- 特集 脳科学が明らかにした学習の原則
- 脳科学が明らかにした学習の原則
- 向山実践は大脳生理学、認知心理学、脳科学の示すところと同じ道を進んできた
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- 脳科学の研究が学習の原則を示した
- 脳科学が裏付ける向山型学習指導法
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- 向山実践と脳科学の二刀流で学校づくりを強化する
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- 学習するとは脳内ネットワーク(新しい神経回路)を作ること
- 脳科学が証明する算数教科書を教えることの大切さ
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- 本物の「繰り返し」は向山型指導法の中にこそある
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- 短期記憶と長期記憶の違いを知らないと子どもは荒れる
- 短期記憶を長期記憶にする作業
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- 教師の無知が、子ども達を傷つけている
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- 学習したことは忘れるが忘れ方に規則性がある
- 教材の良し悪しを脳科学の視点で分析する
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- 算数の教科書と向山型は、脳のしくみをとらえた指導法である。
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- やたら詰め込む学習は無意味である
- 脳科学を学び、脳の仕組みや性質をきちんと理解すると、効果的な学習ができる
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- 向山型算数は、優れた「能力開発」のシステムを内包している
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- 「忘れたら覚える」効果的復習こそ学習のポイント
- 復習のキーワード「黄金の一ヶ月間」が子どもに学力を保証する!
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- 基本型を使って同じ問題を解く
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- すぐれた学習システムは「効果的学習」になっている
- 基本型を教えることが、効率的な学習になる
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- 脳科学の理にかなった向山型指導法
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- ワクワク学習はなぜ大切か
- わくわくドキドキが脳を活性化する
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- ワクワク学習は前頭前野を鍛える
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- 目的を小さくして、いっぱいの達成感で授業を組み立てる
- 「あかねこ漢字指導システム」は、「脳科学の知見」に基づいた指導法であった
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- 個別評定を取り入れることで、英会話の授業はますます楽しくなる。楽しいと記憶力が高まる!
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- エピソード記憶の学習方法を開発していく
- 知性と教養と責任感をフル活用して授業を知的に明るくさせる方法
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- 「感情活用学習法」で!
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- 向山型算数は方法記憶となる、方法記憶こそ最も大切な学習内容である
- 授業の中で「方法記憶」を保障するシステム
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- すべての計算の基礎である「数のかたまり」概念を、最強の記憶である「方法記憶」にまで深める百玉そろばん
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- 脳科学を学んでびっくりしたこと
- 向山型指導法のすごさ、すばらしさを証明する最新脳科学
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- 向山型って、こんなにすごかったんだ!
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- 記憶の原理に適っているから漢字スキルで子どもが伸びる
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- 「教師の仕事」とは何かを科学的な側面から、気づかせてくれたのが脳科学である
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- 「一時に一事」が自己統制力を成長させる
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- 大局を理解させるのに向山型ノート指導法は有効である
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- ミニ特集 向山全集に学ぶ教材づくりの法則
- 第5期「向山洋一全集・学力向上のTOSS算数ワーク」全十三冊発刊
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- 山のような原稿から選び抜いた第5期全集は、子どもたちに算数の力をつけるためになくてはならないワーク集だ
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- 向山洋一全集第5期発刊第5期全集は、教師に教材作りのポイントを示し、子ども達に算数の力を付ける。
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- 教材づくりのプロ中のプロ・向山洋一氏の思想を具体化した一級教材が満載!
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- 多様なページ展開で繰り返し学習を行える
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- 楽しく自力で学力をつけさせるための原則を学ぶ
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- すぐれた教材は、すぐれた思想に支えられている
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- イラストでみる「学級経営の急所」
- 人と人との絆
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- 授業上達論 追補 (第155回)
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- 編集前記
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- グラビア
- 「教科書をここちよいリズムとテンポで行う授業」それが向山型算数 ほか
- 総合的学習/英会話の授業
- TOSS英会話指導案集を使って
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- 総合的学習/調べ学習の授業
- 「世界の米作り」をインターネットで授業する
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- 総合的学習/食と健康の授業
- 参観日に「和食」のよさを伝える授業を
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- 総合的学習/まちづくりの授業
- 観光客を増やそう!私たちのまち
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- 医師からの提言 特別支援教育への手がかり
- 「保育園/幼稚園を見に行こう」
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- 子どもの実像
- 冬休みの楽しみが拡散する
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- 衝撃 教育技術学会発 算数学力調査
- 子どもの願いをかなえるのは、「向山型」である
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- 授業のドラマ12ケ月
- 根拠なき批判・おしゃべりには躍らされない!授業を見る目を持たない指導者が害悪を撒き散らしている。
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- 教室が熱中、学力もつく『TOSSランド活用ワーク』を使った授業。
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- 向山型算数で平均90点突破 (第21回)
- ノートをチェックし、ほめ続けることで、できない子も算数を好きになる。だから成績は急上昇するのだ。
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- 続・向山洋一を追って (第4回)
- 〔第2巻〕『プロの資質を磨く若き教師の三年間』
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- 向山実践の原理・原則 (第129回)
- 40年昔、全国から毎年3000名の参観者があった音楽公開授業!
