- 特集 まるごと!2・3学期教材の授業Best Selection
- できる先生に聞く! 2学期の授業準備&授業開きTo Doリスト
- 小学校/子供らしく,国語らしく学ぶ『Restart』
- /
- 小学校/児童の具体的な姿を基に,授業を創っていく
- /
- 中学校/学ぶこと自体が楽しいことを忘れない
- /
- 中学校/「先の見通しをもつこと」が授業を決める
- /
- うまい先生に聞く! 説明文・文学の授業技術
- [教材研究の技術]3ステップで“素材”を“教材化・学習材化”する
- /
- [発問の技術]授業の展開は「発問」で決まる
- /
- [板書の技術]板書を「何のため」に使うのか!?
- /
- [話し合い・交流の技術]目的を明確にした場づくりを
- /
- [ノート指導の技術]子どもたちの「思考が働く」ノート指導を
- /
- [振り返りの技術]子どもにとって必要感のある振り返りを目指して
- /
- 2・3学期教材の授業Best Selection 説明文編
- 小学1年/「どうぶつの赤ちゃん」(光村図書)
- 文章の言葉(語や文)にこだわってみよう
- /
- 小学2年/「ビーバーの大工事」(東京書籍)
- その情報はどこから? 活用の過程を読む
- /
- 小学3年/「すがたをかえる大豆」(光村図書)
- 一人ひとりが最後まで楽しみながら表現する説明文の授業
- /
- 小学4年/「世界にほこる和紙」(光村図書)
- 読み手の主体性を育む,説明文の批判的読み
- /
- 小学5年/「和の文化を受けつぐ―和菓子をさぐる」(東京書籍)
- 「知るほどにおくが深い」を核に学びの文脈を創る
- /
- 小学6年/「町の幸福論―コミュニティデザインを考える」(東京書籍)
- 批判的要約から文章の要旨をとらえる
- /
- 中学1年/「ニュースの見方を考えよう」(東京書籍)
- 「情報」の視点でとらえ経験と接続する
- /
- 中学2年/「モアイは語る―地球の未来」(光村図書)
- 主張から逆戻りして論理の展開を考えよう
- /
- 中学3年/「幸福について」(東京書籍)
- その時議論が動いた―幸福って何?―
- /
- 2・3学期教材の授業Best Selection 文学編
- 小学1年/「スイミー」(教育出版)
- 学習活動を,本文に立ち返るきっかけに!
- /
- 小学2年/「お手紙」(光村図書ほか)
- この後どうなる? 展開を予想して読む
- /
- 小学3年/「ちいちゃんのかげおくり」(光村図書)
- 「変化」を意識して作品を読もう
- /
- 小学4年/「ごんぎつね」(光村図書)
- クライマックスから場面のつながりを読む
- /
- 小学5年/「大造じいさんとガン」(光村図書)
- 児童自身が考えたい課題を決め,追究していく物語の学習
- /
- 小学6年/「海の命」(光村図書)
- 登場人物になって,作品の世界生きてみよう
- /
- 中学1年/「少年の日の思い出」(東京書籍)
- 「置き換え」をもとに「物語る」ことを考える
- /
- 中学2年/「走れメロス」(光村図書ほか)
- 観点を明確にして,小説とマンガを比べて読もう
- /
- 中学3年/「故郷」(東京書籍)
- 私を綴る読書体験記―「故郷」をきっかけに考えた○○観―
- /
- 「個別最適な学び」「協働的な学び」を育む国語授業づくり (第3回)
- オリジナルノートづくりが学び手を育てる
- /
- 授業力を高める!「教材研究・分析」のTips (第3回)
- 子どもと教材をつなぐ単元づくり
- /
- 図解でわかる ハイブリッドな国語授業づくり入門 (第3回)
- 「アナログ」のよさを生かす授業の組み立て方
- /
- 「話し合い」に引き込むコーディネートスキル (第3回)
- 「判断を促す学習課題」を設定する
- /
- 国語の学びが動き出す!子どもに刺さる「指導ことば」 (第3回)
- 【対話】を生む「指導ことば」
- /
- 子どもが夢中になる!国語あそび2023 (第3回)
- 「読むあそび」
- /
- 編集後記
- /
- 今月取り上げた教材
- 8/9月号
編集後記
今号が刊行される7月下旬は,多くの学校で,夏休みが始まる頃です。夏休みは子どもたちにとっては長いお休みですが,先生たちにとっては,2学期に向けての準備等を進める時期でもあると思います。
国語の教科書の2・3学期教材は配当時間の多い教材や定番教材も多く,7月から9月にかけては,通常の授業準備に加えて,授業公開や研究授業に向けて,教材研究・授業研究ともに深まる頃ではないかと推察いたします。小誌では,昨年度の8・9月号で『まるごと!2・3学期教材の発問 Best Selection』を特集したのですが,その号が好評だったこともあり,今年もこの時期,「2・3学期教材」シリーズの続編を企画することにしました。
今回は,発問だけではなく,教材研究,板書,話し合い・交流,ノート指導,振り返りなどの授業技術も含む,2・3学期教材の授業づくり全般について,取り上げています。
また2学期のスタートが見えてくるこの時期,読者の先生方が知りたいことは何かな? といろいろと考える中で,巻頭では,授業開きについても取り上げることにしました。
1学期の授業開きについては,弊社の教科教育雑誌の4月号で,毎年特集を組みますが,2学期の授業開きについてはこれまであまり特集したことがありませんでした。しかし,夏休みという長期休暇後は,1学期最後の授業とのブランクもあり,子どもたちの学習意欲をオンにするために,学級だけでなく授業もリスタートすることが必要だと感じます。2学期ならではの授業準備や授業開きについての執筆者の先生方のアイデアを参考にして,2学期授業のスタートダッシュに備えていただければと思います。
授業開きから授業技術,そして教材ごとの授業例まで,この時期にこの1冊がお手もとにあれば,2学期も(3学期も!)準備万端という内容になっておりますので,夏休みが終わり,子どもたちが戻ってくる2学期の学校,また国語教室の授業で,本誌が大いに役立つことを願っています。
/木山 麻衣子
とても使いやすい内容でした。今回掲載されていない単元にも生かすことができる内容ばかりでした。ぜひ学ばせていただき、創意工夫のある単元と学びの計画にできるようにしたいと思います。