- 特集 「少人数・コース別選択学習」の効果的な運営法
- 総論
- 少人数・コース別選択学習の課題
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- 少人数指導はチームとしての仕事
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- 基礎・基本を豊かに身に付ける
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- 学年別実践事例
- 1年/「求差」から導入する意義と習熟度別指導体制の準備―単元「ひきざん」(くりさがり)
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- 2年/児童一人一人が成長できる指導体制の工夫
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- 3年/児童の選択による習熟度別コース学習の運営
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- 4年/学年末に行うコース別選択学習
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- 5年/児童に寄り添う少人数指導
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- 6年/自らと語る力を利用したコース選択
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- 算数Short story (第47回)
- ガンマス校長先生の算数朝会11
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- 〜万華鏡の世界〜
- 授業力アップ! 今月の授業と板書
- 【第1学年】10がいくつ
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- 〜大きい かず〜
- 【第2学年】もっと大きい数をしらべよう
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- 〜10000までの数〜
- 【第3学年】もっとかけ算の筆算のしかたを考えよう
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- 〜2けたをかけるかけ算の筆算〜
- 【第4学年】変わり方を調べよう
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- 〜変わり方〜
- 【第5学年】(%)って何だろう
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- 〜割合〜
- 【第6学年】全体を1として考えよう
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- 〜割合を使って〜
- 自著を語る (第41回)
- 『算数科コース別指導による確かな学び』(全3巻)
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- 算数が好きになる問題
- 小学1年/たしざんひきざんビンゴ!
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- 小学2年/長さのアリのすめいろ
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- 小学3年/かけ算でバトル!
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- 小学4年/色分けパズル
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- 小学5年/「1円硬貨」をならべると…
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- 小学6年/3割バッターは,だれだ?
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- 算数授業奮闘記 (第47回)
- 図から式への不思議
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- 〜2年生「ふえたり へったり」〜
- 個に応じた発展問題事例 (第47回)
- 1年・おおいほうすくないほう/2年・100pをこえるながさ/3年・重さをしらべよう/4年・はしたの大きさのべつの表し方を考えよう/5年・円周と円の面積/6年・比とその利用
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- 算数教育ホットニュース (第47回)
- こんなにあるの!! 算数の資格
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- 若い教師のための算数指導入門 (第23回)
- 子どもの考えを活かすまとめ
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- 子どもの視点から授業づくりを見直す (第5回)
- 子どもの思考の流れにそう
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- 「確かな学力」をつける教材研究 (第11回)
- わり算の筆算形式の再考
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- 算数科におけるコミュニケーション能力の育成 (第11回)
- 学習過程の工夫
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- 授業におけるメタ認知の育成 (第11回)
- 算数作文で授業改善
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- 全国研究校だより/北から南から (第21回)
- 広島県竹原市立忠海西小学校
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- 編集後記
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- 今月の楽しい問題 チャレンジコーナー
- 円の面積はどれが大きい?
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編集後記
島田和昭氏は,生徒側と教師側という観点に立って,少人数指導のよさと問題点をあげておられる。そして,学習集団の選択として, 子どもに自分で判断できるような働きかけが必要であると述べられている。私なりに解釈すると,判断の材料の提供と自らの学力を冷静に判断させるメタ認知の促進ということであろう。また,教師間の連絡を密にすることも述べられている。ぜひ,打合せの時間を確保したいものだ。
飯島康之氏は,少人数指導の前提として教師間の「納得」をあげておられる。要するに,教育は教師,また教師間の納得が目標設定を決めるということであろう。なお,最後に紹介されたカラーコーンのアイデアは,私の顧問学校の広島県甲山小学校でも実施し効果をあげている。簡単な工夫ではあるが,子どもの学びと学びの変化をみるのによい。(私のホームページにも写真を載せている)
廣田敬一氏は,補充的・発展的な学習の教材について吟味を促している。基礎・基本の内容に則したものでありたいと述べておられる。また,興味・関心別のコース選択学習も取り入れたいと述べている。このような視点にも立って,少人数指導・コース別選択学習を進めたいものである。
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- 明治図書