- 特集 「この授業」で最後の思い出づくり
- 私の提案・学年末はこのテーマを取り上げたい
- 人生の持時間を考える
- /
- 「生きる」ことの喜びにつながるものを
- /
- 教師の原体験を熱く語れ
- /
- 恩寵的試練─長く心に残る言葉を─
- /
- 「私たちの星」に思いをよせる
- /
- 人の喜びを自分の喜びにできる生き方
- /
- 食育「おいしいを決めるものは何か」
- /
- 思い出づくりの「この授業」を演出する
- 低学年の思い出づくりの演出
- 子どもも保護者も成長を感じる授業
- /
- 中学年の思い出づくりの演出
- 多忙時にもできる準備と演出で心に残る思い出づくり
- /
- 高学年の思い出づくりの演出
- 日々の授業で「学力」を付けることが最高の「思い出づくり」となる
- /
- 中学生のの思い出づくりの演出
- 三つのキーワードで演出する
- /
- 「この授業」で最後の思い出づくり―低学年
- 「漢字文化」の成り立ち授業で、知的な思い出づくり!
- /
- 一つの「技」は、百回繰り返せば本物になる
- /
- 漢字・暗唱・百人一首で決まり!
- /
- 「この授業」で最後の思い出づくり―中学年
- 笑う門には福来る! ユーモアで思い出づくり
- /
- やっぱり「五色百人一首」大会!
- /
- ボランティアの授業で学んだことは、子どもの心に生き続ける
- /
- 「この授業」で最後の思い出づくり─卒業に向けて布石を打つ
- 卒業前の子ども達に向山式主題指導で詩「あこがれ」を授業する!
- /
- 「我以外皆師」の学び
- /
- 卒業期に夢を持たせる「いっこく堂」さんから学ぶ
- /
- 「夢」を伝える授業で布石を打つ
- /
- 英詩でラブレターに挑戦!
- /
- 「メタルカラーの時代」で目的を持たせる
- /
- 「この授業」で最後の思い出づくり―中学校
- 良い遺伝子のスイッチがONになる生き方
- /
- あえて厳しさを伝えて中学三年生へと送り出す
- /
- ずうっと、ずっと、大好きだよ
- /
- 小特集 発表会形式で「学習の成果」を報告し合う─一年間のまとめ
- パワーポイントで一年間の学習のまとめ
- /
- 成長が自覚できる内容と形式を
- /
- いつでも報告し合えるシステム『さわやか児童集会』
- /
- 詩文の暗唱発表会をする
- /
- 成長を喜び合う体育の学習発表会
- /
- 連続特集 基礎学力の保障に挑む
- 「おらが町の基礎学力」向上に挑む
- /
- TOSSのシステムが基礎学力を保障する
- /
- 「たしざん道場」でたしざんの力を高めよう
- /
- 生き生き学級活動
- 男女 仲よく! できることは 自分たちで!
- /
- 心を育てる言葉かけ
- 言葉は感性のバロメーター
- /
- サークル自慢 (第11回)
- サークルで夢は叶う
- /
- 87のお江戸で楽しく修業
- /
- 担任の子どもの「実力」を見抜く法 (第11回)
- 子どもの実力は、絶対評価でわかる
- /
- 授業につまずいている子への助言 (第11回)
- 学校ぐるみでの漢字への取り組みを目指して
- /
- 「家庭教育」を学校でどう問うか (第11回)
- 敬神崇祖の心を育む─日々を安心して送るために
- /
- 続・子どもウオッチングの技術 (第11回)
- 食欲と食事の食べ方ウオッチング
- /
- パフォーマンス・トレーニング (第11回)
- 相手をいい気持ちにするのがパフォーマンス
- /
- 編集後記
- /
編集後記
〇…一年間の思い出づくりとして、子どもにとっても教師にとっても、かけがえのない一年間の思い出をどうまとめるか、という場合、よく「文集づくり」が取り上げられます。学級の一年間のドラマを記録としてどう残すかという実践は、これまでも多く見られたことです。もちろん「子どもの心に残る文集づくり」も大事なことです。
〇…教師は学級担任として一年間のドラマの脚本を書き、演出をします。その結果の文集が多くの子どもたちの人生にどうかかわるのでしょうか。ここでは発想を思い切って変え、「この授業」で思い出を残す、という方法を提案したいと思います。
〇…有田和正氏は『追究の鬼を育てる学級づくり』という著書の中で、次のように提言されています。「二月は逃げ、三月は去る」といわれるように、行事に追われてあっという間に過ぎてしまう。二月中に内容は終えて、三月にまとめをするのが理想だが、現実はそうはいかない。せめて、この学年も充実していたが、次の学年は、もっと楽しいことがありそうだ、という気にさせることだ、と。
〇…そのためにも「思い出に残る最後の授業」の演出を取り上げたい。進級する子どもたちへの「別れのメッセージ」になるような「この授業」、卒業していく子どもたちを励ます「この授業」。それぞれの「最後の授業」の構想をお持ちではないでしょうか。
〇…担任が変わると子どもが変わるとよく言われています。確かに体育の得意な男子教師が担任となり、体育が好きになりよく遊ぶようになったという例もあります。では、「いろいろな授業が楽しくなった」という事例はどうでしょうか。本号は、「この授業」で最後の思い出づくりを、という呼びかける特集です。
(江部 満)
-
- 明治図書