- はじめに
- パズルのルール
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- 解答
はじめに
面白い教材は,必ず子どもの学力を伸ばします!
算数の教材には,次の4種類があります。
@ やさしくてつまらない問題
A やさしいけど面白い問題
B 難しくてつまらない問題
C 難しいけど面白い問題
子どもの学力を伸ばすのは,面白い教材だけです。面白ければ,子どもは必ず自分からやるようになります。
一番ダメなのは,やさしくてつまらないものを大量にやらせること。そして,できないと叱る。
単純な計算問題は,最初から面白くないものです。つまらない計算問題を大量にやらせても,子どもは苦痛なだけです。
ところが,やさしくても面白い問題があります。それがパズルです。
実は,計算問題もパズルも,やっていることは同じです。違うのは,完成形があるかどうかということ。
計算問題は,解いたら答え合わせが必要です。つまり,答え合わせをするまでは,問題が解けたかどうか,達成感を得ることができません。しかしパズルの場合,ルールさえ分かれば,マスに数字がうまった瞬間,自分が「できた!」ということが分かるのです。
そのときに出るのが快感物質です。子どもたちは「面白い!」と思い,「またやりたい!」と感じます。完成形が必ずあるものは,それに向かってがんばろうと思うのです。
ただし,最初から難しいものをやらせてはいけません。気力が続かないからです。やさしくても面白いのですから,まずはやさしい問題から,そして徐々に難しいものに挑戦していきましょう。難しくていったんあきらめても,またきっと再挑戦したくなるはずです。考えることに慣れてくれば,難しいパズルにどんどんはまっていくでしょう。そして,楽しみながら自然と,でも確実に計算力・思考力が身に付いてくるのです。
2014年10月 /宮本 哲也
たい。
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