- 特集 SNSから学ぶ千年残る震災風土記
- TOSSは大震災の時、何をして、何を残そうとしたか
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- 千年に一度の大災害が教えてくれたこと
- 脆弱な国土を復興させる日本人の気概
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- いい教育、いい授業をすることで学校の「日常」を取り戻せ!
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- 「津波てんでんこ」が救った子どもの命
- 防災(減災)教育は「津波てんでんこ」の精神を後世に繋ぐ
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- 津波・石碑の教訓
- 石碑が語る教訓をどう生かすか
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- 事故なく27本の新幹線が止まった
- 速いだけではない 日本の新幹線は地震対策、運行システム、復旧も世界一
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- 被爆地長崎の医師達の研究と福島原発の風評被害
- 私たちが判断の基準にしなければならないのは「放射線影響」の研究者の声である
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- 復興を支えた自衛隊の精神
- 吉田茂の訓示「君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ」
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- 阪神大震災からの復興を東北の教師・子どもに伝える
- 神戸の定点観測の写真と人の姿が、被災された人への見通しとエナジーを与える
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- 中越地震で得た教訓
- 「公」務員としての自覚があるのか 災害弱者をつくっていないのか
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- 世界の教訓となった和歌山稲むらの火
- 百世の安堵を図る―津波からの復興まで示した先人の生き様―
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- 伊勢湾台風と集中豪雨
- 台風史上最大の悲劇、伊勢湾台風
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- 関東大震災・東京大空襲からの復興
- 二度焼き尽くされても復興した首都東京~後藤新平が夢見た、焼け野原からのまちづくり~
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- 関東ローム層に記憶された災害
- 日本人の災害はいつごろからあったか
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- 「負の遺産」を後世に残す
- 二〇年後、世界遺産になってほしい
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- 子どもたちが提案する復興のまちづくり
- もしも地元で体験学習をおこなうなら
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- 防災・TOSS風土記作成(一千年の記憶)
- 【全国2000市町村の防災風土記テキスト】各地の災害の教訓を掘り起こし、千年後に残す
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- 【熊本 6つの災害の言い伝え】熊本発 専門家や心ある方々との「連携」で進める「防災教育」
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- 【防災テキスト作成をどう行ったか】足を運び、人や書物などから得た情報量こそが、災害テキストの屋台骨だ
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- 【北海道55市町村55冊の防災風土記】TOSS北海道 各地区の熱がつくりあげた防災風土記
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- ミニ特集 特別支援教育に役立った教材・教具
- 教室が熱中する教材・教具
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- 全員を熱中させる「おてほんくん」
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- 五色百人一首は、新卒教師にとって最強の武器!
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- 「五色百人一首」係のZ君に、毎日「ありがとう」と言う
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- 子ども達にできる自信をつけることができる教材「百玉そろばん」
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- ソーシャルスキルかるたフラッシュカード
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- 視空間認知を鍛える教材
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- 授業の原則 (第11回)
- 空白禁止の原則
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- ~授業の原則はあらゆる場面で共通する~
- 授業の力量をみがく (第11回)
- 『中学女教師』100号を達成
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- ~わが国中学校教育の現状に対峙し続けてきた女教師の碑がここにある~
- 編集前記
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- グラビア
- 教室の子どもに生き抜く気力を―あなたの授業言語力で生きる気力をつくる― ~第25回 日本教育技術学会 福岡~ 2011.11.26 ほか
- 酒井式2011 (第6回)
- 「デフォルメ」について考える
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- 全国ペーパーチャレラン (第237回)
- ルール・応募方法
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- ランキング/応募者からの手紙
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- 計算タイルチャレラン
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- 教科指導の基本
- 国語 (第11回)
- クラス全員を読書好きにさせる
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- 算数 (第11回)
- 向山氏は「文章題を解くカギ」をサラリと確認した
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- 理科 (第11回)
- 日常生活との関連を教える
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- 社会 (第11回)
- 中央にないのに、なぜ中央区というのか?
