金曜はノー残業デー 文科相が省職員に指示
金曜日は全員7時までに帰らせるように―伊吹文科相が10日、閣議後の記者会見で明らかにした文科省「ノー残業デー」の構想だ。伊吹文科相は、「教育の原点は家庭」だとの認識を改めて示し、文科省職員が率先して「家庭の時間を大事にする」よう「早めの退庁」を指示したとのこと。
裏を返せば、文科省職員の方々は普段から7時以降の残業を恒常的に行っているのだろう。安倍政権が掲げる教育改革、それと同時に進行している次期学習指導要領の改訂作業など、教育関係の審議会等が目白押しのこの時期、多忙を極めることは容易に察せられる。
学校現場の先生方の実態も、先ごろ公表された「教員勤務実態調査」に詳しい。この調査結果をまとめた6月13日のBenesse教育研究開発センターの記事によると、小中学校の先生の平均残業時間は2時間9分だ。
民間でのノー残業デーの実態の一部は、6月15日に産経新聞が「広がるノー残業デー」と報じたところ。
中にはノー残業デーを取り入れている学校もあるだろう。その分、持ち帰りの仕事が多いということもある。伊吹文科相が言うように、教育に関わる人間が率先して「家庭の時間を大事にする」ことができるまでにはまだ遠い、のかもしれない。
皆さんの職場では「家庭の時間」―確保できていますか?
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
先生への仕事の負担を減らすことが一番大事なような気がする。
定刻に帰宅する人もいれば、4時間以上残業している人もいるのだ。
帰宅後に家で仕事をしている人もいるのだ。
それにしても仕事負担を減らすには、まずは部活動を廃止せよ。
この2人は帰ってきたら、きっと考え方が現場寄りになっているのに、周りは相変わらず現場のことなんて考えてないから、省内で浮いてしまいそう。
「教育は会議室で起こってるんじゃない!現場で起こってるんだ!」って啖呵きって闘って欲しいけど無理だろうなぁ・・・。
全員行けば良いのにね。
が、やっぱり仕事全体の量を減らすか、より分散させないと・・・。
結局のところ、パフォーマンスで終わってしまう気がします。
全く世間的には影響がなさそうだな。
むしろぬるま湯公務員と叩かれるだけ。
そんなことより現場の教師の仕事負担をいかに減らすかを
もっと真剣に考えてくれないかな。