- 特集 学力テスト国語B問題 徹底対応
- 学力テスト国語B問題 徹底対応
- 国語授業の改善が強く求められている
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- 国語学力テストB問題 対応の五原則
- 結果に「正対」せよ
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- 国語学力テストB問題対応には、向山型国語全体をシステム化した授業が求められる。向山型国語新時代の到来だ。
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- 国語学力テストB問題の傾向と対応
- 指示内容の選択 「自力読み」ができるまで向山型を徹底する
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- 指示範囲の判断 向山型一字読解で、子どもたちを鍛えよう
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- 指示文章の書き抜き 文章を検討せざるを得ない発問で鍛えよ
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- 要旨判断 B問題への対応は向山型の有効性を強化する
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- キーワード選択による要旨論述 要旨論述を可能にする具体的手立て
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- 接続詞による判断 接続詞の機能・用法を教える授業は、三十年前の向山学級では常識であった
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- 長文読解 どのようなタイプの授業が求められているか
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- あっと驚く学力テスト事前対策のあれこれ
- 過去問題や対策はあたりまえ、類似問題までやらせる
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- 「事前対策」を堂々と公表せよ
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- 向山式学習システムを徹底的に身につけさせる
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- 学力テストを意識して学校(個人)が変わったこと
- 児童には思考を、教師には変化を促す
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- 新TOSS教材に頼る
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- 従来軽く扱っていた部分を重要視せざるを得なくなる
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- 文科省の分析を分析する
- 分析は不十分。しかし、データから見えてくることがある。
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- 指導方法の実効性を分析しなければ、分析したことにはならない
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- 学力テスト国語B問題
- ミニ特集 よいシール活用悪いシール活用
- シール獲得競争は反動の害が大きい。全員のチェック用として活用するのがよい。
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- シールを「ご褒美」に与えることで、本末転倒に
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- チェック機能を働かせるシール活用法
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- やる気を育てるシール活用、やる気を奪うシール活用
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- 「内発的動機づけ」がやる気にさせるキーワードだ。
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- 競争ではなく全員に
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- たかがシール、されどシール
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- 向山語録 (私の心に残るこの文章)
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- 編集前記
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- グラビア
- 台風を吹き飛ばす熱気に包まれて ほか
- 初めての向山型授業
- 向山型算数/できない子への配慮が笑顔を導く
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- 向山型国語/「ひらがな五十音が読める」この高いハードルを向山型音読指導で跳び越える
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- 新任教師A、教師にめざめる
- 子どもと一緒にいることが、本当に楽しい毎日。
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- 伴先生の言葉をかみしめながら
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- 我流で教師はできない TOSSに出会って救われている
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- 向山型で作る楽しいボール運動
- 個人スキルはゲームで身につけさせる
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- 〜サッカー1〜
- いじめの実態、いじめの背景
- 戦後のいじめをどう捉えるか―その2
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- いじめ・学級崩壊に挑む
- 崩壊学級たて直しの鍵は追試と五色百人一首だった
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- TOSS学生サークル前進中
- そこは教師力をつける学びの教室
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- 継続することで力がつく
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- 向山型算数で平均90点突破 (第58回)
- 算数平均点九割突破の7か条を意識して日々授業をする
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- 続・向山洋一を追って (第41回)
- 〔第33巻〕『新卒教師の授業上達論』(2)
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- 向山実践の原理・原則 (第166回)
- 日本教育技術学会は満員の700名の参加で感動的にもたれた
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- TOSS授業検定F・E・D表挑戦
- 初めての受検で自分が変わった
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- 検定を受け、「目線修業」が始まった
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- D表の厚い壁へのチャレンジ
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- 佐藤式工作法
- うちわカタカタレース
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- つかみの15秒
- 百玉そろばんで「つかみ」を鍛える
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第202回)
- ホームページ作りに励む
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- ドラマを創る教師たち
- TOSS中学 どこでも模擬授業
- 「どこ模」でハートを作り、生徒の前に立つ
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- このTOSS教材に助けられた
- 五色百人一首があるからこそ救われている
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- ユースウェアの大切さに目覚めたとき
- セミナーで我流を知ったことが出発点
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- 理科 実験・観察のポイント
- 気体の性質をシャボン玉で確かめる
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- 月と地球のモデルを使うことでイメージを膨らませる
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- 地層を観察する
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- 五色百人一首で学級づくり
- 養護学校や、地域の子どもたちも五色百人一首に大熱中
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 運命の日 向山先生のご講演、そしてサークルの誕生
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- サークルに参加して得たもの
- 価値ある教師になるための道
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- 中高、TOSSと出会って授業が変わる
- 生徒から教えられた道
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- 全国ネットワーク全国ML活動中
- 向山型社会! 広がるネットワーク
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- 全国子どもTOSSデー
- 子どもの姿が保護者の意識を変える
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- スマートボード授業のドラマ
- サイトで間違いを修正し、自信をつける
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- TOSS型英会話で話せるようになる
- 子どもが休み時間にリズムよく英語で遊ぶ
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- セミナー案内
編集前記
▼「言語力の育成」について文科省から発表されている。更に「教育課程審議のまとめ」も、発表されている。
▼「まとめ」は、A4で百五十ページほどになる。インターネットからとり出して、一応読んだ人は、優秀だ。
今後十年間の日本の教育界の基本方針だから、原文で読むべきだ。
▼高度な情報化社会において、教師という仕事の「十年間の基本方針」を「取り出し」「読む」ことのできない人は、残念ながら「落ちこぼれ」の道を歩むしかない。
新聞などのダイジェストでは駄目だ。
ぜひとも、原文を入手して、マーカーを持って、読む必要がある。
▼県教委の指導主事ぐらいになれば、当然このようなことをしている。
校長は「上がり」になって「不勉強」の人も多いから「流れに逆らう」人も出てくるのである。
▼もっとも、指導主事でもひどい人はいる。山陰地方のある県の指導主事は、TOSS教師に「止めろ」と強要するという。
「思想・信条の自由」等を定めた憲法に反する行為である。あまりにひどければ、裁判をTOSS代表としてしようと思う。
▼TOSSの活動については、すでに国会で質疑がされ、文科副大臣は「けっこうな活動です」と答弁している。これは、文科省の正式な見解だ。更にTOSSのセミナーには文科省の課長氏が講座に来ている。
文科省副大臣だった馳氏は、現役時代インターネットのブログの中で「このような指導法がもっと広まればいいと応援している」と書かれている。
▼TOSS狩りをする指導主事は「憲法違反」「文科省国会答弁違反」更に「文科副大臣」「文科省課長」氏などの考えと全く反することを、権力づくで押しつけていることになる。
▼私たちが従わねばならないのは「憲法」を始めとする法令だ。不勉強な「指導主事解釈」に従う必要はない。
▼これからの教育の基本方向を知るものとして、ぜひ「育成」「まとめ」は原文で読んでほしい。「学力テスト国語B問題」への対応もその中にあるのである。
(向山)
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- 明治図書