- 特集 マイノリティの子どもと表現活動
- 自分の航路を刻もう―トランスジェンダーとしての生き方
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- おとなは子どもの表現に出会うために〈対談〉
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- ジェンダー、民族的マイノリティと表現活動
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- 音楽室 さまざまな音色の中で
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- 「『アイあい』ってなに?」―「アイあい」から「メディア・リテラシー」まで
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- グラビアと解説
- The Arctic Ocean
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- おもちゃばこ (第9回)
- あそびは、心をつなげる「強力(協力)瞬間接着剤」
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- 往復書簡 子どもと学級と人権文化◆WEST&EAST (第9回)
- 私の出会った中国、そして国際理解
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- 元気のもとはつながる仲間 (第33回)
- あの丹前の悔しさが闘いの原点
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- 〜第五九回全同教石川大会に寄せて〜
- アフガンの子どもたち (第9回)
- 大きな壁
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- 共生のトポス (第69回)
- 笑顔で生きる
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- 担任・教室の悩み快消◆難デモ相談室 (第9回)
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- 出会いは教師のビタミン剤 (第9回)
- 一生懸命な顔って美しい
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- 学校が元気になるちょんせいこのファシリテーションDiary (第8回)
- 大阪の人権教育の未来を創る〜その2〜
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- 【コラム】ジェンダー論の練習問題 (第32回)
- ジェンダーと老い
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- まいにち? マイニチ!
- 元気の出る学校! (第8回)
- 教育コミュニティづくり
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- 〜豊川中学校〜
- 新!子どもがつづる
- 資料
- (仮訳文)障害者の権利に関する条約
- 編集後記
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編集後記
▽最近出演したあるトークサロンで、外国人の子どもたちの映像を通した表現活動にボランティアとして関わる大学院生が「どこかでかれらに やらせている=@ことに辛さを感じる」と話してくれた。
▽一般にマイノリティといわれている社会的弱者や少数者の子どもの表現活動をとりあげると、支援策のツールとして捉われがちである。しかし、かれらの活動は、支援を必要とするような社会的立場に突き落として、恩恵的に手を差し伸べている「マジョリティの偽善」を暴く。発言の「辛さ」はその本質をあらわすものではないか。
▽わたしも長いこと、かれらの力は 奪われている=@のだと、常識的に考えていた。
しかし、奪っている側である社会や文化や文明を疑ってみた瞬間に、実はそうした力はかれらの内面に豊かに蓄積されており、
それらが表される時私たちはその事実の前で佇むしかないと考えるようになった。
▽マイノリティの表現活動は、抑圧の構造をつくっている「力」社会の偽善を突き抜けて、束縛されない自由な空間を創造していくのだろう。執筆者のあらわしてくれた一つひとつの自由な空間をじっくり読んでいただければ幸いである。
▽また、最後になるが、この特集で初めて知り合った東京の岸田先生が、まさに権力との闘いのまっただなかから「強制されない音楽のことが書けてうれしい」と寄稿してくださったことに感謝したい。
(縁)
▼沖縄の一一万人集会により、教科書の記述が変わろうとしている。私は学生時代、
一九七四年九月二六日に行われた狭山差別裁判反対の一一万人集会に参加した。デモ行進では先頭も最後尾も見えず、集会ではどこが中心なのかさえわからなかった。とにかく一一万人のインパクトは私にとって大きかった。そのときの感慨と重ねながらニュースに触れた。沖縄の集会そのものが、本号の特集である表現活動であろう。
▼学校では一斉授業による教科指導が中心に座る。このことによりさまざまな磁場と悪影響が生まれているように思う。ソーシャルワーク的な問題解決学習を自覚的に取り入れる必要を痛感している。
(森)
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- 明治図書