- 特集 あばれていた子がこのルールを受け入れたとき
- あばれていた子がこのルールを受け入れたとき
- ルールをうけ入れるには、すぐれた教材と正しい指導が必要だ。(お説教では子どもは変らない)
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- なぜこれまでの指導では効果がなかったのか
- ルールを受け入れる指導の原理
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- 教師の「対応力」を磨いていない
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- 集中行為が発達障害児を救う
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- あの子が指導を受け入れたときとその後の変化
- 笑顔の温かさに、毅然とした態度で臨む
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- 負けを認めなかった子が「明日もやりたい」
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- 百だまそろばんで着席することを覚えたA君
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- ペーパーチャレランで、負けを受け入れた
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- サークルでの模擬授業が、あの子を変えた
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- 教師の対応で事実は変わる
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- 五色百人一首で負けを受け入れたその後
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- 一ミリもずれないなぞり書きができたとき
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- 五色百人一首でルールを守る大切さを学ぶ
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- 全国、成功百事例を分析する
- 発達障害の子どもたちが五色百人一首で「負けを受け入れるようになる」四つの原則!
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- シーンとなったこの教材教具のすごい効果 ペーパーチャレラン
- 簡単だが奥が深いルールである
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- ペーパーチャレランで教室熱中
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- シーンとなったこの教材教具のすごい効果 直写教材
- すごい効果 暗唱・直写スキル
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- 教室がシーンとしている時間につく4つの力
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- シーンとなったこの教材教具のすごい効果 五色百人一首・五色名句かるた
- 失敗の積み重ねが失敗を受け入れさせる「五色百人一首」
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- 五色名句百選かるたは取り組みやすさが魅力である。毎日少しずつ取り組むことで負けると暴れていた子が負けを受け入れるようになった。
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- シーンとなったこの教材教具のすごい効果 読み聞かせ
- シーンとなったすごい効果 説教より効く読み聞かせを毎日しよう
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- 教師の生の声による読み聞かせの効果
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- あばれる子、負けを認めない子に、どう対応するのか
- 遊びで負けを認めることは将来の「自立」において不可欠である
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- 静かに、伝わる指示を出す
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- 勝ったり負けたりする経験と変化を誉め続けること
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- ミニ特集 韓国 光州教育大学での向山講演会
- 発達障害児の教育について熱心に聞いた
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- 韓国向山講演会の夢の一歩
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- 授業の原理は共通
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- 「かけ算九九計算尺」模擬授業で感動、向山型指導法は世界共通であった
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- 「本物を世界へ」韓先生の熱き想いに学ぶ
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- 熱き想いは海を越えて
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- TOSSを韓国に広めることが日韓の未来を作る
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- 全国ペーパーチャレラン (第208回)
- 問題A「数字だんごチャレラン」
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- 問題B「正三角形タイルチャレラン」
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- ルール・応募方法
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- ランキング
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- 編集前記
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- グラビア
- 討論が続く向山学級の事実 ほか
- 新学習指導要領への対応講座
- 新学習指導要領への対応講座
- 教科の見取図を持っているのがプロ
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- 〜向山氏の社会科実践とTOSS社会科はどのように登場したか(1)〜
- PISA型読解力の授業
- 低学年に「要約」の基本スキルを習得させるための六つのステップ
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- 伝統文化の授業
- 超人気の五色百人一首の効果
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- 習得する算数授業
- 小数の計算の仕方を考える「作文」
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- 最新調べ学習観光立国
- 自慢したい、紹介したいものさがしで楽しく調べる
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- 感動の理科教育
- 「スクールニューディール構想」で太陽光発電を授業しよう
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- 熱中して話せる英会話授業
- 動いて話してほめられて特別支援児も高学年女子もWhere’s Mr. Yamada?で教室熱狂
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- 子どもが学んでいく音楽授業
- 「音楽言葉」を獲得させよ
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- 発達障害の子が熱中する授業・教材
- クレパススクラッチで描く「魔法使いの踊る猫」
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- 子どもを捉える流行の歴史 (第6回)
- 子どものはやり言葉の変遷 ─その2─
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- 親が変わらなければ、子どもは変わらない (第6回)
- 母親は強しA
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- TOSSビギナーズ講座
- TOSSビギナーズ講座
- 全ての子供に「人の役に立つ学習」を。
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- 地球環境教育
- 「夜の地球」を授業する
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- ボランティア教育
- 楽しいだけの体験にしないように
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- ライフスキル教育・エイズ教育
- ルールとマナーを教え守らせる
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- 分析批評の国語授業
- 全国学力テストが向山型を呼び込む
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- ペーパーチャレランを使って
- ペーパーチャレランの指導、ポイント3
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- 全員とびばこ跳べた、全員満点のテストが続出
- 縄跳びは、システムが大事!
