- 特集 夏休みを極めるために
- 深め極めるために~専門的立場から
- 子どもの本に描かれた「現代」
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- 新しくなる大阪人権博物館
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- 社会教育のすすめ
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- 夏休みは自分の枠と発想をひろげる旅へ
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- わけてあげたい私の情報
- データを正しく判断できますか まともな学校調査をやっていますか
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- 「ニッチでリッチな意外性」が愉しみ
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- 映画はココロの解放区
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- 「ツーリズム」と「教育・共育」
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- 日々の生活に、ふと立ちどまりたくなったあなたに
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- 生き生きとした彼女たちに乾杯!
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- 座標
- 人権教育の土台とは何か
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- ~立憲主義という視座~
- 共生のトポス (第41回)
- マイノリティ住民へのポリス・ブルータリティを憂う
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- Let's Collaborate 《金川の教育改革》 (第3回)
- 「先生、ピカチュウから返事がきたよ!」
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- 【コラム】ジェンダー論の練習問題 (第4回)
- 男性差別
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- 若いせんせいに送るラブレター (第5回)
- 学級通信が紡ぐ世界
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- だまってられへん (第5回)
- 土足厳禁
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- こころの風向計 (第13回)
- 地蔵
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- ふくおか発 今Doki子どもたち (第2回)
- 本音が見えるとき
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- 授業と学級づくりを愉しむ方法 (第5回)
- 保護者は打てば響く太鼓の皮
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- メディア社会を生きる~メディア・リテラシーのすすめ~ (第1回)
- 韓国市民メディア訪問隊
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- 元気のもとはつながる仲間 (第5回)
- 同和教育は自分と向き合う営み
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- 解放教育四一年間のさまざまな出会い (第5回)
- 淡中再生・「非暴力」で体を張っての指導!
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- 地域発「持続可能な開発のための教育」の未来
- ESD-J第一回総会参加報告
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- 編集後記
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編集後記
▼かつてはまだゆとりを持って過ごせた学校の夏休みも様変わり。最近では、教職員の自主研修の幅が狭められ、受けるべき研修が目白押しとなりました。この時期、計画的に過ごせるかどうかが、夏休みの質を大きく左右します。そこで充実した夏休みのために、お互いの情報を交換しましょう。
▼第一に、私らしく学ぶための学習や研修の場への参加です。教職員にとって、あるいは夏休みのある教育関係者にとって、夏期休業期間は学ぶための大きなチャンスであることは確かです。一学期を通して見えてきた自分の弱点、のばしたいところ、子どもたちに伝え深めたいメッセージ、これらをきわめるためにどんなふうにして学ぼうとしているでしょうか。行こうとしている研究集会やワークショップ、博物館やイベントはどんなものでしょう。
▼第二に、他の人にお勧めしたい本です。本離れが指摘されて久しいのですが、本そのものが減っているわけではありません。本離れというのは、いわゆる古典を読む人が減ったのではないかという印象に基づいています。むしろ、さまざまな本が発刊されるようになって、一人でカバーすることなどできない状態が広がっています。そんなとき、新しい共通認識を広げ、新しい共通教養を深めていく共同作業は今日的な意義を持っているといえます。
▼第三に、夏休みならばこそできそうなインドア、アウトドアの活動です。インドアでは、たとえば映画やビデオ、DVDなどの映像作品があります。アウトドアでは、自然体験や海外研修旅行などがあります。情報通信メディアが発達した今日、直接体験がいっそう重要になっています。
私はこんなふうに過ごす。他の人にこれがおすすめだ。そういうメッセージをお寄せいただきました。読者の皆さんの交流のきっかけにもなれば幸いです。
▼上田卓三さんが亡くなりました。解放教育研究所を立ち上げたメンバーのお一人です。その後も、さまざまな形で関わってこられました。私自身は、直接お話ししたことがなかったのですが、重要な人物のお一人です。ご冥福をお祈りします。
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