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そのライフスタイルは憧れて挑戦したことがあります…笑。実際それをやった日は、朝からへとへとで全く仕事にならなかったですね。私の先輩で、今も楽しんでそれを実践している人がいます。
つまり、自分に合ったスタイルというのがそれぞれにあると思っています。カッコつけて人の真似をしてもダメですね。
私の場合は、朝4時半ぐらいに目覚めて、まず朝の体操。体幹運動です。その後、コーヒーかお茶を淹れて一服。読書をしたら、メルマガ原稿等を書きます。そしてゆっくり朝食をとって自転車で出勤です。朝を快適に過ごすだけで、一日中仕事がはかどります。
基本的には、まずソレもコレも手を出すことです。自分が本当にやりたいことをやってしまう。これが最優先。よく家庭科の学習で「必要」と「欲しい」のどちらが優先か、みたいなことをやりますよね。常識的には、「必要」を優先するのですが、ここを敢えて「欲しい」優先でいきます。そうすると、時間が足りなくなります。で、何が起こるかというと、「工夫」です。今まで10の力で10の結果を出していたのを、5の力で10の結果を出せるよう工夫せざるを得なくなります。自分を楽しませる方に追い込む訳です。
私が最優先で捨てるのは「労力をかけても大して結果の変わらないこと」ですね。本書の中で「所見へのこだわりを、捨てる」ということを書いていますが、ここは他のことにも波及する大切なポイントです。子どもと親が通知表を受け取って、真っ先に見るのは?そう、教科の評定欄です。通知表の所見欄に恐ろしく時間をかける人がいますが、普段の授業に愛情を込めて、力をつけてBをAに上げる方が余程いい。つまり、ニーズを読むということ。やたらに作り込んだ指導案やプレゼン等も同様です。誰も見てませんから…笑。
生まれた時間によってできた人とのつながり、ご縁です。それは、家族であったり、友人であったり、新たな仕事をさせていただく方であったり、様々です。
本書編集担当さんとのご縁もこれです。自分で作り出した時間でメルマガを書き、それを私の親友の飯村友和先生(『やる気スイッチ押してみよう!元気で前向き、頑張るクラスづくり』共著者)が読んでくれ、当時担当だった編集さんに紹介してくれたのが本書誕生のきっかけです。人生は、自分を含めた人とのドラマがすべてだと思っています。一方モノは、その媒介になるので、やはり大切です。好きなモノに囲まれて生きれば、人生が輝きます。だから、整理整頓もやはり大切なのです。
私は、自分の人生だから、すべてが自分の選択だと思っています。だから、何にでも挑戦します。逆にやりたくないことは、一切やりません。私の人生だからです。
今の先生方は、求められることが多すぎます。しかし、立ち止まると、そのすべてには対応できないという事実に気付くはずです。誰もあなたの人生を守ってはくれません。人生を取捨選択し、どうでもいいことを適当に流す。この気楽さをもつために、本書を一度手にとってみてほしいと思います。全国の先生方から「忙しい」の言葉を減らしていく一助になればこの上ない幸せです。