25日付けのスポーツ報知の記事によると、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手（34）を主人公にした絵本が来月発売されるとのこと。今まで漫画などで描かれたことはあったものの、絵本では初登場となる松井選手。数多くのホームランを放ってきた野球界のスーパースター「ゴジラ」が、今度は絵本の中でも子どもたちに夢を与えてくれそうです。

　松井が主人公の絵本「ぼくんちに、マツイヒデキ!?」（作・あさのますみ、絵・飯野和好、税込1,260円）は、テレビで大リーグ中継を見ていた「ぼく」と松井の触れ合いを描いた作品。テレビの中から松井が飛び出して、「ぼく」の目の前に現れるところから物語はスタートします。ダイナミックに描かれる松井の姿や表情とともに、野球の楽しさや、彼ほど素晴らしい選手はいないとも言われるその人間性までもが伝わってくるような作品に仕上がっているそう。担当者は「この絵本を通じて松井選手や野球に親近感や興味を持ってもらいたい」と語っています。

　憧れのスターが突然現れたら…という、子どもたち誰もが抱く夢を描いたこの作品。野球が好きな少年少女はもちろんのこと、そうでない子どもたちにも楽しめそうです。
　松井秀喜選手も、「読んでくれたみんなに夢を持ってもらえればうれしい」と子どもたちの手に絵本が届くことを楽しみにしているんだとか。小さなファンの大きな期待に応えてもらえるよう、左ひざのケガにも負けず、これからもぜひ活躍し続けてほしいですね！（学習研究社より5月15日発売）