- 特集 これだけは知っておきたい医学用語とトラブルQ&A
- 特集について
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- 提言
- コーディネーターこそキーマン
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- LD・ADHDとその周辺の専門(医学)用語について
- ザ・定義
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- よく出てくる用語
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- 時どき耳にする用語
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- 保護者が教師にする質問ベスト10
- Q1・LDやADHDは治るのですか?
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- Q2・LDやADHDは増えているのですか?
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- Q3・育て方が悪いからだとよく言われるのですが?
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- Q4・LDやADHDは遺伝すると聞きましたが……
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- Q5・LDと言われたり,ADHDと言われたりするのですが?
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- Q6・同じ子どもで診断名が変わるのはなぜですか?
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- Q7・軽度発達障害の軽度とはどういう意味ですか?
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- Q8・ADHDには良く効く薬があると聞きましたが……
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- Q9・LDやADHDであることを本人に伝える時期と伝え方を教えてください
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- Q10・学級にLDやADHDの疑いのある子どもがいるのですが,その子どもの保護者にどう伝えたらよいでしょうか
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- 学校でよくあるトラブルとその解決法
- 子どもの診断名を保護者会で言ってしまい,厳重な抗議を受けた
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- ADHDを持つ子を特別扱いしているとクレームがくる
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- 不登校の背景要因としてのLDを認めようとしない保護者にどう接するか
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- ADHDではないかと思い,保護者に専門医に診せることを勧めたところ,教育委員会に「人権問題だ」と訴えられた
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- 診断を受けるたびに診断名が違うので,病院や相談機関に行く気がしないのだが
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- Essay
- 特別支援教育の進化
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- 子どものページ
- わくわくランド
- 【特別寄稿】「軽度発達障害カリフォルニア研修ツアー」に参加して
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- 親の会ニュース (第13回)
- LD等軽度発達障害児者親の会「ゆずりは」(栃木県)/佐賀筑後地区LD・ADHDおよびその周辺児・者親の会「夢気球」
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- 医療との連携 (第13回)
- ADHDの脳科学@
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- 〜ADHDの脳MRI研究について〜
- 実践の小箱/臨床学校現場から (第12回)
- だいじょうぶ,きっと伸びる
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- 情報最前線/行政や海外の動向は (第13回)
- 「発達障害者支援法」成立〜平成17年4月1日施行〜
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- 発達に沿った支援教育
- 保育園・幼稚園/「気づき」から「手だて」の共有へ
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- 小学校/読み書きに困難を持つ子どもへの工夫
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- 中学校/通常学級における特別支援
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- 義務教育以降/身近な体験の積み重ねが可能性を拓いていく
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- 一度は手にしたい本
- 『日本LD学会LD・ADHD等関連用語集』/『ちゃんと見えているかな?』*改訂版
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- 編集後記
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特集について
これだけは知っておきたい医学用語とトラブルQ&A
LD,ADHD,高機能自閉症,アスペルガー障害,ディスレクシア,PDD……。
小・中学校での特別支援教育の展開の動きが大きな波として押し寄せている今,軽度発達障害とその周辺の専門用語が学校現場でも飛び交う。LDは教育用語と言われるが医学用語とはどこがちがうのか。教育ではLDの判断と言うが,なぜ診断ではいけないのか。軽度発達障害と言うが何をもとに軽度と言うのか。高機能とはどんな機能が高いのか。子どもにつけられる診断名が専門機関で違うことがあるのはなぜか……本音で知りたい疑問が次々と湧いてくる。
保護者から伝え聞いた医学用語を学校ではどの程度使ってよいのか。よく分からないままに聞きかじった専門用語を使ったために,保護者とトラブルになったというケースもある。専門家の間で必ずしも一致しない診断名もあるようだし,子どもが成長するなかでいったんついた診断名が変わることもあるようだ。
目の前の子どもに対して診断名よりも,具体的にどう指導するかが大切だと誰しもが言うが,診断名が一人歩きする現実もよく目にする。教育と医学は互いに協力連携してとは言われ続けてきたが,用語については教育という共通の土俵で,何をどのように用いていけばよいのだろうか。
特別支援教育がさまざまな専門領域間における協力体制のなかで,子どもへの適切な対応を求めて展開していくとすれば,専門用語についても一定の時点で検討,整理していくことが求められる。
ことばを知り,ことばを学び,ことばにしばられず,指導に活かす。ことばが先にあるのではなく,ことばは実態をよりよく理解するための共通の『鍵』であり,整理のための『仮の箱』だとも思う。
本号では,広がりつつある特別支援教育のなかで使われる可能性の高い専門用語,医学用語のなかから,これだけは教師に知っておいてもらいたいと思われる用語とそれらをめぐるさまざまな課題をQ&Aのかたちで,各界の専門家からやさしく解説してもらった。
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- 明治図書