- 特集 あなたが挑戦! 向山学級を再現する指導技術
- 正しく追試するに必要な3つの理解
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- 私が指導技術にめざめたとき
- 技術を学び、子ども達が本当に楽しいと思う授業が出来る教師になりたい。
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- 技術を伝えてくれる論文との出会い
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- 一人の例外もなく熱中する「口に二画」のライブ体験
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- 教育研究に衝撃を与えた跳び箱のとばせかた
- 斉藤喜博の講演と私の実践
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- 向山氏は教育研究の枠組みと新しい教育文化の創造を提案した。
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- 向山学級を再現する教科指導技術
- 国語 要約指導
- ほとんどの子どもの要約文が一字一句同じになる「桃太郎」の要約指導!
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- 国語 音読指導
- 授業記録を細かく読めば見えてくる。
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- 国語 漢字指導
- 画数を声に出して指書きさせることが要
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- 算数 かけ算の指導
- 補助計算システムは、ワーキングメモリーの少ない子をサポートする革命的発明である。
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- 算数 日本の算数100年の歴史百玉そろばん
- 困難な子もいる飛び込み学級をあっという間にひきつけた百玉そろばんの魅力
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- 算数 割り算の指導
- アルゴリズムをしっかりと示して学習
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- 理科 草花・昆虫と親しむ
- 観察したくなる「観察用具セット」で研究者に!「ひまわりのどこがのびる」で科学的思考が育つ!
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- 理科 実験のすすめ方
- システムとして子どもを動かす
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- 理科 ノート見開きのまとめ方
- 場面で使い分け、継続して指導する〜学力を左右するだけでなく、理論的にものを考える習慣をつける〜
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- 社会科 地図帳遊び
- 「遊び」を学習に取り入れた向山型地図指導
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- 社会科 歴史の学習の方法
- 向山学級の歴史学習 3つのポイント
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- 体育 楽しい準備体操
- 子どもを巻き込む向山型の準備運動
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- 体育 子どもが動くなわとび指導
- システムがあるから子どもが真剣に取り組む『向山式なわとび指導法』
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- 私がすすめるこの指導技術
- ミス発見システム+α
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- 算数が苦手な子を伸ばす指導技術「教えてほめる」
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- 自然と上達する体育の指導法
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- 「変化のある繰り返し」で教えるポイントを引き出す
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- 新卒教師の時、どの指導技術が役立ったか
- 「激励の原則」「確認の原則」を授業場面で教えてもらう
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- アドバルーンへの対応
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- 知的な授業こそが、学級を救う!
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- 特別支援教育に必要な指導技術
- 教師が作り出す『笑顔』に子ども達は安心する
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- 「もうやらない」と百人一首を机に投げつけた子の変化
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- 効果的な教材を用いて、テンポ良く進める
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- ミニ特集 読み聞かせの実践事例
- 親から贈られ、育てられた資質
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- 説教より読み聞かせ
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- 子供も教師も楽しめる参加型読み聞かせ
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- 安心感、信頼感を育む読み聞かせ
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- 6年生でも楽しめる読み聞かせ
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- 子どもたちをよくみて本を選ぼう
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- 中学校にTOSS関連書籍を入れる
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- 全国ペーパーチャレラン (第219回)
- 問題A「大きい小さい大きい小さいチャレラン」
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- 問題B「協力型ペーパーチャレラン」
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- ルール・応募方法
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- ランキング
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- 編集前記
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- グラビア
- 憧れの討論の授業へのステップアップ ほか
- 学級の荒れを克服する
- 教師の基本的な対応力―何を言っても受け入れてもらえる―
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- 楽しい国語の授業
- アナグラムで人名あて
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- 伝統文化の国語の授業
- 絵を描き俳句の内容を考える
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- うまくいった算数の授業
- 1年生の文章問題指導は「だんご図」!
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- 〜「だんご図」の型をカチッと決めて1年間指導し続ければ、必ず効果が出る〜〜
- 最新調べ学習 観光立国
- 自分たちの町をDoodle 4で発信しよう
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- 子どもが感動する理科授業
- 理科が苦手な先生のための三連続セミナー
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- 熱中して楽しくできる英会話授業
- ALTと上手に協力するのが楽しい授業を進める要
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- 挑戦 TOSS型音楽授業
- 「行進」で拍にのる力を身に付ける
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- 発達障害の子が熱中する授業・教材
- 指示が通る授業をする前提(いつも機嫌が良い先生がいつも同じ対応をする)
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- 最近の教育系大学生 (第5回)
- 空気を読めない学生の登場から定着へ
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- 教育の根本を考える (第5回)
- 励ます(そのA)
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- 授業を創る
- 「TOSS直写ノート」で授業を創る@
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- 新しい環境教育
- 二酸化炭素削減のための新しい技術を紹介する
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- 生きものにふれる(わくわく図鑑の奇跡)
- 奇跡のドラマの数々!
