- はじめに
- 本書の使い方
- Chapter1 実習のためのスタディスキルズ
- 実習にのぞむ上での基本技術を確認しよう!
- WORK1 時間を管理する
- 1 引き延ばし癖をやめる
- 2 優先順位をつける
- 3 スキマ時間を活用する
- WORK2 文章の書き方を知る
- 1 文章の基本(文法)を知る
- 2 お礼状(手紙)の書き方を学ぶ
- 3 レポートを書く
- WORK3 マナーを知る
- 1 実習あいさつ(電話のかけ方他)をシミュレートする
- 2 敬語を学ぶ
- 3 身だしなみを確認する
- WORK4 保育関連用語を知る
- 1 保育関連用語を知る@
- 2 保育関連用語を知るA
- WORK5 教材研究の方法を知る
- 1 実習手引き書を読む
- 2 部分(設定・責任)保育
- ポートフォリオ あなたの成長を記録しよう@
- Chapter2 実習前の確認事項
- 実習にのぞむ上で必要な事項を確認しよう!
- WORK6 子どもを理解する(1)
- 1 発達の型を知る(発達の規則性/方向性)
- 2 発達の段階と課題(言語/情緒・欲求)
- 3 社会性(コミュニケーション/愛着)と発達
- 4 遊び(身体運動)と発達
- WORK7 子どもを理解する(2)
- 1 発達に障がいのある子どもの特性を知る
- 2 虐待を見抜く
- 3 子どもたちを多面的(クリティカル)に観る
- WORK8 保育観・保育者像をイメージする
- 1 保育観をイメージする
- 2 保育者の役割
- WORK9 安全管理と保健(危機管理)
- 1 守秘義務と情報管理
- 2 緊急時の対応@
- 3 緊急時の対応A
- WORK10 実習先を知る
- 1 幼稚園
- 2 保育所(園)
- 3 認定こども園
- 4 施設
- ポートフォリオ あなたの成長を記録しようA
- Chapter3 事前・事後実習
- 実習の事前・事後で必要な事項を確認しよう!
- WORK11 事前準備@:幼稚園・保育所(園)
- 1 実習の意味を知る
- 2 実習に向けての基本的心構えと態度を確認する
- 3 自己プロフィールを書く
- 4 実習あいさつに行く
- 5 子どもの姿の観察方法を学ぶ
- WORK12 事前準備A:施設
- 1 実習の意味を知る
- 2 実習に向けての基本的心構えと態度を確認する
- 3 実習計画書を書く
- 4 実習あいさつに行く
- 5 利用児(者)を理解する
- WORK13 事後反省
- 1 実習の振り返り
- 2 自己評価をしよう
- ポートフォリオ あなたの成長を記録しようB
- Chapter4 実習記録(日誌)・保育(指導)案を書く
- 実習中に必要な書く力を身につけよう!
- WORK14 実習記録(日誌)を書く
- 1 実習記録(日誌)を書く(幼稚園・保育所(園))
- 2 実習記録(日誌)を書く(施設)
- WORK15 保育(指導)案を書く:幼稚園・保育所(園)
- 1 3歳未満児の保育(指導)案
- 2 3歳以上児の保育(指導)案
- 3 縦割り(異年齢)クラスの保育(指導)案
- 4 特別な配慮が必要な子どもがいるクラスの保育(指導)案
- 5 保育(指導)案の記載上の注意点@
- 6 保育(指導)案の記載上の注意点A
- ポートフォリオ あなたの成長を記録しようC
- Chapter5 キャリアプランニング
- 実習を通して社会人としての自分を意識しよう!
- WORK16 キャリアをデザインする
- 1 自己分析
- 2 求められる人材を知る
- 3 キャリアプランニング@
- 4 キャリアプランニングA
- ポートフォリオ あなたの成長を記録しようD
- これだけは知っておきたいQ&A
- 参考文献
はじめに
本書は,保育者養成校に学ぶみなさんが実習にのぞむにあたり,「これだけは習得しておいてほしい」という著者の思いでつくられたテキストです。しかし,新人保育者の振り返りや実習指導者の指導書として活用していただける内容にもなっています。
みなさんにとって,学生生活の中で最もプレッシャーに感じるのが「実習」ではないでしょうか。理由の1つに,それまで学んで(体験して)きたことが通用するか否かという漠然とした「不安」があると思われます。
そこで,みなさんが主として実習前に,これまでに学んできたことについて再確認ができる,いわゆる「振り返り」のためのテキストをつくることにしました。
本書の特長は以下の通りです。
@書き込みができるサブノート形式
Aテーマごとに簡潔にまとめられた内容(基本「1テーマ見開き2頁」にて完結)
B各ワークを積み重ねることで「学習の成果」が(読者に)感じられるような構成
もちろん,実習後の「振り返り」もできるように,各Chapter末に「ポートフォリオ」を織り込みました。また「キャリアプランニング」(Chapter 5)を加えることにより,卒業後の「自分」をデザインできるようにも工夫をしました。
本書のワークを仕上げていくことにより,みなさんはこれまでに学んだことを振り返ることができます。この一つひとつの「振り返り」作業の結果はまさに「学習の成果」です。全てのワークを完成させた時点で「学びの成果をまとめたポートフォリオ」となるように構成されています。
ただ本書の場合,各ワークは必要最低限の内容となっています。もう少し深い情報が必要と感じたときは,授業で使用したテキスト等で確認することをお勧めします。
いずれにしても,みなさんが「自信を持って実習にのぞむ」ことの手助けを本書が担うことができれば幸いです。
最後に,出版にあたり明治図書出版の木山麻衣子編集長には格別のご配慮をいただきました。記して厚くお礼を申し上げます。
2014年9月 編者を代表して /谷川 裕稔
お詫びと訂正のお願い
この度は本書をご購入いただき、誠にありがとうございます。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、奥付執筆者紹介に一部誤りがございました。下記「正誤表」をご参照の上、ご利用賜りますようお願い申し上げます。
今後はこのようなことのないよう、細心の注意を払ってまいります。何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
正誤表
中村 真理子 | 四国大学短期大学部幼児教育保育科准教授 | |
正 | Chapter1-3,5・Chapter2-10(1) | |
誤 | Chapter1-3,5・Chapter2-10(1)・Chapter3-11(1)(2)(3)(4) | |
吉村 斉 | 高知学園短期大学幼児保育学科教授 | |
正 | *編集補佐・Chapter2-扉,6(3),P・Chapter3-扉,11(1)(2),P・Chapter4-15(5)・Q&A | |
誤 | *編集補佐・Chapter2-扉,6(3),P・Chapter3-扉,11(1)(2),P・Q&A | |
原田 美代子 | 四国大学短期大学部幼児教育保育科助教 | |
正 | Chapter3-11(4),13 | |
誤 | Chapter3-11(1)(2)(3)(4),13 | |
勝浦 美和 | 四国大学短期大学部幼児教育保育科助教 | |
正 | Chapter3-11(3)(5)・Chapter4-15(5)(6) | |
誤 | Chapter3-11(3)(5) | |
兼間 和美 | 四国大学生活科学部児童学科講師 | |
正 | Chapter4-15(1)(3) | |
誤 | Chapter4-15(1)(3)(5) |
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