教室ツーウェイ 2008年1月号
学力テスト国語B問題 徹底対応

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教室ツーウェイ 2008年1月号学力テスト国語B問題 徹底対応

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2007年12月5日
対象:
小・中
仕様:
B5判 88頁
状態:
絶版
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目次

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特集 学力テスト国語B問題 徹底対応
学力テスト国語B問題 徹底対応
国語授業の改善が強く求められている
向山 洋一
国語学力テストB問題 対応の五原則
結果に「正対」せよ
伴 一孝
国語学力テストB問題対応には、向山型国語全体をシステム化した授業が求められる。向山型国語新時代の到来だ。
椿原 正和
国語学力テストB問題の傾向と対応
指示内容の選択 「自力読み」ができるまで向山型を徹底する
杉山 裕之
指示範囲の判断 向山型一字読解で、子どもたちを鍛えよう
小林 幸雄
指示文章の書き抜き 文章を検討せざるを得ない発問で鍛えよ
迫田 一弘
要旨判断 B問題への対応は向山型の有効性を強化する
内村 博幸
キーワード選択による要旨論述 要旨論述を可能にする具体的手立て
松崎 力
接続詞による判断 接続詞の機能・用法を教える授業は、三十年前の向山学級では常識であった
河田 孝文
長文読解 どのようなタイプの授業が求められているか
谷 和樹
あっと驚く学力テスト事前対策のあれこれ
過去問題や対策はあたりまえ、類似問題までやらせる
藤平 尚人
「事前対策」を堂々と公表せよ
桜木 泰自
向山式学習システムを徹底的に身につけさせる
並木 孝樹
学力テストを意識して学校(個人)が変わったこと
児童には思考を、教師には変化を促す
雨宮 久
新TOSS教材に頼る
小松 裕明
従来軽く扱っていた部分を重要視せざるを得なくなる
山西 浩文
文科省の分析を分析する
分析は不十分。しかし、データから見えてくることがある。
大森 修
指導方法の実効性を分析しなければ、分析したことにはならない
吉永 順一
学力テスト国語B問題
ミニ特集 よいシール活用悪いシール活用
シール獲得競争は反動の害が大きい。全員のチェック用として活用するのがよい。
向山 洋一
シールを「ご褒美」に与えることで、本末転倒に
桑原 陽子
チェック機能を働かせるシール活用法
奥田 純子
やる気を育てるシール活用、やる気を奪うシール活用
手塚 美和
「内発的動機づけ」がやる気にさせるキーワードだ。
早川 尚子
競争ではなく全員に
根津 盛吾
たかがシール、されどシール
桜井 健一
向山語録 (私の心に残るこの文章)
谷 和樹向山 洋一
編集前記
向山 洋一
グラビア
台風を吹き飛ばす熱気に包まれて ほか
初めての向山型授業
向山型算数/できない子への配慮が笑顔を導く
福地 健太郎
向山型国語/「ひらがな五十音が読める」この高いハードルを向山型音読指導で跳び越える
加藤 みゆき
新任教師A、教師にめざめる
子どもと一緒にいることが、本当に楽しい毎日。
今浦 敏江
伴先生の言葉をかみしめながら
浜田 啓久
我流で教師はできない TOSSに出会って救われている
真山 元樹
向山型で作る楽しいボール運動
個人スキルはゲームで身につけさせる
浜井 俊洋
〜サッカー1〜
いじめの実態、いじめの背景
戦後のいじめをどう捉えるか―その2
明石 要一
いじめ・学級崩壊に挑む
崩壊学級たて直しの鍵は追試と五色百人一首だった
藤原 典英
TOSS学生サークル前進中
そこは教師力をつける学びの教室
前川 淳
継続することで力がつく
大塚 学
向山型算数で平均90点突破 (第58回)
算数平均点九割突破の7か条を意識して日々授業をする
石富 敦子
続・向山洋一を追って (第41回)
〔第33巻〕『新卒教師の授業上達論』(2)
戸塚 雅昭
向山実践の原理・原則 (第166回)
日本教育技術学会は満員の700名の参加で感動的にもたれた
向山 洋一
TOSS授業検定F・E・D表挑戦
初めての受検で自分が変わった
安孫子 秀人
検定を受け、「目線修業」が始まった
黒田 まゆみ
D表の厚い壁へのチャレンジ
小松 成子
佐藤式工作法
うちわカタカタレース
佐藤 昌彦
つかみの15秒
百玉そろばんで「つかみ」を鍛える
上木 朋子
真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第202回)
ホームページ作りに励む
遠藤 真理子
ドラマを創る教師たち
TOSS中学 どこでも模擬授業
「どこ模」でハートを作り、生徒の前に立つ
小川 晶子
このTOSS教材に助けられた
五色百人一首があるからこそ救われている
大谷 貴子
ユースウェアの大切さに目覚めたとき
セミナーで我流を知ったことが出発点
小野 正史
理科 実験・観察のポイント
気体の性質をシャボン玉で確かめる
小森 栄治
月と地球のモデルを使うことでイメージを膨らませる
小林 幸雄
地層を観察する
新牧 賢三郎
五色百人一首で学級づくり
養護学校や、地域の子どもたちも五色百人一首に大熱中
大恵 信昭
若く名もなくこの地に教師として生きて
運命の日 向山先生のご講演、そしてサークルの誕生
久田 浩嗣
サークルに参加して得たもの
価値ある教師になるための道
山本 新一
中高、TOSSと出会って授業が変わる
生徒から教えられた道
星 由紀枝
全国ネットワーク全国ML活動中
向山型社会! 広がるネットワーク
吉田 高志
全国子どもTOSSデー
子どもの姿が保護者の意識を変える
三浦 広志
スマートボード授業のドラマ
サイトで間違いを修正し、自信をつける
藤井 達也
TOSS型英会話で話せるようになる
子どもが休み時間にリズムよく英語で遊ぶ
野網 佐恵美
Free Way 読者のページ
編集長日記
向山 洋一
セミナー案内

