特別支援教育の実践情報 2010年5月号
特別支援教育に取り組む新学期

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特別支援教育の実践情報 2010年5月号特別支援教育に取り組む新学期

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ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2010年3月17日
対象:
小・中
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

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特集 特別支援教育に取り組む新学期
特集について
宮ア 英憲
論説
今、特別支援教育に求められること〜教育力の一層の向上〜
木舩 憲幸
実践 仕事の流れ1年間「私の学級・教室づくり」
〈特別支援学校〉共通理解から始まるアセスメントに基づいた教育
小川 達夫
〈知的障害特別支援学級〉毎日取り組む活動に発展を!
井上 雅彦
〈情緒障害特別支援学級〉将来を見据えた学級づくり
原口 明子
〈通級による指導〉いつでも誰でも受け入れられる柔軟な教室づくり
有澤 直人
実践 新学期に取り組みたいABC
〈特別支援学校〉「見える」工夫で進める新学期の学級づくり
宮ア 葉子
〈特別支援学級〉子どもたちが生活しやすい教室環境を作る
楠本 久美子
〈特別支援学校〉楽しく学ぶための作成の工夫
橋 勝也
〈特別支援学級〉動いて育てる伝え合う力と共感力
岡田 浩志
〈特別支援学校〉1人で主体的に行動し、学級に貢献できる中学生を目指した1年生の4月のスタート
茂松 和美
〈特別支援学級〉見通しをもてるようにするための工夫
菜花 宏之
〈特別支援学校〉障がいのある子どもの捉え方
足助 裕子
〈特別支援学級〉人に、授業につなげる実態把握
箭内 吉文
〈特別支援学校〉進路に関わる保護者会の持ち方
中川 博俊
〈特別支援学級〉保護者の安心感が連携への第一歩
井上 真由美
ことばやかずを楽しく学ぶ簡単手作り教材 (第7回)
〈あつまれ、あつまれ〉こんどは何人?
象の会
授業がはずむ「おすすめアイテム」 (第74回)
アイフォーンであそぼう! おもしろアプリあつまれ
亀田 長治
提言
わが子に教えてもらったこと
室山 哲也
アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法
楽しく学べる、ソーシャルスキル!〜ボードゲームを利用したソーシャルスキル・トレーニング(SST)〜
石津 乃宣
パソコン学習における反復練習のコツ
沼田 恵子
授業を面白くする手づくりグッズ
目で見てよくわかる余りのある割り算
濱野 幸恵
繰り返し楽しく取り組める学習教材
上森 珠江
子ども生き生き・学習活動
【国語】すごろくでことば遊びをしよう
小早川 知代子
【算数・数学】生活に生かせる数の学習を目指して
大川 利恵子
【音楽】音楽によって子どもたちの動きを引き出す工夫
小笠原 智美
【造形】作って遊ぼう!! 木工作
小橋川 哲男
【運動】サイクリングだ ヤッホー!!
近藤 明子
【自立活動】『待つ』行動ができることを目指した取り組み〜視覚的手がかりを利用した自閉症生徒への支援〜
谷川 明香
コーディネーター便り (第19回)
アセスメントを生かした指導・支援
野見山 光
わが校が取り組む交流・共同学習 (第1回)
栃木県警察学校との交流における実践
安田 晃章
トピックス (第19回)
平成22年度予算:特別支援教育総合推進事業及び民間組織・支援技術を活用した特別支援教育研究事業等について
石塚 謙二
フォトライブ「授業」Part19/広島県立広島北特別支援学校 (第1回)
小学部/生活単元学習「つくる」 強きをたすけつつ、弱きをくじかない授業づくり
池頭 一浩
障害のある人たちの卒業後の自立を支える (第1回)
新しい生活の不安を和らげる工夫
小笠原 まち子
情報機器のなるほど活用術 (第19回)
iPhone(アイフォーン)活用術
亀田 長治
発達障害の子どもたちの社会性を育てるために (第1回)
社会性の問題と支援
藤野 博
漢字に苦手意識をもっている子どもへの支援 (第1回)
特別支援学級での「読み」の指導を通して
杉本 陽子
自閉症の子どもの算数指導 (第7回)
ひき算(10までのひき算)
河島 淳子高橋 知惠子
【小学部低学年】文字・かずの指導のポイント 発達支援と教材・教具 (第1回)
物を介した行動観察
立松 英子
発達障害の子どもを中心とした医療と教育の真の連携 (第1回)
福岡県久留米市の実践とその課題
山下 裕史朗
編集後記
宮ア 英憲

特集について

特別支援教育に取り組む新学期


新年度が始まります。この春から,特別支援教育に関わることになった先生方も多いと思います。新規採用として,特別支援学校や特別支援学級に着任された先生方,通常の学級から特別支援学級に転任された先生方など,新しい1年のスタートです。

この特集は,そのような新しく特別支援教育に関わることになった特別支援学校教師,特別支援学級担任,通級指導教室の担任,さらに,新しく通常の学級の特別支援教育コーディネーターとなった方たちを対象として,この1年間の仕事に見通しがもてるよう,そして新学期の今,取り組むべきことについての特集といたしました。

まず,実践の『仕事の流れ1年間「私の学級・教室づくり」』の部分については,「私が取り組んだ1年間」として,1年間の学級運営をスムーズに進めるために年度始め(4〜5月)に担任として行わなければならないこと,また,各学期で配慮することなどそのときどきに特に心がけていることについてポイントをあげて解説していただきました。

次に,実践の『新学期に取り組みたいことABC』として,学級づくりや生活づくり,各教科の年間指導計画の作成,子どもを把握するための資料活用や観察方法,保護者との連携など,特に4月のスタートダッシュを決めるために心がけたいことなどについて,具体的に紹介しています。

特別支援教育に新しく関わることになった先生方を対象とするわかりやすい基本的な内容を取り上げていますが,その世界に既に関わっていらっしゃる先生方にとっても,日頃の実践の振り返りや新たな実践のヒントにもなればと思います。

「特別支援教育の実践情報」編集代表/東洋大学教授 宮ア 英憲

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