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- 我がクラス 基礎学力への挑戦
- 五感を使って学習させる
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- 知的な授業が、心のとびらを開く
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- テスト選びの大切さ
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- 酒井式新ステージU (第5回)
- 「塗ること」の意味「塗らないこと」の意味
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- 授業の始まり3分間
- 授業開始三分には、珠玉の場面が散りばめられている。
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第165回)
- 子どもたちが熱中!『話す・聞くスキル』
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- TOSSインターネットランド (第117回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第153回)
- 計算あみだチャレラン
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- ドラマを創る教師たち
- 授業技量検定への挑戦
- 授業の始まり(15秒)のつかみ
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- TOSSノートで子どもが変わった
- 「きれいになる・たくさん使う」が自信となる
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- 教材は正しいユースウェアで効果が上がる
- 正しいユースウェアを伝えて教材力発揮!
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- 熱中する体育授業
- 子どもを見る、それが教師修業の第一歩
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- 開脚跳びが軽々とできたら、かかえこみとびに挑戦
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- 「着衣泳の指導」
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- 五色百人一首で学級づくり
- 学級経営の屋台骨を支えるのは、もちろん「五色百人一首」
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 教師人生が変わった3つのツキ
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- サークルに参加して得たもの
- サークルの門を叩け!
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- TOSS中学高校、TOSSとの出会い
- 一人では限界がある
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- 全国ネットワーク全国ML活動中
- 五色百人一首理事ML
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- 中央・関西・九州事務局日誌
- 中央事務局日誌
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- 関西事務局日誌
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- 九州事務局日誌
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- インターネット活用の授業参観・研究授業
- 授業サイト・スマートボード・力のある資料で保護者もまきこんだ空間を作り出す
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- 箱根の夢を実現する!
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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編集前記
▼学習のやり方には原則があります。上手な学習方法もあれば、逆効果の学習方法もあります。
▼漢字を毎日、少しずつ(五分程度)、授業中に扱うのは上手な学習方法ですし、ドリルなどの宿題を毎日、大量に出すのは逆効果の指導法です。
宿題をいっぱい出せば、教師は「やっているつもり」になりますし、親は「安心」しますが、子どもに実力はつかないのです。
▼子どもが、機械的に手を動かすだけの作業になるからです。更に、うんざりして、やる気をなすくからです。更に、たくさんの量を学習させると「記憶の干渉」と脳科学が呼ぶマイナスを生じさせます。
▼私は最後の年六年生を担任しました。五年生の担任はヴェテランの女性教師。
毎日毎日漢字ドリルの宿題をいっぱい出していたそうです。ノートのチェックもきびしかったといいます。
六年担任した私は「五年生の漢字を百問」テストに出しました。何と平均点は四十点近く。満点はゼロ。九十点以上もゼロ、〇点近くの子が十人余もいました。
これが、熱心に漢字ドリルの宿題を出した結果です。この時のテストを今も記念に持っています。
▼脳は覚えたことを忘れます。ところが、「忘れ方は、人それぞれではない」のです。忘却曲線は、どの人も、ほぼ同じです。
ここから復習の原則が生れます。
▼こうした脳科学の原則にぴったりあてはまるのが、向山型授業法なのです。
どちらも「子どもの事実」を大切にした研究結果だから、同じなのです。
▼算数の問題解決学習、国語の単元学習は、脳科学の学習原則から見ると、全くデタラメです。「復習」という「教育にとって大切な概念」さえふまえてないのです。
▼突然ですが、一月二十八日(金)山口県浅田小学校で開催予定の「特別支援教育を意識した授業」研修会を変更します。
「会場を福岡市にして、日程を一月二十九日(土)に変更。公開授業のかわりにパワーアップして『ADHD児、LD児、が教室にいる時の模擬授業』を、最先端の研究者と実施。後半部分は予定通り」。特別支援教育に全国がとり組んでいる中、注目の講座です。既に申し込みされた方は、別途連絡があります。
(向山)
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