- 特集 私の「とっておきの授業」と学力形成
- 授業づくりと学力形成に関する今日的課題
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- 実感から論理へ―詩の授業を通しての僕の試み
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- 人権感覚をはぐくむ社会科の授業―単元 わたしたちのくらしと憲法
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- ミオの涙―学力を取りもどす
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- いのちを見つめる―「生と死を考える授業」
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- NEW BORN (第2回)
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- おもちゃばこ (第14回)
- 「つなげよう!みんなの心」
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- ~学級通信のタイトルより~
- 元気のもとはつながる仲間 (第38回)
- 「こばあ」の思いがそれぞれの心の中に根付いているから
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- 【コラム】ノリきれない国際公務員のつぶやき (第2回)
- 教育と開発
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- 担任・教室の悩み快消◆難デモ相談室 (第14回)
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- 編集部の本棚
- ぼくとわたしの学年日記 (第2回)
- プチトマトと李名
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- 往復書簡 子どもと学級と人権文化◆WEST&EAST (第14回)
- 自分にしかできない授業とは……
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- 小西先生の『学級革命』を読む (第2回)
- 教師が授業という土俵で勝負する限り
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- 学校が元気になるちょんせいこのファシリテーションDiary (第13回)
- シンプルなキャッチフレーズを共有しよう
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- 【コラム】ジェンダー論の練習問題 (第37回)
- 男性に対するDVと性暴力
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- 新!子どもがつづる
- 共生のトポス (第74回)
- 狭間で生きる子ども
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- ~ラウラの場合~
- 元気の出る学校! (第12回)
- ともに学び、ともに育つ
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- ~松原高校~
- まいにち? マイニチ!
- 解放教育・バックナンバー
- 473号~484号・二〇〇七年四月号~二〇〇八年三月号
- 編集後記
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編集後記
▼日々の授業を通じて、子どもたちが豊かな学力を身につけるために、各校ではさまざまな創意工夫が日々なされています。とりわけ「しんどい子ども」が教室でなかまと学び合いながら、学習力を着実に高めていくために、われわれは多様な実践を組織的に試みてきました。
▼同和教育の先達が明らかにした「どの子どもも学びたがっている」という根本的な子どもの願いを私たちは身をもって承知しているところです。「とりわけ『しんどい子ども』ほど学びたがってる」という子どもの事実を、いま再度確認し合って、集団的な学び合いの持続的な展開をいっそう図っていきたいと思います。
▼そこで、本特集では「子どもが学び合い高まる授業」を展開し「豊かな学力」が保障されるためには、どのような視点や方法が必要なのか。このもっとも基本的な問題を改めて直視しつつ、具体的な授業実践の展開と子どもの真摯に学ぶ姿を浮き彫りにしていきたいと考えました。
▼各地・各立場から、貴重な提言や実践の事実を寄せていただきました。これらをよき刺激剤として「現代版授業づくり」の新たな展開を期待いたします。
(園田)
▼「人権教育の指導方法等の在り方について[第三次とりまとめ]」が最終段階を迎えています。内容についてあれこれ言うべき立場にはありませんが、同文書をめぐって痛感するのは、一つは人権教育をめぐる基礎研究の必要性であり、いまひとつは政治的な力関係です。研究面では、各地で積み重ねられている教育実践の確かさを裏付けるような研究が求められています。政治的な力関係という面では、同和教育実践に連帯する強い政治的発言力、とりわけ国会議員が求められます。
▼数年前の卒業生が、昨年の五月からこの三月までアジアと南米の各地を旅して帰ってきました。途中、マザーテレサの施設をはじめ、各地の子ども施設などでサポート活動をしながらの十ヵ月にわたる旅です。
旅先からブログを発信し、友人たちがそれを見てメッセージを返していました。写真やメッセージを通してその卒業生と現地の人たちとのつながりが感じられます。
(森)
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