- 特集 授業がちょっとうまくなる教材のレシピ
- 巻頭論文
- 子どもに見えないものを見えるようにする
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- いつの間にか子どもがのってきた教材
- 身近になった小さな携帯電話を窓口に
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- 資料を生かすのは、発問である
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- じっくり取り組みたい「憲法改正」
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- 出力型の「場の設定」が有効
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- 絶品の素材で子どもの頭脳は活性化する
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- 仮面で発表会
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- 道徳自作資料と小ネタを用いて
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- お菓子会社にまで行っちゃいました
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- 追試して有効だった教材
- ネタ+内部情報で追究意欲を高める
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- 季節の先取りで感性を磨く
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- 学期末に最適!追試して有効だった教材
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- 漢字文化の授業
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- 子どもがのってびっくりした教材
- 地層のはぎ取り標本とノジュールを使った授業に子どもが熱中!
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- おやつ大好き!?伊丹の銘菓『あんぴん』へ
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- レッツ クッキング
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- 天気予報に子どもたちは燃える
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- 子どもが時間を忘れて追究した教材
- 子どもが言いたいことを聞き出し、発話する場面と状況を設定する
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- 子どものあしもとから生まれた二つの学習活動
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- 子どもをひきつけた教科書教材
- 熱中!入門期の音楽教材
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- オリジナルの松井さんのお話を作ろう
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- 象形文字に夢中!
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- 選挙は魅力ある教材になる
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- 提示するだけで自然に子どもが調べ始める教材
- 「有田式ワーク」を真似してみよう
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- 単元「やさしさがいっぱい!」
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- 「既知から未知へ」導く具体物
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- 場所探しの写真で子どもは調べ始める
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- 子どもがいつの間にか「協力して調べる」教材
- 人との交流によって学びを深める
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- 五分間のニュース番組をつくる
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- 「地球を守れ!」
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- 新聞を活用して意欲的な調べ学習を
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- これを出せば必ず子どもが追究する教材
- 子どもの追究心を起こす漢字クイズ
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- 本物を使って追究させる
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- 追究ネタは「落ち葉はゴミ?」
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- 質問・応答の言語技術を身につける教材
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- 面白くて思わず時間がのびる教材
- 情報量の多さと絞り込ませ方がおもしろさを持続させる
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- 全校八人のパンフレット大作戦
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- 荒れた子どもも時間を忘れた!「難問・良問プリント」の威力
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- 「けんべん」で授業を盛り上げる!
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- 子どもの勉強の仕方が見える教材
- アメーバ日本列島
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- 詩がどんどん書ける「まねっこプリント」
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- 事象の見方を拡げる教材の要件
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- 勉強の仕方が見えるワークシート
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- 有田編集長のメッセージ
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- 子どもに働きかける教室・学校環境(写真と解説)
- 様々な人々とのかかわりでコミュニケーション能力を高める
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- サークルの教材開発 (第7回)
- 下関支部/花王石鹸のマークで月の学習スタート
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- サークルの教材開発 (第8回)
- 熊本支部/みんなで楽しくできるボール蹴りゲーム
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- 面白い本みつけた
- 『論破できるか!子どもの珍説・奇説』
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- 『総合的学習を支える調べる名人・発表名人』
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- 子どもの心を明るくするユーモア小話
- いつも心にユーモアを
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- 総合的学習・課題づくりの手順 (第4回)
- 調べざるをえない状況に追い込むのも一つの方法だ
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- クイズで学ぶ基礎・基本 (第4回)
- 国語*説明文並べ替えクイズ/基礎・基本に培う「ことば表現遊び」の授業づくり
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- 社会/ためになる水道クイズ
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- 算数/数への豊かな感覚
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- 理科/チームで対決基本クイズ
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- 保健室から見た教師と子どもの健康 (第4回)
- 夏休みは病気予防と治療のチャンス
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- 私の教材発掘 読者とのツーウエイ
- 理科/名探偵登場!―自作の推理小説の授業で知識偏重児童に挑戦!
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- 総合的な学習/スナックエンドウで、わらしべ長者になろう
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 手の内公開・教材研究と発問づくり (第16回)
- 道徳「生命の大切さ」の授業(余滴)
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- 社会科・基礎・基本用語の指導 (第4回)
- 4年生で指導したい基礎的用語3
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- 編集後記
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- 基礎教科の教材開発 (第4回)
- 楽しく国語の基礎学力をつける教材
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有田編集長のメッセージ
教師はみんな「授業がうまくなりたい」「子どもを熱中させたい」と思って、それなりに努力しています。
あちこちの研究会に身銭を切って出かけているのは、自分の腕を上げ、授業がうまくなりたいということのあらわれです。
しかし、「努力している割には腕が上がらない」という嘆きの声も耳にします。「追試したいのに、その通りにならない」という声も聞きます。
わたし自身、「授業の腕を上げたい」と思い、飛び込み授業をしながら努力を重ねています。
しかし、思うように授業がうまくなりません。ただ、教材・ネタがいいときは、少しうまくいくのです。いい発問を考えついたときもうまくいきます。
腕は急には上がらないが、いい教材を使って授業を行うと、うまくいくことが多いのです。
そこで、「こんな教材を使うと、授業がうまくいく、子どもが熱中する」という教材のレシピを特集として組んでみることにしました。
つまり、授業がうまくなった気になる教材のレシピを開発してみようというわけです。
いつもの通り授業を進めていたのに子どもがのってきて、びっくりするようなことがあります。こんなときの教材を集めてみると、ある共通点がみつかるはずです。
そこには、子どもの追究心をくすぐるものがあったはずです。これはどんなものでしょうか。
教科書教材を使って授業を行っても、時にはのり、時には全くのらないことがあります。のるときは、それなりのよさがあるはずです。これを見つけ出したいのです。
提示しただけで子どもが調べ始めたり、自然に協力したり、時間を忘れて追究に熱中することがあります。この時の教材は、どんなものだったのでしょうか。
教材がはっきりすれば、追試しやすいから、追試しているうちに授業がうまくなる、ということをねらってみました。
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