデア(中学年)
- チャレランと「達成パーティー」
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- 学級の向上がイベントを成功に導く
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- 思い出に残るイベントのアイデア(高学年)
- 六年生、人の役に立つことの喜びを
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- ぼくらの「ロミオ」、わたしらの「ジュリエット」
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- 思い出に残るイベントのアイデア(中学校)
- 何よりも盛り上げること
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- 生徒もお年寄も癒される音楽ボランティア
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- 小特集2 一年間の「学習のまとめ」―自己評価のすすめ
- 「学習表」を効果的に使おう
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- 成長、課題が分かる自己評価を
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- 好きなこと・できたことが一つでもあればよい
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- 4月→3月 自分の変身&成長
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- 学習履歴書を作ろう
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- 「がんばる」についての話(中学校の学活で)
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- 小特集3 学びの「ネットワーク」づくり―インターネットの可能性
- 新しい学びを提供するTOSSランド
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- 二つのシステムで学びの共同体をつくる
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- TOSSランドの子どもサイトは「学びのネットワークづくり」の具現化である
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- 教室環境改善のアイデア
- ことばの教室
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- 子どもを励ます言葉
- がんばったね
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- 子どもを感動させた父の一言・母の一言 (第11回)
- 若いときの苦労は買ってでもしろ
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- 討論が出来る学級を創る (第11回)
- 仮想「討論の授業」『ガオーッ』(3)
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- 〜全体をまとめて変化を知る〜
- 学級集団としてのまとめ方 (第11回)
- 学びが生まれる学級集団の育成
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- 学級教育の改革―どこから手をつけるか (第11回)
- 小中一貫教育の可能性を探る その2
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- 〜小中学生の学校「段差」から〜
- 編集後記
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編集後記
〇…『こうすれば学習習慣が身につく』という著書の中で、編者の大谷和明氏は次のように解説しています。「学習習慣が身についていない学級では、監督する者がいなければ、集団というより群れに近い状態を呈する。
私語をする者、仲良し同士で遊び始める者、一人で勝手気ままなことをする者、ちょっかいを出し、からかう者などが闊歩する状態になる」と。
〇…大谷氏によれば、「学級内に学習のルールが確立している」学級では、リーダーの指示に従っていつも通りに落ちついて時間を送ることが出来る、と説明しています。しかし「学びの習慣化」はなかなか難しい課題です。特に高学年になってからの「学びの習慣化」は容易ではありません。ではどうするか。
共同研究を成果としてまとめた星野裕二氏は、学習の行動方法として次の三点を挙げています。
〇…第一は、学習態度の習慣づけ。家で一日一回は机に向かって勉強する。姿勢を良くする。授業が始まったらすぐ席に着く。友だちの発表を良く聞く。きちんと挙手する。教師の話をきちんと聞く等。第二は、学習技能の習慣づけ。ノートや教科書を開く、ノートに日付を書き入れる。計算の時は定規を使って線を引く。辞書に当たる、百科事典を使いこなす。パソコンで検索する等。第三は、学習内容の定着を図る習慣づけ。新出漢字を覚える。計算練習をする等。
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- 明治図書