- 特集 算数市販テスト 平均90点への道
- 志ある教師なら、努力すれば誰でも算数クラス平均90点以上を実現できます
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- 市販テスト平均90点突破が意味すること
- 点数にこだわる教師は冷たい教師か
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- 一人の子のもれもなく
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- 私でも平均90点を突破した
- 「お母さんをビックリさせようね!」
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- 教えてほめる!
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- 十五点だった子が八十点を取った!
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- あの子が90点を突破した奇跡のドラマ
- 丁寧さ、粘り強さを指導する
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- 90点達成時に見られた小さなガッツポーズ
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- 「算数なんてこの世からなくなればいいのに」が口癖の子が難関教材『割合』で百点をとった
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- 市販テスト・教材の見分け方
- 発達障がい児への配慮で見分けていく
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- テスト選定の際の三つの視点
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- ユースウェアがあるか、ないか
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- 子ども達の証言 なぜ算数が大好きになり、できるようになったのか
- 向山型算数で授業をしたからである
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- 教師が変わって子どもも変わった
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- 向山型算数は、なぜ実力がつくのか
- 算数は手続き記憶を使う
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- 向山型算数はなぜ実力がつくのか
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- 子ども達の認知パターンを網羅している向山氏の指示の深さ
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- 子どもをスポイルするNG指導 教科書を使わずプリントで学習する
- 学習の見通しを持てず、学習技能も育てない
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- 教師は、努力の方向を間違えてはいけない!
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- 子どもをスポイルするNG指導 意味のない居残り勉強をする
- 学力は45分の授業でつけるべきだ。居残り勉強は算数嫌いを増やす。
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- 残して指導すると悪影響の方が大きい
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- 子どもをスポイルするNG指導 練習問題を宿題にする
- 練習問題は教室にいる様々な子どもをできるようにするために出されている
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- 発達障がいの子どもが泣き叫ぶ練習問題の宿題
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- 子どもをスポイルするNG指導 100マス計算をする
- 動機の正当性は行為の正当性に比例しない
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- 百マス計算の問題点
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- 発達障がい、境界知能の子をきちんと見ているか
- 「困った子」ではなく「困っている子」と考えられるようになれれば、子どもの困り感が見えるようになる。
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- 平均90点を突破したい先生のための参考文献
- まずはバックナンバーにあたる
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- ミニ特集 アイパッド 授業での活用
- 最先端を切り開いてきたTOSSの活動
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- ipadが「クラウド」活用授業を可能に
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- 授業の原則 (第3回)
- 趣意説明の原則
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- 〜号令・命令・訓令の意味を理解し、使いこなす。〜
- 授業の力量をみがく (第3回)
- 東北地方太平洋沖地震は日本人の規範行動を世界に知らしめた
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- 〜規範を涵養する授業づくり・学級づくり・集団づくりはTOSSにあり〜
- 編集前記
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- グラビア
- 教師を夢見る人が結集するセミナー 〜本気で教師になりたい! そんな仲間に出会える〜 第6回全国学生授業力No.1決定セミナースプリングin東京 2011.3.12 ほか
- 酒井式2011 (第2回)
- 表情豊かな耳なし鬼たちのオンパレード
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- 全国ペーパーチャレラン (第229回)
- ルール・応募方法
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- ランキング・(練習問題)8連続チャレラン
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- 20連続チャレラン
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- 教科指導の基本
- 国語 (第3回)
- 題名を三つに分類し、教えるべき内容を決める
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- 算数 (第3回)
- 間違いは消しゴムで消さない
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- 理科 (第3回)
- スケッチの指導
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- 社会 (第3回)
- 地図帳を楽しく知的に扱う活動を意図的に授業する
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- 体育 (第3回)
