- 特集 子どもが目を輝かす!教材・教具・ICTアイデア大集合
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- 地域と共に子どもを育む伝統の下,一人一人の子どもに応じた「開かれた教育」の実践へ
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- 写真で見る 工夫がキラリ★教室環境づくり・校内環境づくり (第8回)
- 安全でわかりやすい学校を目指して
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- 〜「分かった」「できた」「もっとやりたい」を実現できる環境整備〜
- 手と目で話そう! 言葉の前のことばとしての教材教具 (第8回)
- 操作で視線を引きつける(2)
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- 最前線レポート:「高校の通級」 (第1回)
- 皆でかかわる通級指導を目指して
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- はじめて通級指導教室の担任になったら―Q&Aでズバッと解決! (第2回)
- どのように個別の指導計画を作成したらよいですか?
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- 行動問題の読み取り方&対応法 (第2回)
- 特定の友達への他害への対応
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- 不器用な子どもに効果抜群の感覚運動あそび&学習支援 (第2回)
- かっこよくボールを投げよう!/かっこよくキャッチしよう!
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- 児童発達支援事業・放課後等デイサービスとの連携 (第2回)
- 放課後等デイサービスと学校の連携をどう図るか
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- どの子も楽しく! 指導のポイントがバッチリわかるわくわく造形活動 (第8回)
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- 特別支援教育最前線―紹介します,わが県のホープ&エース (第8回)
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- 編集後記
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編集後記
平成29年4月に,「特別支援学校小学部・中学部学習指導要領」が公示され,特別支援学校においては,望ましい社会参加を目指し,日常生活や社会生活に生きて働く知識及び技能,思考力,判断力,表現力等の育成と学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力,人間性等が身につくような指導が求められています。
知的障害のある児童生徒の学習上の特性としては,学習によって得た知識や技能が断片的になりやすく,実際の生活の場面で生かすことが難しいことが挙げられています。そのために,実際の生活場面に即しながら,繰り返して学習することにより,抽象的な指導よりも具体的に思考や判断,表現ができるようにすることで,生活上の様々な問題解決につながり,成功体験を多く積むことが,自信や意欲につながっていきます。つまり,子どもにとって「学びの文脈」があり,目を輝かせて取り組むことのできる教材・教具は,実際の操作や体験を通した学びの過程が重要であり,それにより学習活動に主体的に参加することが可能となります。
特別支援教育においては,児童生徒の実態把握から課題を焦点化していくに当たって,指導開始時点までの学習の状況から,児童生徒の「できること」「もう少しでできること」「援助があればできること」「できないこと」などが明らかになります。これらのうちから,その年度の指導目標に焦点を当て,中心となる課題を選定することが肝要であり,その教材・教具は,まさに教育内容です。教材・教具は,提示の仕方一つにも工夫を凝らし,「できた」や「わかった」を繰り返しながら,改善を加えることで,さらに生きてくることとなります。児童生徒の生活に即し,課題に対応した教材・教具は,「何を,どのように学び,何を身につけるのか」という視点で,作成に取り組んでいきたいものです。
そこで,今回のテーマは,「子どもが目を輝かす!教材・教具・ICTアイデア大集合」とし,各教科,領域及び合わせた指導において,特別支援を必要とする子どもの興味関心をひく教材・教具のアイデアをご紹介いただけたらと企画いたしました。
/是枝 喜代治・大井 靖
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- 明治図書
- 教材教具が特別支援での学びを支えるがその方法を見つけ出すことが難しい中、このような特集は大変ありがたいです。2020/4/2730代 特別支援学級
- ICT活用の具体が知りたくて購入しました。教材・教具・ICTとなっており、そのとおりで3分の1でしたが、内容は充実していました。2020/3/1250代・大学勤務