女教師ツーウェイ 2003年5月号
新年度学級開き―集団を動かすシステムづくり

N018

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女教師ツーウェイ 2003年4・5月号新年度学級開き―集団を動かすシステムづくり

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2003年3月
対象:
小・中
仕様:
A5判 122頁
状態:
絶版
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目次

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特集 新年度学級開き―集団を動かすシステムづくり
巻頭論文
学級開き―集団を動かすシステムづくり
石川 裕美
学級の集団フォーマットづくりのポイント
給食当番/手早く給食当番の仕事に取りかかれるために
関根 早苗
そうじ当番/最初の三日間で、「そうじの時間は、がんばらなくちゃ」と思わせる
田畑 典子
席替え/最初の席は「先生が決めます。」と宣言しよう
吉田 晴美
学級会/班長会の組織で始まる学級会
藤澤 美紀子
日直/これだけは、はずせない
荻野 もも子
中学版/『教師が統率する』という意識を持つ
芝田 涼子
新年度授業開き‐子どもをひきつける授業例
国語1年/さあ、やるぞ。初めての教科書を使ってお勉強だ
宮崎 真砂美
国語2年/「ニ」の漢字文化で、進級の喜び新たに
生山 裕子
国語3年/最初が肝心、教科書の扉の詩で授業開き
渡辺 佳起
国語4年/漢字文化で「未来」の枝葉を広げよう
山口 佳子
国語5年/「知的」「逆転現象」「調べたくなる」がキーワード!「日本語の音」を授業する
齋藤 一子
国語6年/笑いがいっぱい、どの子も授業にのってくる「ないないづくし」(谷川俊太郎)
川井 裕香
算数1年/1年生の授業開きだからこそ向山型算数で
宮崎 昌美
算数2年/どの子も満足する「うっとりするぐらいきれいなノート」の書き方を教える
細羽 朋恵
算数3年/授業開きからノートスキルを
近藤 由佳
算数4年/教室は間違いをする子のためにこそある
山下 恵子
算数5年/授業開きから「向山型算数」でスタート
上岸 栄里子
算数6年/授業開き ノートスキルで統率力をアップする
白井 朱美
朝の会活動づくりのポイント
1年/暗唱
岡 惠子
2年/百人一首
寒河江 恒太
3年/英語
中村 有希
4年/百人一首
小倉 郁美
5年/英語
太田 恵子
6年/暗唱
西岡 美香
インターネット活用の授業づくりポイント
3年/子どもは熱中 保護者はびっくり TOSSインターネットランドを使って授業する
前田 あかね
4年/ちゃいるどページ@で、もう一回コールの授業ができる
吉田 れいか
5年/社会科の授業開きは、これでばっちり!産業と都道府県に興味を持たせよう
毛利 康子
6年/TOSSランドを活用し、とびっきりステキな学級開きに!
有村 紅穂子
子どもの実態把握の為の教師のアドバルーン
落ち着きのない子の発見ポイント
高野 宏子
騒がしい子の発見ポイント
藤田 博子
女のボスは誰だ
松藤 司
男のボスは誰だ
藤木 美智代
見逃してはいけない中学生のアドバルーン
進士 かおり
最初に押さえるポイント
中川 とも子
描くことによる出逢いをつくる
酒井式で友だちの絵を描く
小澤 恵
酒井式で先生の絵を描く
松永 美紀
酒井式でお母さん・お父さんなどの家族の絵を描く
田中 由美子
若葉マーク先生のドタバタ日記
漢字の学習システム
浅野 美也子
教室にあると便利なもの・便利な掲示 (第1回)
伴 佳代
県別MLの活動報告 (第1回)
今本 聖子
巻頭言
教師よ、大使を抱け。
石川 裕美
辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
力量不足知性不足のお局女教師は学校全体を歪める
向山 洋一
すぐ使えるファックスページ
学級の子どもの実態診断テスト問題
1年用/ぬり字
小松 裕明
2年用/2年生〈がんばろう〉テスト
大町 勝一
3年用/おさらい2年生の計算
藤野 美紀
4年用/わり算めいろ
梅田 悦子
5年用/学習チェックシート
大島 英明
6年用/5年生までに習った計算
□□□□□
女教師が陥りやすい学級経営の失敗 (第1回)
集団を、統率して、整理する力をつける
石川 裕美
女教師が陥りやすい授業の失敗 (第1回)
授業のルールは丁寧につくる。明確な作業指示がポイント
大場 寿子
女の事件簿 (第8回)
足並みをそろえすぎると、最低のレベルにそろってしまう
師尾 喜代子
女教師をやる気にさせる職場 (第1回)
はたして、私は、一生分のツキを使い果たしてしまったのか
藤崎 久美子
私のサークル紹介・県別MLの報告 (第1回)
修業系「りんどう」・癒し系「凛」サークル2本立てで熊本女教師教師修業
奥田 純子
保健室奮闘記 (第8回)
ストレスマネジメントスキル
松島 裕美
女教師喫茶室
石川 裕美
編集後記
石川 裕美
佐藤式“楽しい工作”
パソコンを活用してつくる おばけキャンドル
佐藤 昌彦

巻頭言

教師よ、大志を抱け。

本誌編集長 石川裕美


 教師も人間だからと言い訳をする。イライラしている時である。いつのまにか、小さな子ども相手に、頭に血が上って口から思いもよらない言葉が発せられる。教室は密室である。大人は、教師一人だ。最近は、子ども達も大人顔負けであるので、教師がすぐに負かされる。力がなければすぐに混乱する。油断はできない。しかし、それでも相手は子どもである。

 教育が広く関心ごとになっていても、所詮生活の場は、小さな学校の中だ。へたをすれば、小さな場ですべてが事足りて、関心ごとは職場内の小さな問題に留まっている。世界の情報に関心を持ち、未来の日本の教育を思い描き、夢を いだい て、日々仕事をすることは不可能だろうか。日常の生活のなかで、【教師よ、大志を抱け。】と、自分に言い聞かせよう。子ども達は財産である。


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