- 認める、ほめる、肯定する 面かぶりクロールの指導
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- 音楽 (第3回)
- 新曲指導
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- 生活指導 (第3回)
- 「キャッチ」「てこ入れ」「根比べ」
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- 道徳 (第3回)
- 発達障害の子に有効な道徳授業@
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- 英会話 (第3回)
- 話したくなる言語材料をたくさん用意する
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- 向山実践の原理・原則 (第207回)
- 東日本大震災 TOSS教師奇蹟の生還(ある教師の手記)
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- 特別支援の授業
- 日本最先端 翔和学園 (第3回)
- 声の大きさを明確にする
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- 100名の教職員の校長として (第3回)
- 試練の連続から学ぶB
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- 中学で生まれたドラマ (第3回)
- いじめられた過去をありったけの勇気で振り切ったある女子の言葉(後編)
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- 笑顔で教えて笑顔でほめる (第3回)
- 楽しい授業には、「知的興奮」が必要だ。
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- 医療連携での模擬授業 (第3回)
- 医療連携のポイントは二つある。
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- 保護者・教師セミナーで訴えたこと (第3回)
- 教師が知っておかなければならないセロトニン5
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- そうだったのかとわかった授業 (第3回)
- 子どもの特性を知り、ほめる
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- 社会貢献活動
- まちづくり活動展開中 (第3回)
- ふるさと自慢を発信する
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- 〜未来を担う人材を育てる〜
- わが地域のまちづくり活動 (第3回)
- 日本発 郵便局での子どもTOSSデー
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- 食育・食卓教育 (第3回)
- 「牛乳が飲めるようになったよ!」
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- 〜牛乳授業が生んだ学級のドラマ〜
- 観光立国教育 (第3回)
- 観光立国教育は新しいステージへ 「子ども観光大使」企画発信
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- 子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第3回)
- 「手紙の書き方」テキストは年間を通して活用が可能。
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- 環境教育最前線 (第3回)
- これからの日本と海洋
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- 教科書・教具のユースウェア
- 算数教科書の使い方
- 説明のための図の使い方
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- 〜分解してシンプルに示す。扱わないこともある。〜
- 算数スキルの使い方
- 時計計測はそのときの実態に合わせる
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- 五色百人一首の使い方
- マニュアル主義に陥ってはならない
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- 向山式縄跳び指導法
- 優れた教具を使うことで子どもたちに力をつける
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- 〜それを支える緊張場面の設定・教師の言葉掛けが重要となる〜
- 新卒時代*挫折をのりこえてきた (第3回)
- 一つの技量技術は様々な場面で応用ができ、ドラマを生む
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- 一年目、四ヶ月で十キロ減、五分の模擬授業が教員生活を変えた
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- 学生時代 (第3回)
- 【TOSS学生の授業修業】授業がうまくなりたい!
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- 【TOSS学生の授業力】TOSS学生時代にやったことは必ず現場で生きる
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- 全国サークル案内 (第3回)
- 6月
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- セミナー案内
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編集前記
▼発達障がいの子が、将来、自立していくための最低条件が二つある。
大学病院などで、長い年月をかけて調査した結果である。
▼自立とは、就職ができ、長続きすることである。家庭生活、社会生活をしていけるということである。
▼一つの条件は「小学校四年生までの読み書き算」ができるということである。
小学校四年生の算数が満点をとれるなら、小学校六年生の算数でも六十五点ぐらいはとれるだろう。これが目安だ。
▼これができないと就職ができない。できても、かなりきびしいものとなる。
小学校四年生までの「読み・書き・算」を保障するのは教師の仕事である。担任の仕事である。
これができない時、教え子は、「つらい人生」を送ることになる。担任の責任だ。
▼発達障がいの子の学力を保障するのは第一に担任の仕事だ。それを放置している担任がいるが、教師を止めるべきだ。
▼TOSSの何百、何十というクラスでの実践によれば、算数市販テスト平均九十点以上は可能だ。
零点、五点をとっていた子を、七十点、八十点にするのも可能だ。
教師が指導技量を上げればいいのだ。
▼もう一つの条件は、「友だちとのつきあいができる」ということである。
これは「ルールを守れる」「負けを認める」ことがポイントとなる。
▼むずかしいテーマだが、「五色百人一首」「ペーパーチャレラン」で、この課題を突破した事例が、何百、何千と報告された。
日本の教育界で、初めての出来事である。
▼最近では、「五色名句かるた」「五色ソーシャルスキルかるた」などのすぐれた教材が開発され、幼稚園児からの教育も可能になった。熱中して、学んでいくのである。
▼算数のクラス平均九十点以上というのは、「勉強のできない子」が、将来、自立して生活していくための、教師の責任ある重大な目標なのである。
▼指導法を身につければ、どのクラスでも可能だ。本、雑誌を読むのは、そのための第一歩なのである。
(向山洋一)
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- 明治図書