Eduマガのヨミカタ
毎月発行される教育雑誌の中から、その時期にぜひ読んでほしい厳選記事をご紹介するコーナーです。
楽しくて力のつく宿題、出していますか?
国語教育 2013年11月号
教育zine編集部
2013/10/10 掲載

 『国語教育』2013年11月号の特集は、「国語好きにする“新感覚の宿題”レシピ50」。偏と旁ごとにする漢字練習、授業内で書ききれなかった行事作文を完成させる―などなど、たしかに「書くこと」に偏りがちな国語の宿題は、あまり好きではない子も多いのかも…?

 大月ちとせ先生の小学1年生への宿題は、まさに「新感覚」。“テレビを見る”という宿題を通して、判断力・予見力の育成を図り、授業時間に似た時間配分の課題にすることで授業とリンクさせ、次に控えた教科書教材への誘いにもなっている―それでいてとっても楽しい宿題です。子どもには意識させていませんが、いくつもの明確なねらいに裏打ちされたこの宿題、ほかの学年でも実践の価値あり!です。
 漢字の宿題がどうしても面白くないものになりがち…という先生は、関本裕介先生の「グループで取り組む」漢字練習のご実践をぜひご覧ください。習得から活用まで、子どもたちが楽しく取り組めること間違いなし、宿題忘れが激減するかも?な取り組みです。プリントの実例写真も載っているので、追試されてみてはいかがでしょうか。

 小特集では、この夏開催された国語教育関連の大会・セミナーのご報告をいただきました。国語教育界の動向が一望でき、来年度、行ってみたい研究会が見つかるかもしれません。ぜひご一読を!

コメントの受付は終了しました。