特集 子供がこころを自由にする「金子みすゞの童謡」
- 随想=現代によみがえる金子みすゞ/杉みき子
- 作品研究
- 金子みすゞの「さびしい」について/有沢俊太郎
- 金子みすゞの童謡空間/丸山英二
- 金子みすゞの作品と私
- 心に響く金子みすゞの作品/内山順一
- かぎりなくやさしく/鷲嶺登紀子
- 「チューリップ」とみすゞ作品/折原明彦
- 「美しい鈴の音」の童謡詩人みすゞ/藤田由江
- 内に向かうこころ/阿部松夫
- 言葉の宝石箱/山下優子
- 金子みすゞの感性に思う/米山泰生
- 金子みすゞの童謡と「共に生きる」/小林美和子
- 詩の素直さについて/平井修二
- 文学的感動をよぶ詩/小林則子
- 提言=ちょっと、まって―つぶやき、あるいは提言/丸山英二
- みすゞについてのアンケート=みすゞの童謡について/小林義之・槙嶋政恵
- 教科書教材=国語科教材・道徳の資料としてのみすゞの童謡/上野有紀
- 金子みすゞの童謡(詩教材)の授業実践
- ◎共通教材による授業
- 「私と小鳥と鈴と」の授業
- 〈作品研究〉中里房枝・井上光廣・佐藤壮・平野通子
- 小学校3年:みすゞの優しいまなざしを音読で/中里房枝
- 小学校5年:言葉に開く心を求めて/井上光廣
- 中学校1年:みすゞの世界に旅立とう―「私と?と?と」の創作を通して―/佐藤壮
- 《座談会》授業を振り返って=「私と小鳥と鈴と」とわたし/司会・記録:平野通子
- 「積った雪」の授業
- 〈作品研究〉西山ミサ子・木下広子・田中和人・森一夫
- 小学校4年:みすゞの心にふれ、詩を読む楽しさをつかむ/西山ミサ子
- 小学校6年:言葉にこだわり、みすゞの心に触れる/木下広子
- 中学校1年:みすゞの詩から新しいものの見方の発見を/田中和人
- 《座談会》授業を振り返って=「中の雪」に驚く子どもたち/司会・記録:森一夫
- ◎選択教材による授業
- 「草の名」「土」「空の鯉」―小学校3年:みすゞに感じ、自分に気付く/阿部勉
- 「石ころ」―小学校3年:立場をかえた読みからみすゞの心に迫る/荒川圭子
- 「おはなしのうた一〜五」より―小学校4年:目の位置を変えると優しさが見える・不思議の世界が広がる/石塚浩子
- 「草の名」―小学校4年:体験を通して、より深い認識を!/秋山伸宏
- 「星とたんぽぽ」―小学校5年:みすゞの詩にふれ、メッセージ性のある表現を/笹川奈穂子
- 「次からつぎへ」―小学校6年:巣立ちのとき自由にみすゞの世界にふれる/中澤利枝子
- 「大漁」他三編―小学校6年:金子みすゞと歩む自分探しの旅/佐藤紀代子
- 「雀のかあさん」他十八編―中学校1年:作品と作者を結びつける詩の学習*詩集を読む感覚で/白井広一
- 「明るいほうへ」他四編―中学校2年:自己を見つめる/西脇明美
- 「薔薇の根」―中学校2年:末尾をかくして教材化する/荒川一男
- 「星とたんぽぽ」他四編―中学校1〜3年:言葉を吟味していく中で、作者の思いに触れる活動/田中いずみ・今井さつき
- 《座談会》授業を振り返って=子どもの心と感応し合う「みすゞの詩」/司会・記録:歌川孝
- 金子みすゞに関する主な参考文献等/松澤隆
- 出典一覧
- 後記/丸山英二
- 執筆者紹介
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- 明治図書