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目次
- 特集 子どもの「やる気」を引き出す学級を創る
- 提言・子どもの「やる気」を引き出す言葉かけ
- やる気が生まれる心のメカニズム
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- よくかんばるね―認めて励まそう―
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- 「楽しさ」と「期待感」
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- 価値づける言葉かけの多彩なレパートリーを
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- こんな子どもにどう対応するか
- きまりを守らない子、怠ける子―「叱る三原則」を厳正に断行し、叱る時は、集団を味方につけて闘う
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- 協調できない子、責任を感じない子―行為を分析し、原因を追究する。そこから、対応は始まる
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- 勉強が好きになれない子
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- 授業中の態度が気になる子
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- 集団生活になじめない子
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- この一言で「やる気」を引き出す―小学校下学年
- 学芸会の劇指導／「行動科学」の手法で「やる気」を引き出そう！
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- 失敗しない人なんかいないから
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- この一言で「やる気」を引き出す―小学校上学年
- 子どもの頭に訴える、子どもの心を刺激する
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- 評価できる場面を作ってほめていこう
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- この一言で「やる気」を引き出す―中学校
- 自分の《弱い心》に勝った先に、本物の成長がある
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- まず手本を示すこと。具体的な指示を出し、見つけてでもほめること
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- 「やる気」を引き出す集団への対応
- 観光立国教育で知的学級集団づくりを仕掛ける
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- この「日記指導」で学級集団に「やる気」を引き出す！
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- 「集団」でしかできない体験の充実を
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- 楽しいクラスをみんなで創る (第1回)
- 集団の力で「愛される」子になろう！
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- 心を育てる言葉かけ
- 「いいね」「いいねえ」
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- 学級づくりへの挑戦 (第1回)
- 小学校／学級の荒れに立ち向かうためには戦略と戦術がいる
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- 中学校／生徒は、様々な姿で、教師に問題を教えてくれている
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- 小学校の道徳授業をどう変えるか (第1回)
- 指導内容と指導方法のマトリックスで授業を創る
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- 中学校の道徳授業をどう変えるか (第1回)
- 我が国はすばらしい国である
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- 子どもの対人関係能力を高める (第1回)
- ほめることは、難しくないですか
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- 学級経営をめぐる最新課題 (第1回)
- いま、学級経営に求められるもの
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- 編集後記
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編集後記
○…内外の諸調査によれば我が国の子どもたちは上学年にいくほど「学習意欲」が低下していると伝えられています。『文部科学白書』でも、学習指導要領の基本的な考え方として上げられた七項目の第六番目に「学習意欲」の向上が上げられています。これまでにも多くの教師が子どもの学習意欲を高めようとして、「ほめる」「励ます」指導が多いとの指摘があります。にもかかわらず必ずしも成功していないとの疑問が出されています。
○…これらに対して長瀬荘一氏（神戸女子短大）は、子どもの「やる気」が生まれる授業の構造には「目標の明確性」があると提言されていました。「一時間の授業や単元において、学習目標が明確であることは、子どもが学習意欲を持つために必要な前提である。子どもに提示した学習目標は、教師の側から言えば指導の目標である」と強調されていました。さらに指導場面での目標が意欲につながるためには、目標の明確性、魅力性、達成可能性、そして子どもにとっての選択性が大切になると、主張されています。
○…そのために「ほめる」言葉を強調されているのが齋藤勉氏（新潟大）です。「ほめる」言葉かけは、技術であるので、教員の習熟が必要であるとし、生活場面よりも学習場面での習熟が求められるとしています。
○…最近の授業不成立は「学級の集団的な学習への飽き」があるのではないかとする指摘があります。「おとなしく座って聞く」という伝統的なルールが破綻したというわけです。だからこそ「やる気が育つ学習集団を創りたい」とする現場からの声も強く出されています。本号は子どもの「やる気」を引き出すためにこんなやり方をしたいとする多くの提案を集める特集です。
（江部 満）
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明治図書