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- 体育 (第11回)
- サッカー・上達のコツ
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- 音楽 (第11回)
- 子どもが集中する歌唱法②
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- 生活指導 (第11回)
- 問題を最小限に治める対処の仕方【前編】
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- 道徳 (第11回)
- 絵本と子どもの作文
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- 英会話 (第11回)
- 「話す」ために必要な単語と会話
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- 続・向山洋一を追って (第89回)
- [第74巻]『“TOSS授業技量検定”が保障するプロ教師への道』(1)
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- ~「我流」からの脱出・「向山洋一教え方教室」の開設~
- 向山実践の原理・原則 (第215回)
- 教え子にぜひ語っておきたい話
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- 特別支援の授業
- 日本最先端 翔和学園 (第11回)
- 保護者会で子どもの老後について検討した
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- 100名の教職員の校長として (第11回)
- 試練の連続から学ぶ⑪
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- 中学で生まれたドラマ (第11回)
- 生徒に最後までつき合う
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- 笑顔で教えて笑顔でほめる (第11回)
- 教師が挑戦する・教師が勉強をする
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- 医療連携での模擬授業 (第11回)
- 「根拠」に依拠した実践を(2)
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- 保護者・教師セミナーで訴えたこと (第11回)
- 給食は、発達障がいの子にとって大きな問題である
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- そうだったのかとわかった授業 (第11回)
- その通りにやってみることで発達障がいを持つ子どもが熱中した授業
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- 社会貢献活動
- まちづくり活動展開中 (第11回)
- 絵手紙で思いを届ける
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- わが地域のまちづくり活動 (第11回)
- 協賛金まわりはまちづくりとつながる大きなチャンス
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- 食育・食卓教育 (第11回)
- だしの味を伝える
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- 観光立国教育 (第11回)
- 観光立国教育は新しいステージへ 誕生ふじのくに「子ども観光大使」
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- 子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第11回)
- もらってしあわせ 作ってしあわせ
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- 環境教育最前線 (第11回)
- 東北・新潟のお米を買おう
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- 教科書・教具のユースウェア
- 算数教科書の使い方
- 算数DVDからの学び
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- ~「……」を使うこと~
- 算数スキルの使い方
- 問題集を使ったスキルアップ方を身につけられる
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- 五色百人一首の使い方
- 混乱する場面を予め想定しておく
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- スーパーとびなわの使い方
- 魅力ある教材を正しく子ども達に使用させよう
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- 新卒時代*挫折をのりこえてきた (第11回)
- 一冊の本との出会いが私を変えた
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- 学級を立て直すためには楽しく分かりやすい授業しかない
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- 学生時代 (第11回)
- 【TOSS学生の授業修業】先生方の実践を見て学ぶ
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- 【TOSS学生の授業力】早稲田大学の授業力向上のためのサークルを誕生させた学生
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- 全国サークル案内 (第11回)
- 2月
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- TOSS最新講座情報
編集前記
▼東日本大震災は、日本を大きくゆさぶった。一人一人が、何とか支援したいと思った。
▼TOSSの教師も、同じ思いであった。その日から、即座に行動に移した。
▼TOSS教材・教具、日常的に必要な文具・本などを送った。
▼子ども達に「すぐ必要な支援」を、専門医に聞いてまわり、発信した。
▼阪神・淡路大震災の復興の定点観測写真を教材にして送った。
定点の写真で、大災害が日毎に、週毎に、月毎に、大きく復興する姿が実感できる。
これは、子ども達を勇気づけた。
▼世界中の人々の「日本人はすごい」「日本人はすばらしい」という応援メッセージを教材パンフとして持ち込んだ。
これも、子ども達を勇気づけた。
▼以上のことは、大災害から十日間ほどでやったことである。
スピードが大切だと思っていた。教師は教師としてやるべきことがあると思っていた。
▼大震災から一か月後には、復旧、復興の企画書を五十人のメンバーが、それぞれ完成させ、企画会議を汐留のホテルで行った。
▼この会議には、西阪京都大学副学長、総務省、文科省OB、グーグル、博報堂はじめ、多くの方々が参加した。
▼多くの具体的な企画が示されたが、その中でとりあげられた一つが、各地の災害の教訓を後世に残すという仕事である。
▼それは、教師の仕事の一つでもある。
▼全国各地には、多くの災害の教訓が残されている。
しかし、その多くは、誰にも見向きもされない状態になっている。
▼それを、今の世に生きかえらせ、解説などをつけ加え、後世に、千年紀は残るようにするという仕事である。
▼これは、TOSSだけでできる仕事ではない。多くの人々の協力が必要である。
協同して、仕事をするようになればうれしい。
▼東日本大震災に直面した現代の教師として、後世の人々への責任を、とりあえず、今月号の特集とした。町づくりにかかわるすべての方々と協同していきたいと思う。
(向山 洋一)
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- 明治図書