総合的学習を創る 2002年3月号
総合の年間計画=全国情報で最終点検

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総合的学習を創る 2002年3月号総合の年間計画=全国情報で最終点検

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ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2002年2月
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 総合の年間計画=全国情報で最終点検
総合は今―どこに向かっているのか
“選手団席”からのメッセージと診断
小林 毅夫
“応援団席”からのメッセージと診断
奈須 正裕
“外野席”からのメッセージと診断
長尾 彰夫
“オーナー席”からのメッセージと診断
中野 重人
“監督席”からのメッセージと診断
嶋野 道弘
“評論家席”からのメッセージと診断
有田 和正
“放送席”からのメッセージと診断
安達 拓二
〈私の主張とアドバイス〉あなたの“総合の年間計画”=最終チェックのポイントはここだ!
こんな“ムリ”はありませんか
あれもこれもは禁物、豊かな体験とその振り返りを
村川 雅弘
学年間の順序性・学年内の順序性の見直し
馬野 範雄
こんな“ムダ”はありませんか
学校カリキュラム構築や異校種連携の可能性
木原 俊行
改めて「学校として、何をどう学ばせるか」を考えたい
中田 正弘
これ“忘れて”いませんか
足もとに忘れ物がある
古藤 泰弘
「教科との共振、研修計画、危機管理対策」を忘れていませんか
柴田 幸夫
これ“入って”いますか
中間発表会とポートフォリオ会議を位置づけよう
片上 宗二
忘れちゃいけない!英語・日本語・教師のかかわり
新保 元康
こんな“独り善がり”はありませんか
本当に子どもが育つ?
無籐 隆
スキル重視で総合的な学習は本当にいいのか?
百田 止水
わが校の“総合の年間計画”なぜこうなったのか―特色とコンセプトの紹介
課題に立ち向かい立志を育む
大森 修
全体テーマは「心の地図を広げよう!」
神永 典郎
学級独自の子どもに旬なカリキュラム
斉藤 一弥
年間計画にはキーワードとキャッチフレーズを!
大前 宣徳
自己決定システムで「生きる力」を引き出す
渡辺 昭
主張のある“総合の年間計画”―チェックポイントはここだ!
現代的課題に応える年間計画のチェックポイント
谷口 和也
教科と関連付けた年間計画のチェックポイント
西村 公孝
小学校英語を入れた年間計画のチェックポイント
小林 晶子
わが県の総合的学習の実践―傾向と方向42
北海道
田山 修三
青森
齋藤 治
岩手
田村 治男
宮城
大風 秀康
秋田
藤倉 欣浩
山形
田所 昭裕
福島
柳沼 孝一
茨城
藤井 千春
栃木
生田 敦
群馬
小池 哲也
埼玉
石井 宏明
東京
寺崎 千秋
千葉
工藤 和子
神奈川
麩澤 和雄
新潟
齋藤 勉
富山
水上 義行
石川
山本 昌猷
福井
吉澤 康暢
山梨
千野 毅
長野
手塚 恒人
岐阜
奥村 正彦
静岡
勝又 明幸
愛知
寺本 潔
三重
山川 亨
滋賀
清水 毅四郎
京都
西 孝一郎
大阪
田中 博之
兵庫
加藤 紀久
奈良
米田 豊
和歌山
福田 光男
鳥取
金兒 利明
島根
赤木 直行
岡山
岡田 英三
広島
多幾山 晃年
山口
野口 政吾
徳島
藤本 勇二
香川
旅田 敏弘
愛媛
日野 智徳
高知
茂松 清志
福岡
神代 明
佐賀
古川 元視
長崎
小澤 明
熊本
緒方 裕
大分
永田 忠道
宮崎
猪野 滋
鹿児島
木田 博
沖縄
吉浜 幸雅
福祉学習で使えるモノ・教具 (第12回)
バリアをとりはらう「ノンステップ&iポット」
小林 幸雄
環境教育で使えるモノ・教具 (第12回)
サケを育てて放流しよう!
楳内 典明
自分が好きになる・友達同士互いに尊敬し合う・未来志向になる!
未来に活かすパーソナルポートフォリオ
鈴木 敏恵
わが校の総合的学習の時間ハイライト
柴田 幸夫神永 典朗
イラストで総合的な学習 (第24回)
プロジェクト学習 その15
前田 康裕
〜プロジェクト達成を祝う〜
日本の子どもは今…TOSS全国ネット情報 (第12回)
子どもはやはり体育と芸能教科が好き
明石 要一
MAT式で英会話の授業をつくる (第12回)
さあ、次の新学期から、マットメソッドで英語を楽しく教えよう
仲田 利津子
〜10回のレッスンプランに挑戦してみよう!〜
未来教育・プロジェクト学習とポートフォリオ成功法 (第12回)
さあ、ポートフォリオをはじめよう!
鈴木 敏恵
福祉学習のカリキュラム設計図 (第12回)
一人暮らしの老人を訪ねる―その2
小林 幸雄
国際理解のカリキュラム設計図 (第12回)
世界の偉大なる遺産を知ろう―その3
本井 訓
情報教育のカリキュラム設計図 (第12回)
伝え方を教える
上田 洋一
環境教育のカリキュラム設計図 (第12回)
総合的な学習スタート!
楳内 典明
どうする「総合的学習の評価」 (第12回)
総合的学習のアカウンタービリティー
古川 治
編集後記
樋口 雅子
情報教育のおもしろ作品づくり (第12回)
自分の3Dキャラクターを作ろう!
高橋 勲
NHKデジタル教材「おこめ」 (第12回)
第19回「こめは地球を救う?」・第20回「私たちの未来とおこめ」
千代木 太郎

編集後記

○……生活科から始まって総合的学習でも、全国に名を馳せた上越市立大手町小学校から、来年度の研究案内が届きました。今年は何をメインに据えるのだろうか、と関心を持って開いたところ、

 新しい教育課程に対応したグランドデザイン/教育課程を評価する/基礎・基本の定着を図る学習改善/総合的な学習の最終チェック…となっていました。

 基礎基本への言及といい、総合が最後に回ったという点など、今までとは力点が変わってきているのかな、という感じを持ったのは、おそらく私だけではないと思います。

 というのは、まだ完全実施に入っていないにもかかわらず、「学力低下のキャンペーンのもとで、総合的学習がその元凶と―いわば生贄にされる…」というダメージがつくられつつあるように思います。

 ま、何も実績がないなか、期待だけが膨らんだ総合的な学習の時間創設の発表時よりも、嵐の中での船出の方が“家貧しくて孝子出ず”式の結果を産むかも知れませんが。

 そんなことより、中学・高校と上にいけばいくほど、総合的学習への取り組みも遅れているといわれています。でも?だから?というわけではありませんが、創設され、とにかく時間がそこにあるわけですから、なんとか年間計画は作成した―現段階では、そんなところもあるかと思います。

 そういう方々に対して、2月中旬発売の本号で、全国的に見ると、どういう方向が今後の総合の主流になるのか―など、最終チェックのポイントをご紹介いただきながら、軌道修正をするならこういう点だ…という情報を、読者にご提供できればと考えました。

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