- 特集 他人に聞けない授業の10原則
- 騒乱状態のクラスでも一時間で熱中させることができる
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- 他人に聞けない授業の10原則
- 優れた教材・教具を用意している
- 優れた教材か十人に聞け
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- 名句百選かるた 絵の魅力と効果。すべての子がすぐに親しむことができる
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- 心の底からの実感
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- 授業内容を単純化でき本線がぶれない
- ダイアローグ指導に効果があるのは、「三構成法」「スモールステップ」「変化のある繰り返し」である
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- 「たった一つ」を頭に思い描く
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- 一つの指導場面に一つだけをねらう
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- 授業内容を3つぐらいに分けそれぞれのエピソードを語れる
- 「子どもがどう活動するか」で分けて考える
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- 授業をパーツに分けると様々な活動ができる
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- 「やまなし」指名なし討論全9時間を聞いて「討論の授業」に挑戦だ!
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- できるようになるポイントをつかんでいる
- 算数のノートが美しくなる授業
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- 「教えて考えさせる」授業をしよう。
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- 「ノートに書いた物だけ貸し出すシステム」が確実に力をつける
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- イメージしたことばで授業ができる
- ことばのイメージを限定することは、発問・指示の中心が明確になり、子供は集中する
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- ことばをイメージさせるだけで、子どもへの表情が変わる
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- 向山氏の発問指示は子どもがイメージしやすい。それはなぜか。
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- 作業指示が明確に入っている
- 五年社会「五円玉で五年生の社会を概観する」
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- 明確な作業指示で、全員参加の楽しい授業をする
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- 立ち上がり改善、全員に指示を通す気迫
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- 全員を確認している
- 三つの詰めで全員に教科書を開かせる
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- 「確認」の原則が抜けると子どもに学力はつかない
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- 見られているという意識をもたせる
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- 具体的にほめている
- 子どもを成長させるのは、教師のほめる技である
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- 事実を通して、学級全体を巻き込んでほめる
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- まずは、ほめてほめてほめまくる
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- 発達障害の子に正しく対応している
- 発達障害の子への正しい対応10の原則
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- 発達障害の子を正しく理解するための三つのQと対応方法
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- 子どもの事実を自分の授業の責任と考えている
- 個別評定がクラスの問題児を変えていった
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- 石にかじりついても「子どもの事実」を創り出す実践を
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- ミニ特集 教室掲示の工夫
- 正面はシンプルに
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- 「どこ」に「誰」が掲示するかを決めておくのが大事
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- 前面はシンプルに後面は工夫を
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- まずは、全員分の常時掲示物の場所を確定する
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- 掲示は少なく、美しく
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- 支援を要する子への配慮が最重要。シンプルに。
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- 誰のための教室掲示かを考える
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- 全国ペーパーチャレラン (第204回)
- 問題A「ひき算あみだチャレラン」
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- 問題B「八角形めいろチャレラン」
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- ルール・応募方法
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- ランキング
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- 編集前記
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- グラビア
- TOSSの教育交流が日韓のかけはしを創る ほか
- 新学習指導要領への対応講座
- 新学習指導要領への対応講座
- どんな民教連が、どんな活動をしていたのか。
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- PISA型読解力の授業
- 非連続テキスト情報としての漢字文化の授業
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- 伝統文化の授業
- 日本言語技術学会報告 「伝統的な言語文化」を生かす言語技術
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- 習得する算数授業
- 習得とは、「できる」状態にすることである
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- 最新調べ学習観光立国
