教室ツーウェイ 2007年7月号
いじめ発見(触診・問診・検査)システム、対応システム

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教室ツーウェイ 2007年7月号いじめ発見(触診・問診・検査)システム、対応システム

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2007年6月5日
対象:
小・中
仕様:
B5判 88頁
状態:
絶版
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目次

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特集 いじめ発見(触診・問診・検査)システム、対応システム
いじめ発見(触診・問診・検査)システム、対応システム
日本の教育界のかかえる二つの根深い欠点
向山 洋一
発見システム
触診的方法(小さな事実から発見する)
「机を離す」これとて見ようとしなければ、見えてこないのだ
高山 佳己
廊下ですれ違いに感じたある種の違和感に、教師としての直感力を働かせる
小林 幸雄
出会いの時に子どもと握手すると発見できる
菅原 光敏
問診的方法(アンケート的方法で発見する)
調査とは、問題を見つける為だけに行うのではない。問題を解決する為に行うのである。
川原 雅樹
うちは大丈夫!?
杉谷 英広
子どもの立場に立ったアンケート作成が必要である。
桑原 和彦
検査的方法(かくれているいじめを発見する)
特定なところでいじめを見つける
新牧 賢三郎
ひとりぼっちの調査は、ちょっとした時間にできて、効果のある優れた調査である。
石川 裕美
対応システム
即座にする学校の基本方針
年三回のアンケートを実施する
吉川 廣二
いじめ対応システムを構築し機能させる力は「教育課程の編成」そのものである
黒木 浩
被害者の子どもへの即座の行動
子どもを早く安心させること 親も早く安心させること
田村 治男
「絶対保障」で安定させる
伴 一孝
担任が二十四時間以内にとるべき行動には二種類ある
野田 正孝
子どもを味方につけて解決する
集団の教育力を生かす指導とその後の動き
冨士谷 晃正
子どもを味方につけていじめを解決するには三つの条件がある。原則どおりに闘うためには日常が問われる。
椿原 正和
すぐにはいかない根深い問題
被害者の心のケアをする
吉本 和美
いじめを隠さず、問題をオープンにする
石田 博一
カウンセラーとの協力対応システム
カウンセラーからの情報をいち早く知り、協力対応システムを校内に作る
木村 礼子
チームを組んで対応
岡 惠子
中学生のいじめへの対応
二四時間以内に「初動」を完了させる
川神 正輝
中学校での指導、二つのポイント
向井 ひとみ
全体のシステムを構築した上で、各教師の力量が生きる。
長谷川 博之
我が校のいじめ対応システム
五つのレベルで対応していく
槇田 健
向山氏提唱のシステムを教育課程に明記した学校もある
桜木 泰自
安易に子どもを傷つける方法に頼らず、複数の教師による組織的な対応で、早期発見、解決に努めている。
戸井 和彦
これはひどい ダメないじめへの対応
担任への不満は、弱者に向かう。
太田 聡美
デタラメな指導はいじめを助長させる
坂田 幸義
担任に任せっきりにした結末
小野 隆行
ミニ特集 全国子どもTOSSデー
TOSSの教師に習いたいという熱い期待にこたえて子どもTOSSデーを今年も全国で開催します
向山 洋一
今年も子どもTOSSデーは楽しいイベント満載です!
勇 眞
教師の知恵が詰まった指導法をライブで体感してください!
千葉 雄二
大阪青年会議所と連携してTOSSの輪を広げる
神谷 祐子
一番人気は五色百人一首
西岡 美香
TOSS教材を使うことで、子どもたちも熱中して学習することができた
三浦 広志
来てよかったと腹の底からの実感! 子どもも保護者も大満足!
太田 恵子
向山語録 (私の心に残るこの文章)
木村 孝康向山 洋一
編集前記
向山 洋一
グラビア
TOSSだから学級崩壊から立ち直らせることができた ほか
初めての向山型授業
向山型算数/赤鉛筆指導と力強いほめ言葉がやる気を引き出す!
本多 崇敏
向山型国語/ぼくにも要約ができた! 向山型要約指導
中村 友美
新任教師A、教師にめざめる
実践を信じて起こった感動のドラマ
森 香織
『授業の腕をあげる法則』が私の間違いを教えてくれた
柏田 良男
中学生もここまでやれるんだ!
田上 貴昭
向山型で作る楽しいボール運動
戦術学習に適用する向山型「局面の限定」
浜井 俊洋
いじめの実態、いじめの背景
いじめ発見の方法2
明石 要一
〜ウオッチングでいじめを発見する〜
いじめ・学級崩壊に挑む
「即、対応」と「丁寧な言葉」
間 英法
TOSS学生サークル前進中
学生サークル参加は教採合格への近道
星野 吉博
夢を語るだけでなく、行動に移そう!
高橋 歩惟
向山型算数で平均90点突破 (第52回)
向山型を目指せば、結果は自からついてくる。
岩本 友子
続・向山洋一を追って (第35回)
〔第29巻〕『卒業・別れの演出』
戸塚 雅昭
向山実践の原理・原則 (第160回)
秋田拡大サークルは炎のように燃えていた
向山 洋一
TOSS授業検定F・E・D表挑戦
検定・授業・検定のサイクルが力をつける
佐々木 俊一
級が上がるにつれて、教室の様子が少しづつ変化していった!
上田 有喜子
正しい努力の方向性を信じて励む
鈴木 正和
佐藤式工作法
モンスターアタック
佐藤 昌彦
つかみの15秒
同じ授業で挑戦し続けたからこそ分かってきた、こだわり続けることの大切さ
具志 睦
真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第196回)
親の言うことは聞かないけれど…
遠藤 真理子
TOSSランド (第148回)
谷 和樹
全国ペーパーチャレラン (第184回)
計算迷路チャレラン
伊藤 亮介
ドラマを創る教師たち
TOSS中学 どこでも模擬授業
実践を積み重ね、チェックするための「どこ模」
水谷 美恵子
このTOSS教材に助けられた
自閉症と診断されたA君も、輪郭漢字カードに大熱中
大原 信男
ユースウェアの大切さに目覚めたとき
漢字スキルは間違いをインプットさせないシステム
廣瀬 実子
理科 実験・観察のポイント
有性生殖、無性生殖の観察
小森 栄治
黒板を使って実験データを共有させる
小林 幸雄
本物を教室に展示する
新牧 賢三郎
五色百人一首で学級づくり
五色百人一首で、学級崩壊から生還できた!
吉岡 勝
若く名もなくこの地に教師として生きて
やっぱり、学習のシステムづくりは大切だ!
松永 和巳
サークルに参加して得たもの
我流との闘い
井植 嘉彦
中高、TOSSと出会って授業が変わる
TOSSに出会っていなかったら、教師を辞めていた。
山本 芳幸
全国ネットワーク全国ML活動中
中学の最新情報が満載 TOSS中学ML
櫛引 丈志
全国子どもTOSSデー
結果オーライ 子どもTOSSデーの成功
吉良 幹子
スマートボード授業のドラマ
スマートボードを活用して基礎学力をつける
川原 奈津子
TOSS型英会話で話せるようになる
高学年は違う場面にも「転用」してダイアローグを使いこなす
野網 佐恵美
Free Way 読者のページ
編集長日記
向山 洋一
セミナー案内