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- 食育と食卓教育
- 「うまみ」は世界共通語〜「だし」「うまみ」を知ることで、食に対する興味が広がる〜
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- 分析批評の国語授業入門
- 金子みすゞの意図に挑戦する
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- TOSS学生 授業検定に挑戦
- 検定で学んだチャレンジ精神〜失敗から学んだ経験を成長につなげる〜
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- 平均点 奇跡のアップのシステム
- ポイントはできない子への手立てを考えること
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- 成功体験の授業
- 一ヶ月足らずで激変!「算数、楽しい」と叫んだ瞬間
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- 特別支援 奇跡の教育
- 専門機関につなげていく
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- 学級崩壊を救った五色百人一首と五色かるた
- 本当に起きた奇跡
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- 中学校の教育 (第5回)
- 特別支援教育こそ中心である
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- 酒井式2010 (第3回)
- 「雪の夜の物語」シナリオ誕生まで
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- 続・向山洋一を追って (第72回)
- [第56巻]『向山型理科研究授業奮戦記・4年「豆電球」』
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- 〜授業の感想から見えてくる向山型理科の特質〜
- 向山実践の原理・原則 (第197回)
- 正確な追試は、なかなかできない
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- 新任当時の挫折をこう乗り越えた
- TOSSデー参加から始まったワクワクする教師生活〜子どもを「ほめる」ことが子どもを変え、自分自身を変えた〜
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- なぜ授業が混乱するのか途方に暮れていた時、一冊の本が救ってくれた
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- TOSS教材のドラマ
- 【ペーパーチャレラン】ペーパーチャレランで高機能自閉症のA君が変わった
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- 【くるりんベルト】くるりんベルトは魔法のベルト!
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- 研究授業講座
- 【教材研究のしかた】授業作りに格闘する(1)〜第一声へのこだわり〜
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- 【指導案の書き方】自分の目と足で確かめる
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- やってはいけないこんな指導
- 許すこととこだわること その1
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- やってほしいこういう指導
- 子ども集団の持つ教育力を使う
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- TOSS・前進中
- 学生サークル/仲間と共に全員成長!!
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- TOSSサークル紹介/参加者の目線に立ち、TOSSデーからTOSSサークルへと繋ぐために何ができるかを常に考え行動するサークルを目指す
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- TOSSサークル紹介/百回を突破しさらに前身!
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- TOSSランド案内/外国語活動の準備はこれでバッチリ!!
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- セミナー案内
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編集前記
▼「すぐれた授業を多くの教師ができるようにしよう」という考え方は、法則化運動が提起した。
▼「医学」などでは当り前の考え方であるが、日本の教育学では「自分で考えてやれ」「人のまねをするな」という反学問的な奇っ怪な考え方が横行していた。
▼その結果、日本中に「自己流」「我流」の授業がはびこり、レベルの低い授業が横行するようになった。
▼学生の教育実習でも「授業実習」は十時間程度であり、世界一の教師の質を誇るフィンランドの「授業実習三百時間」に遠く及ばない。
▼発達障がいの子どもに対応できず、崩壊が各地で生じている。担任になることを逃げまわる教師も多い。
▼対応できないどころか、ドクターが「最悪の対応」という「無視」「放置」「どなり散らす」などの教師も多い。
▼かくして、子どもの心はこわれ、人生の困難をかかえ込む。人の師の名において、子どもとその家族を、どん底に落し込んでいるのだ。そうした教師、およそ九割。
発達障がいについての理解と対応方法、そして演習をしてない教師は、みんなそうだと断じて良い。
▼こうしたことは「人まねをするな」「自分で考えろ」という、反学問的、反研究的な戦後日本の教育界に満ちている奇っ怪な考え方が源流である。
▼こういう状況の日本に「すぐれた実践の追試」という考え方を、法則化(TOSS)は提起したのだ。教育界の反発は、ものすごかった。
▼しかし、強く共感してくれる人もいた。その当時の文部省の小中局局長は、すぐに賛成して下さった。長野県の教育長も賛成して下さった。明石先生、斉藤先生、宇佐美先生、波多野先生はじめ何人もの先生が応援して下さった。
▼当時は「追試」そのものの大切さを主張することがメインであった。
▼しかし「追試」は、簡単にできない面もある。奥が深いのである。
追試の意味、追試の方法を学び、それを教室に再現していただきたく特集とした。
(向山洋一)
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- 明治図書