- 特集 支え合い学び合う学級・学年集団づくり
- 子どもがつながる授業と学級づくり
- /
- おもろいでっかいことやろう!―二年目に、自分たちで転がり始めた子どもたち
- /
- みんなであめやになろう
- /
- 「この子」が輝く教室に!―笑い合って、支え合って、つながり合って
- /
- 生徒の気持ちを大事にして、共に成長するぞ!
- /
- 安心できる場所
- /
- NEW BORN (第1回)
- /
- 編集部の本棚
- おもちゃばこ (第13回)
- 新学期 わくわく感をあしたにつなげて
- /
- 【コラム】ジェンダー論の練習問題 (第36回)
- DV防止法改正をめぐって
- /
- 学校が元気になるちょんせいこのファシリテーションDiary (第12回)
- 年度始めが肝心。
- /
- 〜1年間を見通した「学級マネジメント計画」を立てよう〜
- 往復書簡 子どもと学級と人権文化◆WEST&EAST (第13回)
- 言葉は文化・言葉は民族・そして言葉は生命
- /
- 元気のもとはつながる仲間 (第37回)
- 社会を見抜く力と闘うものたちのネットワーク
- /
- 共生のトポス (第73回)
- ニートのつぶやき〜鈴木さん〜
- /
- 沖縄散歩 (第1回)
- 聖地と戦跡
- /
- 〜宜野湾市嘉数(ぎのわんし・かかず)周辺〜
- ぼくとわたしの学年日記 (第1回)
- 学年開きの日に
- /・
- 担任・教室の悩み快消◆難デモ相談室 (第13回)
- /・
- 【コラム】ノリきれない国際公務員のつぶやき (第1回)
- 私がノリきれない理由
- /
- まいにち? マイニチ!
- 小西先生の『学級革命』を読む (第1回)
- 納得のいく授業 納得のいく日
- /
- 元気の出る学校! (第11回)
- 多文化共生に向けて
- /
- 〜長吉高校〜
- 編集後記
- /・
編集後記
▽子どもたちが教室で多くの時間を使い特定の集団で学習し生活する限り、その教室の雰囲気づくり、環境・風土づくり、関係づくりは教師にとって「授業づくり」と切り離すことのできない重要な営みです。それらの営みを通じて、弱い立場にある子どもがいかに持ち前の力を発揮し、周囲にその存在が認められていくかは「集団づくり」の真価そのものだというべきです。
▽学力問題に注目が集まる今日ですが、いまこそ集団づくりを通じて、人権感覚豊かな子どもが育ち合い、一人ひとりの持ち味が生かされる学習集団の構成が求められています。その基礎単位である「学級・学年集団づくり」について、四月のこの時期に、さまざまな手立てを丁寧に、かつ有効に打つことはきわめて大切です。
▽仲間と支え合い学び合うよろこびが実感できる学級・学年。そのような集団をどのように築き上げるのか。そのためには具体的に、どのような方法を継続して打つべきなのか。これらについて各執筆者から多角的な提案をいただきました。
▽この特集を素材にして、職員室での会話が弾み、新学期の実践が快調にスタートすることを願ってやみません。(園田)
▼新しい連載の開始です。ひとつは、ミーヨンさんによるグラビア写真。先日、編集委員の榎井さんとともにミーヨンさんにお会いしました。表情が豊かで、魅力的な写真がたくさんありました。ぜひ授業で使ってみてください。もう一つは、野入直美さんによる沖縄からの発信。「おじい、おばあを嘘つきだというのですか」という高校生の言葉に代表される沖縄の人たちの声が教科書を政策を変えました。この連載は、北海道からの発信と交互になる予定です。
三重県柘植小学校のお二人の連載、戸田亜理子さんの連載も本誌の世界を広げていただけるものと期待しています。
▼大阪府では、新しい知事の登場により、すべて様変わりしかねない状況です。その知事が人権教育に取り組む学校を訪れて、自分の主張を「机上の空論だった」とふりかえっています。子どもたちの姿が政策を変えうることをここでも感じました。(森)
-
- 明治図書