- まえがき
- 本書について(教材・教具の使い方)
- 国語
- 1 色ビーズのペグさし
- 2 丸をつくろう
- 3 交差のあるペグさし
- 4 色の延滞ボックス
- 5 線を結んでみよう
- 6 ぎゅっぎゅっぎゅっ おにぎり
- 7 上原式手サイン絵カード
- 8 単語カードと絵カードのマッチング
- 9 色と物の名称理解マトリクス
- 10 ひらがな文字単語カード
- 11 動作語の理解
- 12 文を作る
- 13 漢字カード・常用漢字筆順辞典
- 14 G-Speak
- 15 デジタル絵本 動いてみよう
- 16 もりのかくれんぼ
- 17 テレビ絵本とルーレット鍋
- 18 くいしんぼおばけ
- 19 「スイミー」を読もう
- 算数・数学
- 20 玉ひも
- 21 同じ物の上に重ねよう
- 22 かたちをつくろう
- 23 輪ゴムのボード
- 24 1から3の数
- 25 1から5のドットかずカード
- 26 限定枠,自由枠のペグボード
- 27 ジグザグマグネット
- 28 上下左右 どれかな 探してみよう
- 29 色と物のマトリクス教材
- 30 大小の教材☆マグネット教材
- 31 Frog Pond Fractions Learning Game
- 32 アナログ計算機
- 33 繰り上がりの足し算補助教材
- 34 100かいだてのいえ
- 35 アクティブナンバープレート
- 36 お金カウントシート
- 37 割引計算機
- 38 見た目に惑わされない☆巨大天秤
- 39 時計の学習・マッチングカード
- 体育
- 40 大きな矢印
- 41 呼び鈴コーン
- 42 ワニさんを跳び越そう
- 43 マット運動 大きな前転をしよう
- 44 フーフーしながら進もう!!
- 45 水泳 友達と上手なバタ足で泳ごう
- 46 かんたんティーボール
- 47 パスケットボール
- 48 いろいろな動き
- 49 手作り簡易竹刀
- 音楽
- 50 ゆうびんやさん
- 51 ドレミファ 身体に合わせて
- 52 ドシラソファミレドで演奏しよう
- 53 動く色楽譜
- 54 同じ色のハンドベルを鳴らそう
- 55 リズム譜を作ろう
- 56 カップリズム
- 57 主旋律を意識して合唱しよう
- 58 iMovieを使って合奏しよう
- 59 リコーダーに挑戦!
- 図工・美術
- 60 くるくる回転台
- 61 ロボットで絵を描こう
- 62 富士山の絵を描こう
- 63 ぞうのエルマーの世界をつくろう
- 64 ARアートにチャレンジ
- 65 コマ撮りアニメーションを作ろう
- 66 4コマ漫画を作ろう
- 67 自分の作品を入れた写真を撮ろう
- 68 ユーチューバーになろう
- 69 鑑賞の活動
- 日常生活
- 70 朝の会・帰りの会 司会セット
- 71 フィニッシュボックス
- 72 ポケットカレンダー
- 73 とにかく花丸
- 74 移動支援カード
- 75 荷物の整理
- 76 自分で着替えよう
- 77 「へんこう!」のポーズ,カード
- 78 姿勢の保持 滑り止めマットの活用
- 79 いすゴムバンド
- 80 雑巾がけ練習用段ボール
- 81 ドロップス
- 82 プログラマブルキーボード
- 83 おにぎりVOCA
- 84 デジタル耳せん
- 自立活動
- 85 色をよく見てさしてみよう
- 86 ぱんだのたからもの
- 87 穴あき紙コップで舌体操
- 88 型はめスライディングブロック
- 89 自作絵本
- 90 冷蔵庫とんとん
- 91 こうえんであそぼう
- 92 くだものさん・やさいさんバス
- 93 する?される?Book
- 94 れんけつガッチャン
- 95 みんなで一緒にやさいさん
- 96 おはなしあそび
- SST
- 97 チャレンジ日記・発表
- 98 こんなときどうする?
- 99 ○○劇場へようこそ
- 100 あったか言葉・あったか行動を増やそう!
まえがき
「どんな教材がよいかな?」「こんな教材があったらいいな」「えっ!こんな発想があったのか」など,特別支援教育に携わる先生方は,いつも教材をどのようにしようか気にかけているのではないでしょうか。
特別支援教育では,多様な障害の種類や状態,特性等に応じたきめ細やかな指導の充実が求められています。個別の指導計画を作成する際には,学習の状況から「できること」「もう少しでできること」「援助があればできること」「できないこと」など,子どもの実態把握を明らかにしていきます。そして,実態の中から的確な課題を抽出し,指導のねらいや具体的な指導内容を設定していきます。その指導内容を達成するために,必要なものが「教材・教具」になります。教材の選定,教材・教具の開発は,まさに特別支援教育の専門性が求められるところです。教材・教具を通して,子どもの「わかった」「できた」がわかるとともに,教材・教具の正否が問われます。「できなかった」時は,子どもの実態に即した教材・教具でないからです。常に子どもから学び,教材・教具の工夫・改善をすることが大事です。
本書には,現在,特別支援学校等で実践をしている先生方からいただいた教材・教具・ICTのアイデアを100事例,収録しました。内容は,国語,算数・数学,体育,音楽,図工・美術,日常生活の指導,自立活動,SSTを紹介しています。少しでも日々の指導の一助になるとともに,多くのアイデアを共有できることを願っています。
【本書の特色】
@教材・教具の写真からねらい,工夫,使用方法を簡潔にまとめました。
A国語,算数・数学,体育,音楽,図工・美術,日常生活の指導,自立活動,SST,8の項目で教材・教具を紹介します。
B教材・教具は,基本的に手軽に購入したり,工夫したりできるものを中心に紹介します。
C教材・教具の配列は,おおよそ学習の段階を意識しています。
Dすぐに使えるように市販の教材も含めて紹介しています。
*本書は,特別支援教育の実践情報(明治図書)2019年6/7月号 特集「子どもが目を輝かす!教材・教具・ICTアイデア大集合」で紹介した内容を基に作成をしています。
2020年6月 編者 /村野 一臣
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- 明治図書