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- 地球温暖化を解決する日本の最高技術の環境セミナー
- 地球温暖化の解決に期待されている水素エネルギー
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- アスペルガーの生徒の教育 翔和学園
- 原則通りの指導により、静かに学習に取り組めたA君
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- 学級崩壊を救った五色百人一首と大会
- 毎日、5分の積み重ねが逞しさと優しさを育てる
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- 熊本海浦小 学校の全員が必達目標の学校づくり (第6回)
- 学力保証の仕組みづくり
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- 〜システムの差が学力の差となる その2〜
- 佐藤式工作法 (第45回)
- 教材開発における三つの視点
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- 〜発想を広げるために〜
- 続・向山洋一を追って (第61回)
- [第46巻]『社会的な規範を断固として教える「向山型道徳授業」』(下)
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- 向山実践の原理・原則 (第186回)
- 「いいとこ取り」では、すぐれた実践は作れない。教師としての自分の哲学こそが、自分を向上させていく。
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- 新任当時の挫折をこう乗り越えた
- 仲間がいるからどんなことも乗り越えられる
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- すべては、ゼロからの出発だった
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- TOSS教材 ユースウェア講座
- 【暗唱・直写スキル】〜美しい言葉が身につき、文字が整う。見開き2ページの完結型で、特別支援を要する児童には見通しがもてる教材。クラス全体がシーンとして取りくませる事が誰でも可能〜
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- 書く力を伸ばす「うつしまるくん」
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- 研究授業講座
- 教師の技量が伸びる場の中心は研究授業だ B
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- 「20年経って新卒時代の同僚に飛び込み研究授業を見てもらう」1時間だけの授業の出会いだが全員の名前を覚えて挑む
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- やってはいけないこんな指導
- 心に染み入る指示は、教師修業の結果である
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- 自由放任「鑑賞」指導からの脱却に最適な「酒井式」
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- TOSS・前進中
- 学生サークル/東京学生サークル「ピース」
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- TOSSサークル紹介/二十代でもできる!! 夢を実現するサークル活動
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- TOSSサークル紹介/一期一会を大切にし、教師修業に励む
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- TOSSランド案内/使える指導案はTOSSランドにあり
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- セミナー案内
編集前記
▼荒れているクラス担任からのSOSが、たくさん届く。ベテランのクラス担任がいっぱいいる。学年主任の人も多い。
▼なぜベテランのクラスが荒れるのか。それは、これまで本当の勉強をしてこなかったからだ。
見当違いの勉強ばかりしてきたからだ。
▼授業のやり方には粗く言って二通りある。
A 教えて、ほめる。
B 教えないで、叱る。(教えないで考えさせる。)
▼Bのやり方をしている教室は荒れる。
教育で最も大切なのは「自信を持たせる」ことである。これが、杉山医師はじめ、専門医の見解である。
Aのやり方は、自信を持たせられる。
Bのやり方は、自信を奪ってしまう。だから「投げやり」になり「口ごたえ」をして、反抗するようになるのである。
▼一時間の授業で、半数の子は、ほめられたという場面が必要だ。ほめる場面がいっぱいある授業の流れにするのだ。
▼向山型算数では、毎時間、ほぼ全員がほめられる。算数の問題解決学習では、一人もほめられないというのがいっぱいある。
▼教室には、発達障害の子が、およそ一割近くいる。それと別に、境界知能の子が十四パーセントいる。
この子たちが「分り」「ほめられる」授業が必要なのだ。しかも、できる子も満足する授業である。
▼それができない時、教室は荒れていく。ベテランのクラス、たくましい男の先生のクラスでも、どうしようもない。
▼さて、その中でも、一番むずかしいのが「負けるのが極度にいや」という子の授業だ。負けると、ころげまわり、暴れまわる。
お説教じゃどうにもならない。
▼負けを認めないことは、ルールを守れないということだ。人との交流ができないことだ。この指導は、これまで成功例がなかった。
▼TOSSの実践の中で、百種類ぐらいの成功例が作られた。医学界でも注目された。
このことにより、学級崩壊をたて直すことができるようになった。その特集である。
(向山洋一)
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- 明治図書