授業力&学級統率力 2013年5月号
思考の作戦基地に!ノート指導の極意

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授業力&学級統率力 2013年5月号思考の作戦基地に!ノート指導の極意

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2013年4月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 134頁
状態:
絶版
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目次

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特集 思考の作戦基地に!ノート指導の極意
ノート&学習用具―ここが“私のこだわり”
一年生には4B以上の鉛筆を
山田 洋一
思考の変化がわかるノートづくり
森竹 高裕
「マス目ノート」にこだわる
田丸 陛子
ノート指導=プロ教師はここが違う
思考活動とノート指導―ポイントはここだ
松野 孝雄
発想法とノート指導―ポイントはここだ
齊藤 真子
話し合いとノート指導―ポイントはここだ
小田 哲也
発表メモとノート指導―ポイントはここだ
香月 正登
有田式ノート指導の秘密を探る
子どもが、ノートを「思考の作戦基地」にする指導
有田 和正
「有田式ノート指導の秘密を探る」を読んで
「作戦基地」にしたくなるネタ開発
青柳 滋
有田式一年生「おたよりノート」に込められた深い意図とねらい
赤木 雅美
「新しい考えの足跡」をささえる探究学習
奥田 修一郎
「思考の作戦基地」は、教師の指導の積み重ねから生まれる
山下 真一
〈誌上紹介〉有田式ノート指導による「子どものノート」実物紹介
“教科書”と関連づけるノート指導のヒント
小学校“国語教科書”と関連づけるノート指導のヒント
服部 賢一
中学校“国語教科書”と関連づけるノート指導のヒント
渡辺 大祐
小学校“社会科教科書”と関連づけるノート指導のヒント
飛田 政彦
中学校“社会科教科書”と関連づけるノート指導のヒント
柳澤 一輝
小学校“算数教科書”と関連づけるノート指導のヒント
赤石 賢司
中学校“数学教科書”と関連づけるノート指導のヒント
武藤 寿彰
小学校“理科教科書”と関連づけるノート指導のヒント
福井 広和
中学校“理科教科書”と関連づけるノート指導のヒント
荒川 拓之
ノート習慣をつける指導のコツ
小学校低学年/ノートに書く習慣をつけるための二つの技術を指導する―慣れること&書き方が分かること―
兼田 麻子
小学校中学年/ノートの書き方を教え、チェックし、長く書いたことを評価していく
三浦 宏和
小学校高学年/教師自身がよいノートを準備し、自分からノートに書く習慣をつける
大関 貴之
中学校/「いつでも、どこでもノート」を教師自身が実践する
垣内 秀明
ノートでつくる授業ドラマ
思考する“国語ノート”と授業モデルでドラマをつくる
ドラマをつくる「討論」の授業への道筋
小貫 義智
思考する“社会ノート”と授業モデルでドラマをつくる
お手本ノートからオリジナルノートづくり
柳沼 孝一
思考する“算数ノート”と授業モデルでドラマをつくる
授業とリンクした算数自学
八和田 清秀
思考する“理科ノート”と授業モデルでドラマをつくる
「記録カード」と「見開き2ページノートまとめ」で思考させる
千葉 雄二
NGノート発見!こんなときどう指導する?
ダブルノート―どう指導する?
神谷 祐子
レイアウトを意識しないノート―どう指導する?
松崎 力
色づけに凝りすぎたノート―どう指導する?
江口 儀彦
間違い解答や漢字―どう赤ペンを入れる?
林 健広
内容不足のノート―どう評定する?
細羽 朋恵
そんなのあり!?ノートの工夫・アイデアフォーマット
国語「物語文読解」のフォーマット
武田 晃治
国語「説明文読解」のフォーマット
白坂 洋一
社会「観察」のフォーマット
新地 比呂志
社会「調べ学習」のフォーマット
恒川 徹
算数「計算問題」のフォーマット
渡辺 睦生
数学「証明問題」のフォーマット
板橋 眞紀子
理科「実験」のフォーマット
大堀 真
理科「観察」のフォーマット
戸井 和彦
小特集 教室の友達関係―SOSを見逃さないポイント
見えていないと思えば見えてくる
杉谷 英広
世界一の学級づくりの五箇条
安次嶺 隆幸
サインを出すのはほんの一瞬
田村 治男
「もやもや」システムが安心をもたらす
仲里 靖雄
「ヤンチャ坊主」集団の誰の様子を見るのかがポイントである
赤塚 邦彦
安定して活用できるしくみの確立を
石川 晋
「物」にかすかな心の動きを見る
櫛引 丈志
生活ノートで生徒のつぶやきをとらえる
山本 芳幸
わがクラスの表現活動 (第2回)
様々な表現で心のつながりを深める
八巻 寛治
わがクラスの集団遊び&学級イベント (第2回)
笑顔いっぱいのクラスをつくる!!
並木 孝樹
わがクラスの“裏文化&マイブーム” (第2回)
「電子」と「生物」のダブルブーム
田上 善浩
表紙&目次の絵 (第2回)
お話の絵「かもとりごんべえ」
井上 和子
戦後授業実践史のキーワードを問い直す (第2回)
班―島型に座る「学習の形態」なのか、子どもの「生活の居場所」なのか
深澤 広明
意欲を育てる教師の言動・駄目にする言動 (第2回)
いじめの相談にくるようにするには
金子 保
保護者を味方にする中学教師の仕事術 (第2回)
通信でつながりをつくる
長谷川 博之
勉強マンガ 東大生が教える勉強クリニック (第2回)
【今月の相談】「定期テスト前にノートを見ても思い出せません…」
清水 章弘
若手がインタビューわが校の誇り!“地の塩の教師”―その教育信条 (第2回)
副校長先生から熱き指導 “若手は「気概」を!”
澤田 英一
授業と学級づくり=できる教師の“今月の布石” (第2回)
小学1年生/初めての席替えでコミュニケーション能力を鍛える
岡 惠子
小学2年生/ルールの指導&心を癒す読み聞かせ
本間 尚子
小学3年生/学級の実態を把握し、修正を加える。そして、実行する
澤田 好男
小学4年生/子どもがよく動き、短時間で上手に指導する運動会指導のポイント
岩井 俊樹
小学5年生/できそうで難しい「毎日・全員発表」
八和田 清秀
小学6年生/運動会の準備
赤塚 邦彦
中学/ノート指導は学級経営のかなめ
竹中 廣司
中学/「誕生日に一声」と「日直インタビュー」で個々の生徒とつながる
川神 正輝
今月の学級行事・学校行事 リフレッシュ提案 (第2回)
小学校/運動会通信と個別評定がポイントである
間嶋 祐樹
中学校/保護者の信頼を得る。クラスイベントの布石を打つ
垣内 秀明
授業づくりをこうマネジメントする (第2回)
明日の予定は「いつも通り」?
中嶋 洋一
〜5月の問題提起を読み解くために〜
1 明日の予定は「いつも通り」?
中嶋 洋一
2 内発的動機づけは「課題」で決まる
中嶋 洋一
編集後記
茅野 現

