- 特集 主体的・対話的で深い学びにつながる授業と評価アイデア
- 特集について
- [提言]主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくりとは
- 【説明的文章】の授業と評価のアイデア/思考力を喚起する説明的文章の学習
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- 【文学的文章】の授業と評価のアイデア/「深い学び」を生み出す「問い」をめぐって
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- 【授業づくり】のための三つの方策
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- 主体的・対話的で深い学びにつながる授業&評価例
- 小学校
- 【低学年「話すこと・聞くこと」の授業例】三枚のカードで、考えを広げ深める
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- 【中学年「読むこと」の授業例】互いの言葉を読み合い、表現の幅を広げる
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- 【高学年「書くこと」の授業例】マンガのおもしろさを伝えよう―「書くこと」でいろいろな友達と共感し合う授業と評価のアイデア
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- 中学校
- 【1学年「話すこと・聞くこと」の授業例】単元で学んだことを活かす
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- 【2学年「書くこと」の授業例】発見の楽しさを発信の動機づけにする
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- 【3学年「読むこと」の授業例】ファシリテーターである前に
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- 第2特集 「知識・技能」を活用し「思考力・判断力・表現力」を育てる言語活動
- [提言]「知識・技能」を活用し「思考力・判断力・表現力」を育てる言語活動とは
- 〔知識及び技能〕〔思考力、判断力、表現力等〕をどうとらえればよいのか
- 〔知識及び技能〕を確実に身に付ける学習指導
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- 「知識・技能」を活用し「思考力・判断力・表現力」を育てる言語活動
- 小学校
- 低学年「書くこと」の言語活動例/物語作りの手がかりを昔話から得よう
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- 中学年「話すこと・聞くこと」の言語活動例/他教科等に生きる能動的に聞く力を育てる
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- 中学年「読むこと(説明的文章)」の言語活動例/対話的な学びを通して確かな力を付ける
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- 高学年「読むこと(文学的文章)」の言語活動例/シリーズ作品を読んで つないで 重ねて 考えよう
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- 中学校
- 1学年「書くこと」の言語活動例/「知識・技能」は単元を貫いて指導する
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- 3学年「読むこと」の言語活動例/主体性・思考力・メタ認知を育てる学習
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- 未来を生きる子供たちのための国語科授業改革 (第9回)
- 課題解決の過程で〔知識及び技能〕と〔思考力、判断力、表現力等〕とを結び付ける
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- キーワードで読み解く!国語教育・国語授業 (第3回)
- 【国語教育】文学教材
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- 〜読みを成立させること〜
- 【国語授業】手紙文
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- 〜手紙文の書き方の習得を目指して〜
- 授業ですぐに使える! 教室掲示コレクション (第3回)
- 見通しを立てた学習を進める教室掲示レイアウト
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- 新しい時代の国語科授業づくり応援講座 (第9回)
- 理解を支えるもの
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- 編集後記
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- 今月取り上げた教材
- 8/9月号
特集 主体的・対話的で深い学びにつながる授業と評価アイデア
「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」は,近年の教育界でたいへん注目されている言葉です。ところが,「前の二つの言葉の意味するところはわかるけれども,『深い学び』はわかったような,わからないような気がする」という声を耳にします。
「深い学び」が実現している授業とは,どのような授業のことをいうのでしょうか。学びにはさまざまな活動があります。理解の活動を例に考えてみると,ヒントを与えられることによって少しずつわかっていくという場合があります。そうしたことがある一方で,段階的に理解するのではなく,ある瞬間にいろいろなことが一度に関連づけられ,頭の中で明確に全体像が理解されるという場合も数多くあります。そのようなときに理解することの楽しさを実感したり,学習の充実感を味わったりします。全体像の把握ができれば,その単元に止まらず,他の単元や分野の学習でも応用できることがめずらしくなく,そして何より,そうした経験が学習意欲をもつことにつながります。学習意欲が持続する要因の一つに適切な評価を受けることがあげられます。指導と評価は別々に考えるものではありませんが,「この授業ではどのような評価が適切か」と考えると,迷いが生じるということもあるでしょう。第1特集では,提言と実践情報によって,授業づくりと評価のアイデアを全国の教室に発信いたします。
また,3月に公示された「学習指導要領」では,各学年の内容を〔知識及び技能〕と〔思考力,判断力,表現力等〕に分けて示しています。この〔知識及び技能〕に関わって,中教審答申(平成28年12月)では,「生きて働く『知識・技能』の習得」として次のように述べています(下線は引用者)。
各教科等において習得する知識や技能であるが,個別の事実的な知識のみを指すものではなく,それらが相互に関連付けられ,(中略),社会における様々な場面で活用できる概念としていくことが重要となる。技能についても同様に,一定の手順や段階を追って身に付く個別の技能のみならず,獲得した個別の技能が自分の経験や他の技能と関連付けられ,変化する状況や課題に応じて主体的に活用できる技能として習熟・熟達していくということが重要である。
新学習指導要領を見据えつつ,よりよい授業づくりを進めていく上で,次のような点に留意することで改善を図っていくことが望まれます。
○現行学習指導要領・国語を基に,当該単元で身に付けさせたい「知識・技能」を明確にする。
○各領域の指導で,言語活動を通して,子供自らが必要感をもって「知識・技能」を習得する場面を位置付ける。
○身に付けた「知識・技能」を活用して言語活動を遂行し,課題を解決する場面を位置付ける。
第2特集では,こうした点を具体化する実践提案をご紹介しています。
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