- きょういくじん会議
この夏スタートした新しい国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2010」ですが、10月いっぱいで閉幕になります。同時開催でキッズトリエンナーレも開かれ、子ども向けの企画も充実したあいちトリエンナーレ。まだ行かれていない方は、芸術の秋のおでかけスポットにいかがでしょうか。
トリエンナーレって?
トリエンナーレとは、3年に1度開かれる国際芸術祭のことで、日本には大きなものとしては「横浜トリエンナーレ」と「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」がありますが、今年から愛知県でも開催されることになりました。こうした芸術祭は、世界の最先端の芸術を一挙に味わうことができる貴重な機会です。また、美術館やホールだけでなく町全体を巻き込んで開かれるため、普段芸術に触れる機会のない方が芸術に出会うきっかけにもなるでしょう。
キッズトリエンナーレ!
今回のトリエンナーレでは、子ども向けのキッズトリエンナーレという企画も同時に行われています。あいちトリエンナーレの会場でもある、愛知芸術センターの8階に設けられた「デンスタジオ」は子どものための創作の場で、紙、布、絵の具などが用意されており、いつでもだれでも無料で楽しむことができるようになっています。週末には、鑑賞ツアーや、アーティストとのワークショップ、愛知県のものづくりの体験など、多様なプログラムが開かれているようです。また、キッズトリエンナーレホームページにあるダウンロードコーナーには、あいちトリエンナーレで鑑賞授業をするための授業案が用意されています。まだ頭の柔らかい子どもたちにこそ出会わせたい現代アートの鑑賞授業、おもしろいかもしれません。閉幕間近となってしまいましたが、興味をもたれた先生方はぜひのぞいて見て下さい。
3年に1度のアートのお祭り、しかも記念すべきスタートの年、この3連休に遊びにいってみませんか。