- 特集 新教育課程に向けた授業を創る② 数量や図形の「感覚を豊かにする」授業
- 実践化に向けて
- 数の感覚を豊かにする授業
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- 特集に基づく実践事例
- 小学1年/自分のわかり方を大切にし,数感覚を磨く(20までの数)
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- 小学2年/確かな量感を育てる教具の活用法(水のかさ)
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- 小学3年/自分の思いを持ち,考えを伝え高め合う授業(円と球)
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- 小学4年/問題解決する経験の中で角の大きさの感覚を育てる(角)
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- 小学5年/数量の関係を豊かにとらえる課題の工夫(割合)
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- 小学6年/数感覚を生かして,計算のきまりをうまく使おう!(分数のわり算)
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- 小特集 板書とノートでわかる授業実践② 自ら学ぶ力をつける導入課題の工夫
- 特集の解明
- 自ら学ぶ力を育てる「考え方ノート」
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- 実践事例
- 1年/ジャンケンゲームで課題を作る(いくつといくつ)
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- 3年/コンパスで,折れ線をまっすぐに!!(円と球)
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- 6年/落ちや重なりなく調べるには?(場合の数)
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- 算数HOTサイト (第14回)
- 両手で1000まで数えよう!
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- 算数教育ビギナー講座 (第2回)
- Q・計算ちがいの式は×なのか/正方形を長方形と答えたときは?
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- 算数が好きになる問題
- 小学1年/どんなしきになるかな?
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- 小学2年/ゴルフにチャレンジ!
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- 小学3年/コンパス使って
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- 小学4年/お宝はどこだ?!
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- 小学5年/小数のわり算でさがせ!
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- 小学6年/仲間の形をさがせ!
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- 授業への活かし方
- 算数教育最前線・これからの授業方式を探る (第2回)
- TTのよさを生かした学習形態の工夫
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- ~4年「立方体,直方体作り」/5年「正多角形と円」/6年「拡大図と縮図」~
- 基礎・基本とその指導をはっきりさせよう (第2回)
- 「数と計算」の基礎・基本とその指導
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- 21世紀の算数教育・時代を担う研究者のアプローチ (第8回)
- コミュニケーションが機能する空間
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- 「算数的活動」って何? (第2回)
- 疑問点・問題点(2)
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- 21世紀の教育課程を考える (第26回)
- 算数と国際理解教育の関連
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- 楽しい問題 子供の挑戦コーナー
- 1月号解説及び解答
- 編集後記
- 楽しい問題 子供の挑戦コーナー
- カレンダーで算数を
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編集後記
●今年度は,新教育課程の中心的なキーワードを取り上げて,授業の創造についての理論的な面の考察と,具体的な授業例を示していきたいと思います。
そこで,本号では数量や図形の「感覚を豊かにする」ことを取り上げました。これは,これまでも強調されてきたことですが,実際の授業ではなかなか十分には指導されてきていません。
数量や図形の感覚を豊かにすることは,これらの知識や技能を獲得させることに劣らず重要なことなのですが,なかなか十分になされないのは,1つには「数量や図形の感覚」とは何なのかということがはっきりしていないからでしょう。
更にその具体的な指導の場も方法もはっきりしていません。そのためについこのことに着目しないまま授業がなされているのではないでしょうか。そこで,これらの点について明らかにしたいと考えました。
導入課題の工夫は,課題の内容だけでなく,板書やワークシート等,課題提示の仕方もまた重要な条件となります。課題の意図が子供たちに明確に伝わる板書,子供たちの課題への取り組みの姿勢や課題の解決過程が残るノートやワークシートなど,板書やノートなどによって,導入課題のよさが生きてきます。
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- 明治図書