編集前期

▼TOSSが躍進し、注目されている。春のTOSSデーは、ついに九百会場を突破した。全国すべての都道府県で実施されている。日本海の離島でも、何ヶ所かでTOSSデーが実施された。

▼TOSS学生サークルが、全都道府県で結成された。上総一の宮のTOSS研修所でも合宿が持たれ、全国から集まった若いエネルギーは熱く燃え化学反応を起こしている。授業力が急上昇している。

▼TOSSの先生のお力を借りたいという依頼が相ついでいる。自治体、行政、法人、企業、私学、広範囲に渡っている。

 TOSS嫌いの教育委員会のその上の方々が「うちの教育はおかしいので点検してほしい」と訪れてくる。

▼教育再生会議で、さまざまな問題に具体的に意見をのべた。総理補佐官、前文科省次官氏達から「大変、参考になった」とあいさつされた。さる文科省の室長氏から「向山先生のいじめの本を読んでます」と言われた。

▼TOSSを支援する保護者のネットワークが作られている。毎週三百万人に届けられる産経新聞の連載は二年目に突入して影響を広げている。

▼私たちの評価の基準は第一に「子どもの事実」。「子どもの事実」がどうであるかこそ、評価の基準である。研究授業に当ってシナリオを書き、子どもに覚えさせてその実践を全国大会で発表する「算数の問題解決学習」とは、根本から思想が異なる。

▼もう一つの基準は「教師自身の腹の底までズシーンとくる手ごたえ、実感」。自分で自分はごまかせない。

▼いじめなどの教育界が直面する困難な問題も「子どもの事実」「教師の手ごたえ」を基準にした実践研究こそが、道を拓くことができる。

▼教育とは、具体的な行為だ。「様子を見よう」は、行為ではない。「気づかない」のはプロとして失格だ。

「いかなる決意で」「いかなる具体的行為」をしたかによって、結果は異なる。

▼心ある多くの教師が努力をしている。成果をあげている教師も多い。まずはそこから学んでいくことが大切だ。

▼学力テストに対応できる学力を、いかなる授業でつけるかが、今後問われる。

(向山)

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      明治図書
    • 将来的には「いじめられっ子の冤罪を晴らす」特集を組んでいただきたい。(もしかしたら、わたしの不勉強で、そんなのはとっくにやっているのかもしれないが…)いじめられているにもかかわらず、その(いじめられている)子供が担任の先生に怒られているという、まことにふしぎなケースがままあるからだ。
       
      一例を挙げる。昼休みにドッジ・ボールをやっている。で、リーダー格の子供が「最後にボールをさわった人がボールを片づけることにしよう!」と提案し、ほかの子供も同意する。で、最初の二、三日はわりあいうまくいくのだが、あるときから、特定の子供(Aとしよう)をターゲットに、集中的にボールをぶつける。つまり、Aにボールを片づけさせるのである。
       
      で、Aはふてくされて、校庭にボールをおきっぱなしにしたり、リーダー格の子供と喧嘩になったりする。で、担任の先生が「子供の声に耳をかたむける」と、いったいどうなるかというと、Aが、みんなできめたルールを守らなかったということが分る。で、Aは怒られてしまうわけだ。「みんなできめたルールなんだから、きちんと守らなくちゃダメよ!」と。
       
      ちなみにこれをふせぐためには、ふだんから「ボールにせよなんにせよ、物は、それをだしてきた人が片づける」というルールを徹底させなければならない。で、こんなのは教育現場の常識中の常識と思っていたのだが、あんがいそうでもないというか、上の「最後」のルールについて、うまくいっているんだったらそれでいいじゃないかといわれたことがあるのである。
       
      教師の善意が、正しい方向で使われるために!
      2007/6/25後藤隆一

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