総合的学習を創る 2002年4月号
総合のスタート“優れトーク&モノ”100選

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総合的学習を創る 2002年4月号総合のスタート“優れトーク&モノ”100選

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ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2002年3月
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

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特集 総合のスタート“優れトーク&モノ”100選
総合のスタート:第1日目は何をするか―と聞かれたら
第一日目から本題(授業)に入るべし
飯田 清美
コミュニケーションスキルアップを
熊谷 壽
英会話の授業をする
善能寺 正美
子どもに語る「総合の時間」ですること・学ぶこと―オリエンテーション・ガイダンスのポイント―
力をつけるために国語辞典を
大北 修一
立ち上げは、問題意義を引き出し、子どもに返す
工藤 和子
「教科書がない学習」をどうイメージさせるか
嶋ア 修
「食」&「命」―第五学年での取り組み―
村上 義輝
“こんな年間計画”をバックに最初の授業をこうつくる
3年の年間計画と最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
小野間 正巳
4年の年間計画と最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
平松 孝治郎
5年の年間計画と最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
村野 聡
6年の年間計画と最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
山口 伸一伊藤 寛子
中学の年間計画と最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
西島 晃
中学の年間計画と最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
永島 稔明
現代的課題でスタート―最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
環境のポイントと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
工藤 祝子
情報のポイントと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
野中 伸二
国際理解のポイントと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
森 宏介
福祉のポイントと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
成澤 純子
小学英語のポイントと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
末永 澄子
地域学習でスタート―最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
3年の地域学習と最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
上木 信弘
4年の地域学習と最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
浅野 秀之
5年の地域学習と最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
澤田 好男
6年の地域学習と最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
吉崎 安浩
学び方スキルでスタート―最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
学習課題発見スキルと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
細村 一彦
関わりスキルと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
石橋 昌雄
調べ活動スキルと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
酒井 隆光
体験活動スキルと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
池田 隆
インターネット活用スキルと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
谷 和樹
パソコンスキルと最初の授業“トーク&モノ”ベスト3
中地 直樹
わが校の総合の評価規準と総合のスタート―何から始めるか―
定義がアプローチを規定する―育みたい力にターゲットを絞る
大瀬 克彦
支援活動の活性化も願った評価基準作り
松本 正
生徒とともにつくろう学習目標に合わせた評価規準
原島 秀夫
地域素材で創る総合的学習―プロの手法に学ぶ (第1回)
阿蘇山のマグマだまりはどこにあるのか
佐藤 琢朗
私の英会話授業&教材キット (第1回)
楽しい!英会話の授業〜英語カルタやゲームで盛り上げる
勇 和代
ウェッブで調べ学習:ポイントはここだ! (第1回)
演繹的アプローチでいこう
高橋 時市郎
知の成長を刺激する“総合的学習の教材ツール” (第1回)
千尋スタイルの刺激で“知は成長”する
塚原 正彦
子どもの姿から診る“総合の好感度” (第1回)
好感度はまずまず、「困難解決度」はもう少し
青柳 滋
総合的学習の評価―何を見とり、どう返していくか (第1回)
総合的学習における評価規準の位置づけについて
加藤 明
説明責任を果たせる総合的な学習の十分条件 (第1回)
「生きる力」を育てる実践の十分条件
田中 博之
学習指導から考える“学力論” (第1回)
教科学習と「総合的な学習の時間」
西林 克彦
世界で進む“総合・体験・サービス学習” (第1回)
ドイツの場合―違いはない“市民・公民・国民”
藤澤 法暎
体験で語る“小学校英語の発進・ここがポイントQA” (第1回)
“抵抗勢力”といかに戦うか(1)
大森 修
地域素材で創る総合的学習―プロの手法に学ぶ (第1回)
阿蘇山のマグマだまりはどこにあるのか
須藤 靖明佐藤 琢朗
編集後記
樋口 雅子
盲導犬―福祉の授業で取り上げたい“実像” (第1回)
「盲導犬の仕事」について写真や資料、Q&Aでご紹介します
松井 進

編集後記

〇……手元にある全国中学校長会の機関誌には「総合的な学習の時間」の実施状況についての全国調査の結果が報告されています。

 それによると,内容では「地域学習」が80%と圧倒的多数であり,次が「生き方学習」65%,「環境教育」59%,「福祉健康教育」49%,以下「情報教育」25%,「国際理解」23%というようなことで,やはり地域学習が圧倒的な人気?を集めているようです。

 また,実施にあたってのガイダンスは学年単位が97%となっています。

 もちろん,小学校と違い英語が教科としてあるなど,中学校独自の学習環境というか条件の問題もあると思います。

 しかし,私が予想していたよりも多くの学校で,生徒に対してオリエンテーションやガイダンスをやっていることに,新しい学習分野へのスムーズな展開に努力される先生方の姿勢というか危機感?をさえ感じました。ということは,逆にそういう手だてをしないとこの時間がうまく展開できないのではないかという懸念をもっている…ということもいえるのではないかと思うからです。

 そういう点からいっても,この時間の最初の授業は,その後の1年間を印象付ける大事なスタートになるのではないか…と思います。

 どういうことを子どもに語りかけ,問いかけ,そしてどんなモノ・グッズを用意することがよりベターなスタートをきることにつながるのか,具体を御紹介したいと願いました。もちろん,総合では特にカリキュラム・年間計画が何にもまして大事なことは言うまでもありません。ただ単に最初の授業がうまくいくようにすればいい―といった問題でないことは言うまでもありません。

 本号では,この問題とからめての,最初の授業づくりをどうすることがよいのか,ご提案をいただきました。

(樋口雅子)

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