きょういくじん会議
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出生率上昇―団塊ジュニア頑張る
kyoikujin
2007/6/9 掲載

この画像はイメージです 7日の時事通信の記事によると、わが国の出生率がわずかながら上昇したようです。柳澤大臣をはじめ、厚生労働省のお役人の皆様もほっと胸をなでおろしているところでしょう。え? 焼け石に水ですって?

 1人の女性が生涯に産む子どもの数の推計値である「合計特殊出生率」が昨年は1.32となり、2005年を0.06上回ったことが、厚生労働省が6日公表した人口動態統計で分かった。出生率が前年から上昇したのは2000年以来6年ぶり、1.3台に回復したのは4年ぶり。

 1.32という数字、それほど多くないということはなんとなく分かりますが、では、どれくらいあれば理想的といえるのか、分かりにくいところです。そこで、わが国の過去の出生率や、他国の出生率など、いくつかの数字をひろってみました。

 2.08……人口増減の境目とされる数字
 1.75……経済同友会が「目指すべき」としている数字
 4.00以上……わが国の第1次ベビーブーム期の数字
 7.91……ニジェールの数字(2000-2005年)
 2.04……アメリカの数字(2000-2005年)

 これを見ると、1.32という数字は、まだまだ少ないと改めて感じさせられます。もちろん、地球規模で考えれば、むやみに人口を増やすことがよいとは思いませんが、連日報道されている「年金」や「介護」の問題を考えると、急激な人口の減少は、望ましいものとはいえないでしょう。

 さて、この出生率、日本が最低というわけではありません。お隣りの韓国の出生率は、なんと1.13。「お互い大変ですな」と声をかけたいところです。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/6/9 12:10:14
    ニジェールsugeeeeeeeeeeee
    • 2
    • 名無しさん
    • 2007/6/11 17:17:09
    韓国の方が少ないんですね。なんか意外。
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