- 特集 “リズムとテンポ”をつくる授業習慣52
- 授業にリズムとテンポ=私のこだわり三か条
- 私のこだわり三か条
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- 「小刻み」をイメージしてリズムをつくる
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- 365日常に意識し続けること
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- リズムとテンポをつくる授業スキル=ポイントはここだ!
- 導入の第一声/中高の先生方も、TOSS型英会話指導に挑戦しよう
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- 目線の送り方/目と手を見る
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- 指示の出し方/短い指示がリズムとテンポをつくる
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- 発問の組み立て方/『10分間パーツ教材』を取り入れ、発問構成を考える!
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- 間のつくり方
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- 板書の仕方とノートのとらせ方/無駄のない短い板書をしよう!
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- 発表・説明のさせ方/もの、フォーマット、練習時間
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- 取り上げる子どもの発言の見極め方/子どもの発言の取り上げ方と数を考え、リズム&テンポを生み出そう
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- ほめ方/感情を揺さぶるほめ方
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- ICTの活用の仕方/授業の最初に二分だけフラッシュ
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- プロの目で診断 リズムとテンポがある授業/ない授業はここが違う!
- 自分の授業を省察して「3S」をつくる
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- ちょっとした意識の差が授業のリズムとテンポの違いにつながる
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- リズム・テンポのある授業とない授業の違いは何か
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- 授業にリズムとテンポをつくるための六つの条件とは
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- リズムとテンポを乱す授業の「ムダな言葉」=削り方のヒント
- 国語授業の「ムダな言葉」=削り方のヒント
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- 社会科授業の「ムダな言葉」=削り方のヒント
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- 算数授業の「ムダな言葉」=削り方のヒント
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- 理科授業の「ムダな言葉」=削り方のヒント
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- 音楽授業の「ムダな言葉」=削り方のヒント
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- 図工授業の「ムダな言葉」=削り方のヒント
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- 体育授業の「ムダな言葉」=削り方のヒント
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- 英語授業の「ムダな言葉」=削り方のヒント
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- 道徳授業の「ムダな言葉」=削り方のヒント
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- 若手教師の体験談 リズムとテンポで私の授業はここまで変わった!
- リズムとテンポのある授業が教師と子どもを変える
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- 子どもが180°変化した、リズムとテンポのある授業
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- 新卒から2年間で私が学んだ技
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- 子どもが自ら動くしくみを教師がつくる
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- リズムとテンポをつくる「授業アイテム」をこう使いこなす
- フラッシュカード/授業開始場面ですぐ始める。カードをめくるスピードが命
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- スマートボード/スマートボードでリズム・テンポよく授業するには、コンテンツの工夫が不可欠
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- デジタル教科書/高い性能より、高い授業技量が必要
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- 百玉そろばん/子どもの意表をつき、笑顔で楽しそうに玉を弾く
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- リズム太鼓/動きを引き出す魔法の道具「リズム太鼓」のユースウェア
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- 五色英語かるた/リズムを崩すイレギュラーを排除し、テンポを保つ
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- Q&A 教室の“この空気”=リズムとテンポをどうつくる?
- 子どもが上の空の月曜1時間目=リズムとテンポをどうつくる?
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- チャイムが鳴っても席につかない=リズムとテンポをどうつくる?
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- 教師の投げかけに教室シーン=リズムとテンポをどうつくる?
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- 話し合い、討論が停滞ムード=リズムとテンポをどうつくる?
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- 私語で教室ザワザワ=リズムとテンポをどうつくる?
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- 子どもグッタリの体育直後=リズムとテンポをどうつくる?
