- 特集 絶対成功する新学期学級づくり 黄金の三日間
- 絶対成功する新学期学級づくり 黄金の三日間
- 絶対にやるべき六項目
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- 黄金の三日間の大切さ
- 「つかみ」と「しこみ」
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- なぜ黄金なのか、何をこそすべきなのか、その目的は何か、を意識
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- 春休みの準備をこうする
- 必ず取り組む三つのこと実態を把握し、対応策を考え、継続して指導することを決める
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- 春休みに「黄金の三日間」を設計する
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- 子どもと顔を合わせる前に絶対やっておくこと
- 環境を整え可能な限りの情報を集める
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- これがないと怖くて子どもの前に立てない
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- 前日準備のすべて
- 子どもの姿を想像し、最終確認する。
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- 「方針演説」を準備せよ!
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- 始業式(入学式)のすべて
- 必要な事項の徹底と、段取りよく短時間にすすめることが最重要
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- 新任式・始業式は、一年間のクラス方針を確認し、修正する場である。
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- 新担任一日目のすべて
- 子どもの名前を正確に呼び、抜群の笑顔を送る。
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- 子ども達を率いていく気概を持つ!
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- 新担任二日目のすべて
- 趣意説明したことを、実際の授業の中で補強していく二日目
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- 計算をきちんと紙に書き出せ。一秒も無駄にするな。
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- 新担任三日目のすべて
- 三日目に授業の学び方を教える
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- 「ていねいにする学習ルール」を確定しよう
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- 一週間でおさえておきたいこと
- 「趣意説明」と「詰め」を貫く
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- いじめへの的確な対応が決めて
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- 二週間でおさえておきたいこと
- 先生の言うことを聞くと「得」だと思わせる
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- 小さな楽しいイベントを実行する
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- 学級崩壊の前兆…アドバルーンへの対応
- 子どもからの不当な要求は、きっぱりと断る
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- アドバルーンを駆逐する
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- 学級崩壊につながる安易な教師の行為学級崩壊への第一歩
- 学級崩壊への第一歩
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- 安易な約束・安易な宣言は命取りになる。技量検定で言葉を磨こう。
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- 新任で崩壊学級を持たせられたときの心得
- 強いリーダーシップで統率する
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- 出会いの小さな勝負に勝つ! 知的な授業を追試し続けよ!
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- プロの教師になるための必読書
- 数多くの著作の中からプロに特化した本を選びだして学びを積み重ねよう
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- プロ教師を目指すものが読むべき三種の神器がある!
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- ミニ特集 私を学級崩壊から救ってくれた教材教具
- 教室が熱中する、教室がシーンとなる そんな教材が学級崩壊から救ってくれる
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- 私を救ってくれた教材「うつしまるくん」
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- 五色百人一首が、学級を立ち直らせる引き金に
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- ノート指導に欠かせないTOSSノート
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- 【ルールをまもる】【仲間意識】を育てる五色百人一首
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- 漢字スキルに救われた!
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- 唯一静寂を保たれる時間 それが暗唱直写スキルの時間だった
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- 向山語録 (私の心に残るこの文章)
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- 編集前記
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- グラビア
- 2006 TOSS箱根合宿(向山型社会/向山・小森型理科授業を追求する)ほか
- 初めての向山型授業
- 向山型算数/「タテマエ」だけの問題解決学習はサヨナラ 向山型算数のパーツの追試で腹の底からの手応え
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- 向山型国語/教科書を開く。そして音読。向山型の基本的なシステムを教える。
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- 新任教師A、教師にめざめる
- できない子が、できるようになる! これぞ教師の仕事・教師の喜び
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- 私の教師人生を変えた運命の出会い
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- 本に書いてあることは本当だ
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- 教師に知っててほしい基本の12項目 (第1回)
- 特別支援教育をささえるキーワード
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- 〜バークレー博士の12の原則〜
- 明石研卒論12章 (第1回)
- 卒論のススメ
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- 我流を正す
- 我流は「追試」「講座」「サークル」で正す!
