- 特集 学習カードを活用した授業づくり
- 総論
- 個を知り、個に応じ、個を生かす授業のために
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- 学ぶ力を付ける学習カードの活用
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- 学習意欲を伸ばす、学習カードの実例と利用法
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- 学年別実践事例
- 1年/考えが表現できるノートをめざして
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- 2年/自己評価カードから知る子どもの思い
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- 3年/問題解決過程で思考を広げる学習カード
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- 4年/解決法や検討法が身に付くカード
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- 5年/自己評価能力を高める「ふりかえりカード」
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- 6年/カードをもとに展開図の性質をまとめる
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- 算数Short story (第48回)
- ガンマス校長先生の算数朝会12
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- 〜敷き詰め作品コンクール〜
- 授業力アップ! 今月の授業と板書
- 【第1学年】どちらがおおいかかんがえよう
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- 〜おおいほう すくないほう〜
- 【第2学年】九九さがし
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- 〜九九の多様な見方〜
- 【第3学年】重さをしらべよう
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- 〜重さ〜
- 【第4学年】はしたの大きさの表し方を考えよう
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- 〜分数〜
- 【第5学年】円をくわしく調べよう
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- 〜円周と円の面積〜
- 【第6学年】工夫して数えよう
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- 〜6年のまとめ〜
- 自著を語る (第42回)
- 『確かな学力を育てる算数科学習指導略案集』(全3巻)
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- 算数が好きになる問題
- 小学1年/ひみつのすうじ
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- 小学2年/ロボ99
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- 小学3年/めざせ!ひっ算王
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- 小学4年/マッチ棒をならべて
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- 小学5年/算数しりとり!
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- 小学6年/魔方陣をつくれ!!
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- 算数授業奮闘記 (第48回)
- 「おもしろかった」の授業って?
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- 個に応じた発展問題事例 (第48回)
- 1年・もうすぐ2年生/2年・10000までの数/3年・もうすぐ4年生/4年・もうすぐ5年生/5年・もうすぐ6年生/6年・割合を使って
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- 算数教育ホットニュース (第48回)
- 算数・数学と映画
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- 若い教師のための算数指導入門 (第24回)
- 発問と助言
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- 子どもの視点から授業づくりを見直す (第6回)
- 子どもの表現の中に価値あるものを見出す
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- 「確かな学力」をつける教材研究 (第12回)
- 分数と小数を関連づける指導
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- 算数科におけるコミュニケーション能力の育成 (第12回)
- 新たな教育過程と実践への期待
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- 授業におけるメタ認知の育成 (第12回)
- メタ認知研究と算数教育
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- 全国研究校だより/北から南から (第22回)
- 千葉県茂原市立茂原小学校
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- 編集後記
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- 今月の楽しい問題 チャレンジコーナー
- 輪を重ねて、おもしろいわ!
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編集後記
算数の授業の中で、子どもの思考を表現(外化)するものとしてカードに表す方法があります。このカードは、思考のきっかけ、プロセス、学習感想、自己評価表、問題解決から得たストラテジーなど様々な内容が考えられます。
平岡忠氏は、A基礎・基本の定着を図るカードから、Fコミュニケーション等のためのカードの6種類に分類されています。参考になります。これらのカードを黒ア東洋郎氏の言葉を借りれば、学習の目的に応じて最適化を図ることが大切だと言えます。また、黒ア氏は、学習カードの巡回方式を提案されています。確かに巡回させることは、学びの新しい視点を取り入れることができる有効な方法と考えます。
矢田氏の学習カードは、授業において振り返るメタ認知を促進させてくれます。同様に、田中氏は、振り返りカード自己評価能力を高めることをねらっています。
この他、大久保雅恵氏の「考え方カード」や「話し合いカード」は短冊で教室に掲示するものであり、算数の教室環境としてふさわしいものと言えます。いずれにしても継続的な使用で子どもに力がつくことと考えます。
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- 明治図書