- 特集 保護者を味方にする学級づくり
- 提言・保護者に信頼される教師とは
- 保護者に子どもを五ほめて一助言
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- 誠とは言うを成す。実践!
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- 子どもから信頼されているかが問われる
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- 当たり前のことをしてくれる教師
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- 子どもから学べる教師になろう
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- ネットワークで支える学級づくり―保護者会・学級通信・行事の見直し―
- 良い情報を発信し、感謝を伝える
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- 事務的なやり取りに「温もり」を入れる
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- 学級通信で子どものよさを伝え、保護者の信頼を得る
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- 保護者の「悩み」に答える心構え
- 登校拒否の子を抱える親
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- 学習不振の子を抱える親
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- いじめっ子と言われている子の親
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- 非行に走る子の親
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- 身体の弱い子の親
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- 個別面談で注意したいこと
- 保護者が来てよかったと思える面談を
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- 時間を守り、笑顔で送る個別面談
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- 時間厳守と資料提示
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- 参観日の授業で保護者と交流したいこと
- 静かで落ち着いた授業参観か知的で楽しい授業参観で交流する
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- 子どもたちと学びの共有を
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- 花の詩画で交流する
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- 保護者と一緒に「体験」できる時間を組み込む
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- 保護者も授業に参加してもらう
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- 困った保護者への対応
- 教師自身が「困った保護者」を作り出してはいないか?
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- するべきこととできないことを分けて考えよ
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- いじめへの対処「スピード・組織・継続」で再び親の信頼を勝ち取る
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- 楽しいクラスをみんなで創る (第7回)
- めりはりのある学級経営で楽しいクラスを創る
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- 心を育てる言葉かけ
- 生徒の心と共に教師を育てる
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- 「考える力」はこうして育てる (第7回)
- 低学年の場合/考える力は、教師の授業力にかかっている
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- 中学年の場合/教師の揺さぶりで、教材を深く検討させる
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- 高学年の場合/選択肢だけで正答は選べるか
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- 中学生の場合/子どもの考えに合わせて「考える力を伸ばす」討論の授業へ
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- 子どもに「モラル」を育てる (第7回)
- 弱いものいじめをしない子にしよう
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- 集団活動を通して子どもの心をつなぐ (第7回)
- 形式的な子どものつなげ方を排す
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- 特別支援教育の担任となって (第7回)
- 10月 様々な「秋」に挑戦する
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- グレーゾーンの子を救う効果的な学習指導の方法 (第7回)
- 聞くこと読むことの指導
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- 編集後記
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編集後記
○…当面する教育課題として「生きる力」をどう育てるかが注目されています。「生きる力」は「自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力である。また、自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性である」(文科省資料)と述べられています。
○…学級は子供たちが学校での学習や生活をする上での単位集団であるだけに、今日の学級に起こっている諸問題の解決のために学級での一人ひとりの居場所をつくるための努力が求められています。そのためにも子供と子供の信頼関係や協力関係を作る必要があるわけです。つまりは質の高い学習集団の育成を図ることが求められているわけです。
○…そのためには、保護者の理解と協力をどう得るかの工夫が求められることになります。「敵に回すとうるさい保護者だが味方になると強力な支援者になる」と言われています。オープンな学級づくりを進め、保護者を味方につける方法を考えてみたいとするのが本号のねらいです。
○…子供の教育に直接かかわるのが学校と家庭です。子供を中心にして教師と保護者が連携を密にしてこそ教育の効果が上がるとまで言われています。そのためにこそ学級の教育方針を保護者に伝え、教育内容や教育方法を具体的にわかりやすく伝えていく必要がありそうです。学級通信で授業の計画や実践を伝えたり、保護者が授業に興味を示すよう授業の結果、成果を伝えたりすることも必要になるでしょう。
○…保護者との上手なつきあい方が学級担任の悩みに答える近道かもしれません。
(江部 満)
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- 明治図書