行列のできる!? 学校法律相談所を設置―東京都港区
12日の毎日新聞の記事によると、東京都港区は区立の幼稚園、小中学校の教員が、保護者や住民からのクレームやトラブルを専門の弁護士に相談できる窓口を区内5ヶ所に設置するとのこと。
保護者の学校への要求やクレームはますます多様になってきているようで、中には理不尽と受け取れるものや、給食費の未納問題のような非常識なトラブルもある。
一方、こういった問題が表出する機会が増えたことで、保護者と教員との間の不信感ばかりが募ることを危惧する声もある。全国でも珍しい港区の試みだが、学校をめぐるトラブルに関して、第三者の専門家に解決方法を相談できるシステムは、教員の負担を軽減するだけにとどまらず、保護者や地域住民にとっても、不満に対して納得できる返答を得る機会が増えることにつながり、両者の理解を促す効果も期待できそうだ。
- 教員向け相談窓口:クレームやトラブル、複雑多様化 東京・港区、親対策に弁護士(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20070612ddm041040162000c.html - 学校トラブルで弁護士が助言 東京都港区教委、初の導入(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007061290075337.html
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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