- 特集 新教科書の“困り感”を乗り切るアイデア
- 巻頭論文
- 時間配分と重要部分のポイントをはずさない
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- 新教科書の“困り感”を乗り切るアイデア
- 国語 言葉の学習
- 日本古来の季節感のある言葉を教えよう
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- 「秋の楽しみ」のページは『月』に絞って学習する!
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- 国語 読み取り教材
- いつ、何を学習するのか確定する
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- 「読むこと」教材の指導はシンプルに
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- 国語 全体の指導計画
- 言語事項の指導は二学期なかばまで。後は視写で確実に定着させる。
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- 言語活動は、言語技術の習得をもって行う。劇化等における表現活動だけでは「国語の授業」ではない
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- 国語 漢字
- あかねこ漢字スキルなら、困り感なし!
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- 漢字練習に必須! スピードと緊張感、そして声
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- 国語 説明文
- 接続語、文の違いを読み取る音読
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- 算数 ジャンプしているところ
- イメージを持たせる。自分で問題を解く。計算スキルを活用する。
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- 算数教材研究ノートを作ろう!〜教材研究ノートは、どこがジャンプしているのか、どう授業を組み立てるのかを真剣に考える場である〜
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- 算数 説明しよう
- 算数の説明問題は、コードを使う
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- スモールステップが「説明しよう」を簡単にする!
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- 算数 問題の量など
- 問題の量も内容も増えた! 時間との勝負!
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- 基本・練習問題は全て学習するが、応用・発展問題はやらない問題があってもよい、と割り切る
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- 算数 全体の構成
- 教科書の構成から関連単元を見つけ、指導時間の調整をし、不十分だった単元の復習や指導の徹底を図る
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- 単元全体を一枚に、以前の教科書と比べる
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- 算数 応用問題について
- 応用問題は、「分けて考える」「つながりがあること」をキーワードに教える
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- 三学期の準備メモ
- 年度末に備えてやっていくべき準備
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- 行事と日数をつかむ
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- 学期始めから、できることをこまめに進めて、学期末の仕事を楽にしよう
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- 一日スタートでやることを決める
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- 1年生は、特に段取りよく!〜「早く!早く!」や詰め込みはとても無理〜
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- 行事の準備は早めに
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- 男の先生と、女の先生
- 子どもが生き生きと活動する場面をつくる
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- 活動報告
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- おすすめグッズ・整頓術
- 整頓術のポイント
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- 巻頭言
- うまくいったことを思い出す
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- 男教師から見た“…ですよね”女教師論
- よく相談し、間違いに弱いですね
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- 向山先生への師尾突撃インタビュー (第5回)
- 向山先生の討論指導を探る
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- 〜解釈規則と考える力、討論がリンクする。計算しつくされた向山型子どもの鍛え方、だから向山学級の子どもはすごい〜
- 辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
- 効果100倍 教材のユースウェア講座(無料)
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- 若い先生へのエール (第5回)
- リスクは自分の工夫を導く、時間がないのは手際の訓練
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- 続・となりの席の女発 よみがえる向山実践のウラ技
- 向山実践を追いかける「やまなし」への挑戦
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- 〜向山学級の言語環境を知る〜
- すぐ使えるイラストページ
- がんばりカード、文集用イラスト
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- 年賀状に使えるイラスト
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- 学年別・今月のおすすめ指導
- 三学期に是非やってみたい指導・学習
- 1年生 学習発表会でみんなヒーローになる
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- 2年生 自分の似顔絵のあるカード
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- 3年生 わくわく感、しっとり感
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- 4年生 教え、褒め続けること 続けることが成功に導く
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- 5年生 みんなでバイキング!
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- 6年生 子どもたちが主体的に取り組む卒業式練習
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- 中学生 立志の式
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- すぐ使えるファックスページ
- 計算プリント
- 1年用 何の絵?楽しく計算!わくわくプリント
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- 2年用 かけ算が終わったら使える計算復習プリント
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- 3年用 自分で答え合わせできる宿題
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- 4年用 わり算で冬の星座を見つけよう!
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- 5年用 小数のかけ算とわり算のつまずきを再確認!
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- 6年用 かくれた言葉をさがせ!
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- 保護者の信頼を勝ち取る教室の“チャームポイント”
- 「ここにいていいんだよ」という安心感を与える
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- 女教師流“時短”ができる生活術
- 一目で見える工夫をする
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- 特別支援学級ほのぼの便り
- 発音ができるようになった
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- やんちゃの集団に統率力発揮!
- TOSS教材を使用してほめ、やんちゃ君には「やんちゃ」で対応することで、私も子どもたちもニコニコ
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- 学年主任 押しの一手 (第5回)
- 全て「それいいね」から始まる
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- 個を鍛える・クラスを鍛える授業 (第5回)
- 個別評定はクラスに緊張感を与え、生徒に目標と自信をもたせる
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- 海外教育事情 (第5回)
- ドイツ編/季節にあわせた暮らし
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- センスある女教師を目指して
- 楽しい授業、教えてほめる、見逃さずにしかる!
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- 女子学生ただいま教師修業中
- 仲間がいるから継続できる
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- 子育て奮戦記
- TOSSで学んだ技術を片付けで応用
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- 〜スッキリ・快適・効率があがる仕事環境を目指して整理整頓に着手する〜
- 中学女教師・腕力なき指導を目指して
- 部活動指導は、生き方指導
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- やる気満々 しなやかに・したたかに (第5回)
- 私を元気づけてくれた人たちのように、人を元気づける生き方をめざす
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- 女教師喫茶室
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- 編集後記
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- 教室で絵手紙を描こう
- 好きな百人一首を書こう
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巻頭言 うまくいったことを思い出す
本誌編集長 石川裕美
毎日の仕事は、うまくいく時もあれば、全くうまくいかない時もある。
朝から、やんちゃは教室を駆け回っていた。危ないと思った瞬間、案の定他の子とぶつかった。双方のけがの状況をすぐに見て、保健室に連れて行く。教室に帰ってきたら、他の子が泣いていた。相手はパニックになって、自分のランドセルを投げつけていた。
なんとか納めて、朝の学級の時間になる。教卓には連絡帳が何冊か届いていた。ちらりと見ると、結構書いてある。心を落ち着けてから読もう。
出席を確認する。一人欠席だ。連絡帳を探すが連絡がない。他の子に聞くがわからないので、急いで職員室に行って、電話をする。
たった朝の30分程度のことなのに、いつもは実にスムーズなのに、何で今日はこんななの?と、一気に疲れが出てくる。
結局は、いくつかの出来事が、重なったということだけなのだ。うまくいかない事があると、いつもそうだ。一気に不幸の固まりのように思えてしまう。
まずい!と思いながら、どんどんと深みにはまり、子どもたちの前に出る足取りは重くなる。
なんでうまくいかない事ばかり気になるのだろう。人はその日によっていろいろ気分が変わる。体調だって変わるんだから、当たり前なのに。
日々元気で仕事に向かえるだけで本当は幸せなのに……である。ちょっとだけ心をお休みにして、感情のチャンネルをゼロにして、時が過ぎるのを待つ、それもいい。いやな空気は、すぐに忘れよう。良いイメージ、うまくいったイメージにコントロールできたらいいな。修業!! 修業!!
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- 明治図書