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- 校長 私の教師修業時代
- 頂門の一針
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- 教師修業は大学時代から始まった
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- 向山型算数で平均90点突破 (第37回)
- 高段者の授業を、繰り返し体感する。
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- 続・向山洋一を追って (第20回)
- 〔第17巻〕『いじめを克服する教師の闘い方』
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- 向山実践の原理・原則 (第145回)
- TOSSを組織的に排除するある教育委員会、一部管理職は憲法違反である
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- TOSS授業検定F・E・D表挑戦
- 一点突破!
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- 正しい努力の方向を指し示してくれる場
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- 明確な発問・指示
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- 酒井式新ステージW (第1回)
- 「図」から「絵」へ。今一歩の上達を。
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- されど目線
- 「とりあえずほめ言葉」からの脱出
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第181回)
- 使い方いろいろザ・宿題
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- TOSSインターネットランド (第133回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第169回)
- しりとりチャレラン
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- ドラマを創る教師たち
- TOSS中学 どこでも模擬授業
- どこ模で授業への思想を知る
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- このTOSS教材に助けられた
- 鉄棒嫌いも好きに変身させる鉄棒くるりんベルト
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- ユースウェアの大切さに目覚めたとき
- 教師用百玉そろばんのユースウェア 今、何かが動いた!
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- 私の道徳の授業
- 「夢」と「希望」を持たせる授業開き
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- 「ありがとう」の一言が人間関係をよくする
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- オススメ! 心が温かくなる「友達」の授業
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- 五色百人一首で学級づくり
- 「ぼくだって、できる」クラスづくりの核となる「五色百人一首」
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- TOSSとはじめた新しい夢
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- サークルに参加して得たもの
- サークルの要になって行動する
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- TOSS中学高校、TOSSとの出会い
- 「教師を辞めたい」からの復活
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- 全国ネットワーク全国ML活動中
- TOSS−MLはTOSSで学ぶ先生の証です
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- TOSS学生サークル(学生TOSSデー)
- 大学生よ! 今こそ目を覚ますときだ!
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- スマートボード授業のドラマ
- キャプチャー・回転・直線引きで分かった!
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- 小学校英語 間もなく開始
- 小学校英語、間もなく開始! まずは、年間計画。そして実践。
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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編集前記
▼新年度、子どもと出会う。最初に会ったその時、全員の名前を言えるだろうか。
全員の名前を言える教師は、一流の教師になっていく。半分以上言えれば、どこの学校でも通用するプロの教師になるだろう。
一人も言えない、子どもの名前を覚える努力をしなかった教師の多くは「鈍感で、授業の下手な教師」人生を歩むだろう。
母校東学大の就職前講座で、私はこのことを強調した。
▼授業は「口先だけ」ではできない。いくら「うまい言葉」を言っても駄目だ。
「地道な努力、修業」と「身につけた術」が必要なのだ。
▼これからの教育では「コミュニケーション能力が大切だ」と主張する教師はいっぱいいる。コミュニケーションとは、相手の名前を言った時から始まる。「週刊朝日」の名編集長だった扇谷氏は「名前はコミュニケーションの把手だ」と言っていた。
▼新年度、最初の出会いの時に、子どもの名前を言える教師こそが、コミュニケーション能力を育成できる教師であり、自分もまたその能力があるということである。
▼新学期、授業開始からの三日間は、黄金の日だ。この時だけは子どもは素直に教師のいうことを聞いてくれる。基礎を築く時だ。
▼子どもの名前を覚えて、黄金の三日間に臨む。そこから、学級作りはスタートする。
▼黄金の三日間に何をすべきなのか、一日毎にやるべきことを特集した。
▼一年間、教師を支えてくれる、すぐれた教材、教具を選ぶことも大切だ。
▼子どもたちが熱する教材、クラスのまとまりを作る教材、子どもに成功体験を味わわせる教材、基礎学力を保障する教材、医師がすぐれた医薬品を選ぶように、教師も、納得できるものを選ぶべきだ。
▼つまらない教材に妥協して、一年間後悔した教師は多い。
▼これから、全国各地でTOSSデーが始まる。今年は何と七百会場である。学生TOSSデーも次々と実施されている。
▼TOSSデー通してたくさんのすてきな出会いがあることを願う。すてきな出会いは、その努力に見合った形で訪れてくる。
(向山)
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- 明治図書