- 特集 実力ある教師への近道
- 実力ある教師への近道
- 高速道路を走るような感じで教師の実力がつく方法
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- 今ふりかえる私の教師修業
- 向山氏との出会いが運命を決めた
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- サークル活動の内容で教師「修業」のレベルがわかる
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- 京浜教育サークルの仲間と、校内自主研究が教師修業を支えてくれた
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- 未来を決定した新卒時代の出会いと勉強
- 一人に一つの名前だから
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- 絶対やっておくこと
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- 「教室ツーウェイ」との出会いが、全ての始まりだった
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- 私のすすめる教師修業
- 事上磨練
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- 向山氏の文章をノートに貼り、授業行為を手書きで抜き出せ。
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- 石の上にも三年の修業を課し、実践家としての誠意、プライドを守り続けることである。
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- 教師修業の場 サークルでのドラマ
- 何度でも模擬授業に挑戦する
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- 岡山MAK合宿で、甲本先生からいただいた言葉
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- 自己否定することから教師修業が始まる
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- TOSSで学んだからこそ得られた教師修業の成長曲線
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- 家族と仲間に支えられて
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- 校内研究 こうして学んだ
- 向山先生をお迎えして、初年度となる本校実践より
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- 私は、英会話授業のイメージを校内研究で学んだ
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- 闘うべき時は闘おう
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- 研究集団だから論を闘わせられた
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- それは一人の教師との出会いから始まった
- 一枚の年賀状が導火線に火をつけた
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- 教師の汗の量と子どもの幸福は比例する
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- 斉藤一人さんのいう「指導霊」はきっといる
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- それは一冊の本との出会いから始まった
- 黄金の三日間を一生懸命に遠回りした私
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- 「指名なし討論」を追って
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- 『子供を動かす法則』は基本中の基本
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- 学級崩壊 夢やぶれてからの出立
- 初任のときの子どもたちが教えてくれた教師修業の大切さ
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- 法則化との出会いが教師人生を百八十度方向転換させた
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- 学び続けていれば、教師になってよかったと思える日が必ず来る
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- 嫌・崩壊 サイクルでの教師修業で
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- ミニ特集 新任教師大好評TOSSデー
- TOSSデー全都道府県七百二十会場
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- 新任TOSSデーこそが、教師にとって最も重要な「授業」について教えてくれる
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- 新任者に後方支援の場をつくる
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- 新任教師の大きな不安を一掃する新任教師TOSSデー
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- すぐに使えるネタ、学級経営の方法が大人気!
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- 直ぐに役立つ「技術」「技能」「ユースウェア」を手に入れるチャンスが目の前にある
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- TOSSなら教壇を去った百九十一人の新任教師を救えた!新任教師よ、TOSSデーに集まれ!
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- 向山語録 (私の心に残るこの文章)
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- 編集前記
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- グラビア
- 「研究集団調布大塚小学校」向山洋一氏の研究授業・行事・年間計画の組み立て方を学ぶ ほか
- 初めての向山型授業
- 向山型算数/荒れた子も巻き込む魔法の授業!向山型算数
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- 向山型国語/わが教師人生に光をもたらした向山型国語
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- 新任教師A、教師にめざめる
- これが教師の仕事だ
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- 全ての出会いが、自分を変えてくれた
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- 一冊の本がくれた出会い
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- 教師に知っててほしい基本の12項目 (第2回)
- 特別支援教育をささえるキーワード
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- 〜バークレー博士の12の原則〜
- 明石研卒論12章 (第2回)
- 卒論が職業選択に結びつく
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- 我流を正す
- たったワンフレーズで子どもが変わる!
