- 特集 思考の作戦基地に!ノート指導の極意
- ノート&学習用具―ここが“私のこだわり”
- 一年生には4B以上の鉛筆を
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- 思考の変化がわかるノートづくり
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- 「マス目ノート」にこだわる
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- ノート指導=プロ教師はここが違う
- 思考活動とノート指導―ポイントはここだ
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- 発想法とノート指導―ポイントはここだ
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- 話し合いとノート指導―ポイントはここだ
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- 発表メモとノート指導―ポイントはここだ
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- 有田式ノート指導の秘密を探る
- 子どもが、ノートを「思考の作戦基地」にする指導
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- 「有田式ノート指導の秘密を探る」を読んで
- 「作戦基地」にしたくなるネタ開発
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- 有田式一年生「おたよりノート」に込められた深い意図とねらい
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- 「新しい考えの足跡」をささえる探究学習
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- 「思考の作戦基地」は、教師の指導の積み重ねから生まれる
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- 〈誌上紹介〉有田式ノート指導による「子どものノート」実物紹介
- “教科書”と関連づけるノート指導のヒント
- 小学校“国語教科書”と関連づけるノート指導のヒント
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- 中学校“国語教科書”と関連づけるノート指導のヒント
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- 小学校“社会科教科書”と関連づけるノート指導のヒント
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- 中学校“社会科教科書”と関連づけるノート指導のヒント
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- 小学校“算数教科書”と関連づけるノート指導のヒント
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- 中学校“数学教科書”と関連づけるノート指導のヒント
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- 小学校“理科教科書”と関連づけるノート指導のヒント
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- 中学校“理科教科書”と関連づけるノート指導のヒント
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- ノート習慣をつける指導のコツ
- 小学校低学年/ノートに書く習慣をつけるための二つの技術を指導する―慣れること&書き方が分かること―
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- 小学校中学年/ノートの書き方を教え、チェックし、長く書いたことを評価していく
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- 小学校高学年/教師自身がよいノートを準備し、自分からノートに書く習慣をつける
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- 中学校/「いつでも、どこでもノート」を教師自身が実践する
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- ノートでつくる授業ドラマ
- 思考する“国語ノート”と授業モデルでドラマをつくる
- ドラマをつくる「討論」の授業への道筋
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- 思考する“社会ノート”と授業モデルでドラマをつくる
- お手本ノートからオリジナルノートづくり
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- 思考する“算数ノート”と授業モデルでドラマをつくる
- 授業とリンクした算数自学
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- 思考する“理科ノート”と授業モデルでドラマをつくる
- 「記録カード」と「見開き2ページノートまとめ」で思考させる
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- NGノート発見!こんなときどう指導する?
- ダブルノート―どう指導する?
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- レイアウトを意識しないノート―どう指導する?
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- 色づけに凝りすぎたノート―どう指導する?
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- 間違い解答や漢字―どう赤ペンを入れる?
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- 内容不足のノート―どう評定する?
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- そんなのあり!?ノートの工夫・アイデアフォーマット
- 国語「物語文読解」のフォーマット
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- 国語「説明文読解」のフォーマット
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- 社会「観察」のフォーマット
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- 社会「調べ学習」のフォーマット
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- 算数「計算問題」のフォーマット
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- 数学「証明問題」のフォーマット
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- 理科「実験」のフォーマット
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- 理科「観察」のフォーマット
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- 小特集 教室の友達関係―SOSを見逃さないポイント
- 見えていないと思えば見えてくる
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- 世界一の学級づくりの五箇条
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- サインを出すのはほんの一瞬
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- 「もやもや」システムが安心をもたらす
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- 「ヤンチャ坊主」集団の誰の様子を見るのかがポイントである
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- 安定して活用できるしくみの確立を
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- 「物」にかすかな心の動きを見る
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- 生活ノートで生徒のつぶやきをとらえる
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- わがクラスの表現活動 (第2回)
- 様々な表現で心のつながりを深める
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- わがクラスの集団遊び&学級イベント (第2回)
- 笑顔いっぱいのクラスをつくる!!
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- わがクラスの“裏文化&マイブーム” (第2回)
- 「電子」と「生物」のダブルブーム
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- 表紙&目次の絵 (第2回)
- お話の絵「かもとりごんべえ」
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- 戦後授業実践史のキーワードを問い直す (第2回)
- 班―島型に座る「学習の形態」なのか、子どもの「生活の居場所」なのか
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- 意欲を育てる教師の言動・駄目にする言動 (第2回)
- いじめの相談にくるようにするには
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- 保護者を味方にする中学教師の仕事術 (第2回)
- 通信でつながりをつくる
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- 勉強マンガ 東大生が教える勉強クリニック (第2回)
- 【今月の相談】「定期テスト前にノートを見ても思い出せません…」
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- 若手がインタビューわが校の誇り!“地の塩の教師”―その教育信条 (第2回)
- 副校長先生から熱き指導 “若手は「気概」を!”
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- 授業と学級づくり=できる教師の“今月の布石” (第2回)
- 小学1年生/初めての席替えでコミュニケーション能力を鍛える
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- 小学2年生/ルールの指導&心を癒す読み聞かせ
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- 小学3年生/学級の実態を把握し、修正を加える。そして、実行する
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- 小学4年生/子どもがよく動き、短時間で上手に指導する運動会指導のポイント
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- 小学5年生/できそうで難しい「毎日・全員発表」
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- 小学6年生/運動会の準備
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- 中学/ノート指導は学級経営のかなめ
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- 中学/「誕生日に一声」と「日直インタビュー」で個々の生徒とつながる
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- 今月の学級行事・学校行事 リフレッシュ提案 (第2回)
- 小学校/運動会通信と個別評定がポイントである
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- 中学校/保護者の信頼を得る。クラスイベントの布石を打つ
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- 授業づくりをこうマネジメントする (第2回)
- 明日の予定は「いつも通り」?
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- 〜5月の問題提起を読み解くために〜
- 1 明日の予定は「いつも通り」?
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- 2 内発的動機づけは「課題」で決まる
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- 編集後記
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編集後記
有田和正先生は、ノートのことを“思考の作戦基地”と主張されていたのだそうです。編集長の樋口から、その話を聞いたとき、「なんてうまいネーミングなんだ!」と、思いました。
ですが、自分の子ども時代を思い出してみると、思考の作戦基地にはほど遠く、何も考えずに、黒板の文字を写していただけのような…。ただ写すだけのノートでは、とても“思考の作戦基地”とは呼べないと思います。では、ノートを“思考の作戦基地”まで高めるには、何が必要なのか、本号はここに焦点をおいて発信していきたいと考えました。
ノートの使い方等を教えることはもちろん、教科の特性によって、ノートの使い方を変える?ということも必要なのだと思います。
また、かつては教科書には書き込みをしてはいけない?という指導もあったようですが、最近では、教科書に直接書き込んだり、線を引いたりと、作業帳としての活用も提案されているようです。教科書とノートをどう関連づけていくかも、一つのポイントになる気がします。
また、授業中のノートを家に帰ってきれいに写し直し、「これで復習はOK!」と満足している子どももいるようです。一見、きれいで美しいノートでも、何も学びになっていない、という状況もありそうです。
今回の特集では、ノートを“思考の作戦基地”化する極意にスポットを当ててみました。ノート習慣が身につく方法、教科書との関連をどうするのかといった点、考える子のノートの実物紹介まで、様々な角度からご紹介いただきたいと願いました。
(茅野 現)
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- 明治図書