編集前記

▼「言語力の育成」について文科省から発表されている。更に「教育課程審議のまとめ」も、発表されている。

▼「まとめ」は、A4で百五十ページほどになる。インターネットからとり出して、一応読んだ人は、優秀だ。

 今後十年間の日本の教育界の基本方針だから、原文で読むべきだ。

▼高度な情報化社会において、教師という仕事の「十年間の基本方針」を「取り出し」「読む」ことのできない人は、残念ながら「落ちこぼれ」の道を歩むしかない。

 新聞などのダイジェストでは駄目だ。

 ぜひとも、原文を入手して、マーカーを持って、読む必要がある。

▼県教委の指導主事ぐらいになれば、当然このようなことをしている。

 校長は「上がり」になって「不勉強」の人も多いから「流れに逆らう」人も出てくるのである。

▼もっとも、指導主事でもひどい人はいる。山陰地方のある県の指導主事は、TOSS教師に「止めろ」と強要するという。

 「思想・信条の自由」等を定めた憲法に反する行為である。あまりにひどければ、裁判をTOSS代表としてしようと思う。

▼TOSSの活動については、すでに国会で質疑がされ、文科副大臣は「けっこうな活動です」と答弁している。これは、文科省の正式な見解だ。更にTOSSのセミナーには文科省の課長氏が講座に来ている。

 文科省副大臣だった馳氏は、現役時代インターネットのブログの中で「このような指導法がもっと広まればいいと応援している」と書かれている。

▼TOSS狩りをする指導主事は「憲法違反」「文科省国会答弁違反」更に「文科副大臣」「文科省課長」氏などの考えと全く反することを、権力づくで押しつけていることになる。

▼私たちが従わねばならないのは「憲法」を始めとする法令だ。不勉強な「指導主事解釈」に従う必要はない。

▼これからの教育の基本方向を知るものとして、ぜひ「育成」「まとめ」は原文で読んでほしい。「学力テスト国語B問題」への対応もその中にあるのである。

(向山)

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