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- 校長 私の教師修業時代
- 実践研究の動向
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- 品よく、図々しく、がむしゃらに学ぶ
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- 向山型算数で平均90点突破 (第38回)
- 「学習の基礎体力」を作り、平均90点突破を実現させる
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- 続・向山洋一を追って (第21回)
- 〔第18巻〕『日本教育史最大の出口論争から向山はデビューした』
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- 向山実践の原理・原則 (第146回)
- 日本教育界の先人 大槻幹雄先生〈継ぎゆく者へ魂をこめて〉書簡集
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- TOSS授業検定F・E・D表挑戦
- 検定で見つけた課題を克服し、授業力を高める
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- 「子どもへの目線」の力をつければ、子どもはもっと成長する
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- 日ごろの授業を研ぎ澄ます
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- 佐藤式工作法
- つなのぼり名人−伝承玩具の動く仕組みを活用して−
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- されど目線
- 授業技量検定で「目線」は変わる
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第182回)
- 言葉の重み、心のおもい
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- TOSSインターネットランド (第134回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第170回)
- やじるし迷路チャレラン
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- ドラマを創る教師たち
- TOSS中学 どこでも模擬授業
- どこ模をすれば明日から授業がかわる!
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- このTOSS教材に助けられた
- たった三か月で「漢字の苦手な子」を「漢字の得意な子」に変えた「あかねこ漢字スキル」
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- ユースウェアの大切さに目覚めたとき
- 素直にやってみることが最大のポイント
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- 私の道徳の授業
- 複眼的思考力を教える
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- 「当たり前のこと十か条」を低学年に授業する
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- 中学生だから「淡い恋心」を授業する
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- 五色百人一首で学級づくり
- 「五色百人一首大会出場」が子どもたちを成長させた。
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 漢字スキルの指導は、子どもも保護者も救う
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- サークルに参加して得たもの
- あなた一人ではない
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- TOSS中学高校、TOSSとの出会い
- 一枚のハガキが教師修業の出発だった
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- 全国ネットワーク全国ML活動中
- 向山型算数の指導方法に関する話題満載の向山型算数ML
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- TOSS学生サークル(学生TOSSデー)
- 「学生サークル」で大学生活を10倍楽しむ
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- スマートボード授業のドラマ
- スマートボードで授業の主導権を握る
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- 小学校英語 間もなく開始
- まず3時間連続授業でTOSS型英会話指導法を導入する
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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編集前記
▼教師生活を二十年やってもそれだけで技量は上がらない。四十代になって授業が下手な人はいくらでもいる。
▼いかなる分野でも、例えば医師でもプロ野球でも寿司職人でも、修業なしには上達しない。教師にも上達する道がある。
▼上達するにはすぐれた「知識」を得て、それを使いこなす修業が必要だ。
▼野球での「ゴロのとり方」を、本で読んだり、他人のやるのを見たりして「知識」として身につけることはできる。
しかしそれだけで「技量」として身につくことはない。
練習が必要だ。修業の期間がいる。
▼「いいとこ取り」という学び方は「知識」として「知る」ことで大丈夫という考えである。しかし、大切なのは、使いこなす力、技能なのだ。
「いいとこ取り」の考えの人が、実力をつけることはない。「上達とは何か」が端から分っていないのである。
▼TOSSには、学生時代スポーツをしてきた人が多い。例えば中央事務局の鈴木恭子先生は、大学時代テニスのインターカレッジの全国優勝をしている。
全国優勝をするほどの人は「いいとこ取り」で学んだのではない。大切な点を修業してきたのだ。
だから、「教師の実力のつけ方」を、すぐに理解することができた。
▼「技能は、手続き型知識であり、本来言葉で表せない。けれども上級者は、この言葉で表せないものの要諦を、メタファ(言葉)によって、相手に雄弁に伝えることができる」(『上達の法則』岡本浩一)
▼技能の修業には、上級者の指導が絶対に必要なのである。
いかなるスポーツも、いかなる芸術も、いかなる科学も、いかなる芸道も、県大会クラスになるためには、すぐれた指導者がいたはずである。
▼実力ある教師は、算数テストで五点、十点の子を、授業時間だけで満点をとらせることができる。
実力のない教師は、算数テストで五点、十点の子は、そのままである。
▼子どもの事を真剣に考えるなら、実力ある教師への道を進んでほしいと思う。
(向山)
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- 明治図書