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- リズムとテンポでダラダラ学習脱却!“変化のある繰り返し”をこう仕組む
- 漢字練習/我流を排す。空書きに変化をつける
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- 音読練習/全体像を把握し、指導法を選択する
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- 地名・地図学習/クラス中が熱狂する地図帳を使った地名探しの授業
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- かけ算九九練習/かけ算九九は音読と同じである。音読指導の原理を採り入れることで毎日楽しく練習できる
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- 合唱練習/音読の手法で「変化のある繰り返し」
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- 準備運動/基礎感覚をふまえて、変化のある繰り返しで楽しく準備運動
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- 英会話練習/相手・教具・場を変化させて、楽しく会話練習させる
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- 英単語練習/中学英語の単語指導は拍を刻むリズムが安定感を生む
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- 特別支援を要する子にも心地よいリズムとテンポのつくり方
- 小学校/発達凸凹に応じたリズムとテンポを意識する〜ゆっくりなほうが優しいという常識を打ち破る〜
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- 中学校/間の取り方を意識する
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- 小特集 通知表作成で困らないメモのとり方・残し方
- 「学習面」のメモのとり方・残し方
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- 「生活面」のメモのとり方・残し方
- 見開き二ページの記録ノートを作成し、毎日、様子を記録していく
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- 「目立たない子ども」のメモのとり方・残し方
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- 「特別支援を要する子ども」のメモのとり方・残し方
- 記録を一元化し、状況をセットでメモするのがコツである。基本は文章でメモをすることであり、それができないときの方法を確保することが必要。発達障害の子どもが示す行動と状況をセットでメモをする
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- 私の教室環境づくり―ポイントはここだ (第3回)
- 子どもにとって価値ある教室をつくる
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- 私のクラスの“学級通信”or“学級新聞” (第3回)
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- 表紙の絵・目次の作品 (第3回)
- 読書感想画への道3/版画
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- 授業と学級づくりのインターフェース=今月の先回り布石 (第3回)
- 〈1・2年〉授業を変えよう!
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- 〈3・4年〉教室の「雰囲気」は授業でつくる
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- 〈5・6年〉いじめを発見するサインを見逃さない。いじめはいつの間にか進行している
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- 谷和樹プロデュース ビギナーズ・泣き笑い道場 (第3回)
- この指導案=ここを赤ペン添削すると大成功!
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- 〜子どもが変化する発問・指示がくっきりとわかる指導案―基礎感覚を身につけるには、楽しみながらたくさん経験させる―〜
- この学級経営案=ここを赤ペン添削すると大変身!
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- 〜学校の教育目標から子どもの実態把握と学級目標を導いた学級経営案〜
- 「係・当番・日直にリズムとテンポ」 (第3回)
- 6月の重点:イベントで仕掛ける
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- 今月の学校イベント=企画〜本番の準備・組み立てシナリオ (第3回)
- [修学旅行]だれが、いつまでに、何をするのか、明確にする
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- 実物紹介=今月の生活目標 (第3回)
- どの子にもわかる言葉で伝える
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- 今月のしつけ・重点目標はここだ! (第3回)
- 「応える」習慣をつける
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- 師尾喜代子プロデュース“ルールとモラル”を樹立する教室づくり (第3回)
- 今月のルールづくり
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- 〜給食指導のポイント5〜
- 今月のモラルづくり
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- 〜小さないじめを発見、抑制する方法が必要〜
- 生徒指導主任日誌=教師の本気度こそが試されているのだ! (第3回)
- 魔の6月、保護者をも支える
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- 特別支援教育に正対する=教師の剣が峰はここだ! (第3回)
- ひと工夫で目に見えて残るほめ方に
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- 編集後記
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- スキマ時間に使えるトレンド情報 (第3回)
- “アイコンカード”で物語をぐいぐい読み、話す!
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編集後記
“同じ教材、同じ指導案で授業を計画しても、実際の授業の出来は授業者次第で大きく異なったものになる”
よく言われることで、ある意味では当たり前のことでもありますが、この違いを生み出す要因について考えると、教材や指導案からははっきりと見えてこない“リズムとテンポ”が、一つの重要なキーワードになりそうです。
例えば、毎日の授業で先生が必ず行う「指示」。一方は、言葉を削りに削って、たった1秒で簡潔に伝えきる指示。もう一方は、1分、2分…と微に入り細に入り説明し尽くす指示。どちらの方が“リズムとテンポ”がよく、子どもが集中して授業に入り込めるかは明白です(このことは、その時間の授業だけにとどまらず、大幅に増加した教科書の内容を余すところなく教えきるという、もっと長いスパンの問題ともリンクしてきそうです)。
こういった“リズムとテンポ”をつくる技能は、場数を踏むことで、まさに“習慣”的に培われるものかもしれません。しかしながら、単に場数を踏んだから身に付くというものでもなく、“リズムとテンポ”をつくるのが上手な先生は、先の「指示」の例のように、授業の局面局面で、押さえどころをしっかりと意識されているはずです。
今回の特集では、授業に“リズムとテンポ”をつくる技能を、場面や教科ごとに徹底的に洗い出し、その押さえどころを検証していただきました。
(矢口 郁雄)
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- 明治図書