編集後記

有田和正先生は、ノートのことを“思考の作戦基地”と主張されていたのだそうです。編集長の樋口から、その話を聞いたとき、「なんてうまいネーミングなんだ!」と、思いました。

ですが、自分の子ども時代を思い出してみると、思考の作戦基地にはほど遠く、何も考えずに、黒板の文字を写していただけのような…。ただ写すだけのノートでは、とても“思考の作戦基地”とは呼べないと思います。では、ノートを“思考の作戦基地”まで高めるには、何が必要なのか、本号はここに焦点をおいて発信していきたいと考えました。

ノートの使い方等を教えることはもちろん、教科の特性によって、ノートの使い方を変える?ということも必要なのだと思います。

また、かつては教科書には書き込みをしてはいけない?という指導もあったようですが、最近では、教科書に直接書き込んだり、線を引いたりと、作業帳としての活用も提案されているようです。教科書とノートをどう関連づけていくかも、一つのポイントになる気がします。

また、授業中のノートを家に帰ってきれいに写し直し、「これで復習はOK!」と満足している子どももいるようです。一見、きれいで美しいノートでも、何も学びになっていない、という状況もありそうです。

今回の特集では、ノートを“思考の作戦基地”化する極意にスポットを当ててみました。ノート習慣が身につく方法、教科書との関連をどうするのかといった点、考える子のノートの実物紹介まで、様々な角度からご紹介いただきたいと願いました。

(茅野 現)

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