新型インフルエンザによる臨時休校数は減少―文部科学省
2009/5/27 掲載
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26日に文部科学省が公表した「学校の臨時休業(休校)状況について」によると、新型インフルエンザの感染拡大防止のため、臨時休校措置をとっている学校は全国で584校(26日17時現在)で、25日(10時現在)に比べ200校近くも減少したことがわかった。27日に滋賀県で授業が再開されたことを受け、さらに学校数は減る見込みだ。
584校の内訳は、国公立・私立を合わせて、幼稚園が111園、小学校が99校、中学校が78校、高等学校が134校、特別支援学校が12校、高等専門学校が1校、大学・短期大学が58大学、専修学校・各種学校が91校となっている。地域別の臨時休校数は多い順に、滋賀県が325、京都府が230、大阪府が13、兵庫県が10、神奈川県が6となっている。
新型インフルエンザに関しては終息の方向に向かっているとの報道も一部であったが、感染者の出た地域への修学旅行を中止した学校も多い。文科省は27日の朝日新聞の記事にあるように、26日に教育委員会への通達を行ったが、今後は中止になった学校では延期して実施するかどうかの検討が必要となりそうだ。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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