- 「発見!」「発信!」自分たちで、地域の観光資源を見つけ、プロデュースする。
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- 感動の理科教育
- TOSS宇宙教育を立ち上げよう
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- 熱中して話せる英会話授業
- ミチコとイチローのカップルの状況設定でWhat would you like?は教室熱狂
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- 子どもが学んでいく音楽授業
- 音楽室熱狂「待ちぼうけ」
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- 発達障害の子が熱中する授業・教材
- できない状態ができるようになる授業が「熱中する授業」の第一の条件である
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- 子どもを捉える流行の歴史 (第2回)
- 流行が廃れる条件
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- 〜規制が加わる〜
- 親が変わらなければ、子どもは変わらない (第2回)
- 菜大根をつくる如く・@
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- TOSSビギナーズ講座
- TOSSビギナーズ講座
- 「討論の授業」実現の道筋を示した。
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- 地球環境教育
- 宇宙から見た地球の写真を活用すれば様々な授業ができる
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- ボランティア教育
- ボランティアの概念を問う
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- ライフスキル教育・エイズ教育
- TOSSが先陣を切った
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- 分析批評の国語授業
- 「分析批評」の授業は活用型の典型である
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- ペーパーチャレランを使って
- あきらめる子は誰一人としていない
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- 全員とびばこ跳べた、全員満点のテストが続出
- 向山式跳び箱指導法の基本は「A式」だ
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- 地球温暖化を解決する日本の最高技術の環境セミナー
- 40年前の公害の原因が、今では新エネルギーになっている
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- アスペルガーの生徒の教育 翔和学園
- 仲間とのコミュニケーション、トラブルがY君を変えた
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- 学級崩壊を救った五色百人一首と大会
- やんちゃ生徒がクラスのリーダーとして活躍
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- 熊本海浦小 学校の全員が必達目標の学校づくり (第2回)
- 環境整備をすると驚くほど事はスムーズに運ぶ
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- 佐藤式工作法 (第43回)
- テラコッタ風紙粘土で立体に表す力を鍛える
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- 続・向山洋一を追って (第57回)
- [第44巻]『向山型社会・研究の方法』
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- 向山実践の原理・原則 (第182回)
- 学級崩壊への道をまっしぐら
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- 新任当時の挫折をこう乗り越えた
- 学ぶ必要性を教えてくれたTOSS指導教官
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- 努力の方向性が正しければ前進できる
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- TOSS教材 ユースウェア講座
- 【輪郭漢字カード1・2】授業参観で、児童が集中している場面を作り出せる!
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- 授業参観で「話す・聞くスキル」
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- 研究授業講座
- 模擬授業研修を取り入れる
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- 研究授業100回への道
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- やってはいけないこんな指導
- 朱入りの「書」は展示すべきではない
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- 自立心を粉々に打ち砕く並び方指導?
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- TOSS・前進中
- 学生サークル/全国のTOSS学生
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- TOSSサークル紹介/月山を越え、高速をとばして集う価値あり、月一回のTOSS山形例会
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- TOSSランド案内/新学習指導要領対応にむけて始動
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- セミナー案内
編集前記
▼二月に、韓国の光州教育大学で講演をしてきた。二十年昔から、TOSSと向山実践の熱心な支持者であるハン先生の働きに応えてである。
▼二百人ほどの若い先生方が対象だった。女性の先生が八割ほどだった。ソウル、釜山から来られた先生方もいた。
▼私の本を日本語で読んでいる若い女の先生方もいた。翻訳出版されている私の本を多くの先生方も読んでいた。
▼韓国の若い先生方の反応は、TOSSセミナーと同じだった。服装もみんなすてきで笑顔がいっぱいだった。
▼みなさんこんなことありませんか、と私は始めた。
「教科書を出して、二十五ページの、三番をやりなさい」と先生が言うと、言ったとたん「何やるのですか」と叫ぶ子どもです。
韓国のほとんどの先生が手をあげた。
▼ふつうは、叱るでしょう。優しい先生はもう一度、言ってあげます。ところが、二回目を言っても「何するんですか」と叫ぶのです。ここで、先生は「よく聞きなさい」と叱るでしょう。
韓国の先生方は、手をあげた。
▼これは、叱っても意味がないんです。正確に言えば、叱るほど、ひどくなるのです。
私の話に、若い教師の目がつきささるような感じだった。
▼発達障害の子の「ワーキングメモリ」の特徴とそれへの対応方法を身につけなくてはいけないのです。
教師の不勉強が子どもを苦しみへと追いやり、自立できない子へとしてしまうのです。こういう子が、クラスに一割近くいます。
▼二時間の講演が終ると、多くの人が、サイン、握手、写真、質問に押しよせてきた。 ハン先生は、大成功だといった。
光州教育大学の学長先生からは、TOSSの講座を本大学に持って下さいと言われた。
▼子どもを相手にしている現場なら、国が違っても同じである。
私は、日本、中国、韓国の三つの国の教育学部で教えたが、どこも共通している。
本特集では、授業の大切な原則の十項目に焦点をあてて、特集を組んだ。
(向山)
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- 明治図書